この記事では新町川の新春の恒例行事「新町川寒中水泳2016」についてレポート。
目次
寒くても新町川寒中水泳はやる
朝、記事のネタになるな…と思い雪を撮っていたら、こんな天気の中でなにやらステージを設営してるので何かと思えば、第22回新町川寒中水泳の準備中。

9時から開催とあったので時間に行ってみると、やはり開催のよう。お天気は少し回復してきました。

大学生の皆さんが太鼓を披露。寒いのに半袖になっての熱演!

現徳島市長の原秀樹さん。
来賓として招かれているようですが、ポケットに手を入れてさすがに寒そうなご様子。救助隊の一員であるシドニー五輪水泳メダリストの源純夏さんとご挨拶。
五輪メダリストも国会議員も新町川で見れる

メダリストが新町川のイベントのたびに見られる街、それが徳島。

あれに見えるは後藤田正純衆議院議員。
代議士、さすがに顔が広く、姿に気づいた方から次々と握手を求めていました。ちょっと時間があったので寄った…という感じで、イベントが始まる前に帰られました。
これが天突き体操だ!

その後、選手宣誓をして、参加者たちの準備体操。弱冠90歳(と紹介されていた)のエライ人の指導のもと「天突き体操」と呼ばれる、グループが交互にしゃがんだ状態からグワーッと両手で天を突くように伸びをする体操です。
この時間になると再び雪が激しく舞ってきました。
ここまで雪が降ると皆さん開き直って、ヤケクソ笑顔で天突き体操。

雪の舞う中、寒中水泳が始まる
源純夏さんが川に入って救助スタンバイOK!いよいよ寒中水泳の始まりです。まずは徳島大学の方が普通の水泳で泳ぎます。

いった~!

穏やかそうに見えますが、新町川の潮の流れもそこそこあるので、まっすぐ泳ぐのが大変そうです。

この後ろ姿は!?
はい、徳島のプチ有名人タクドラ金太郎さんももちろん取材に来ておりました。
新町橋からも飛び込む
何組かの大学生が泳いだ後はいよいよ新町橋からの飛び込みです。

いった~!その後も次々に飛び込みます。

中には…ここまでの体勢になりながらもどうしても足がすくんでしまう方も…。

3分ほど飛び込もうと頑張ったのですが、どうしても飛び込めず…。

とうとう無念のリタイアとなりました。でも無理はいけませんからね。これでOKです。

一番凄かったのは東京からわざわざ飛び込みにきたというこの方!
背面で飛び込んだ猛者もいた

ドーン!
見てくれその画像!なんと背面で飛んでいきました。あのポッチャリお腹からは信じられないほどのダイナミックな飛びでした。
※後日、このブログをご覧になったご本人様よりご連絡を頂きました。あれは飛び込みの「前逆飛込み」という技だったそう。只者ではないと思いましたが、飛び込み経験者だったとは。
古式水泳は非常に地味だった…

その後古式水泳の方も…。難しい泳ぎらしいのですが、飛び込みのインパクトに比べるとどうしても地味です…(汗)。最初の方にやらしてあげたら良かったのに…。

最後は飛び込み者たちの阿波踊りで締め!
なんと、この新町橋からの飛び込み、諸々の事情により今年で最後になってしまうとの事。う~ん、残念。やはり危険ですもんね。何かあってからでは遅いですもんね。
※追記 その後、なんだかんだで飛び込みもしてる模様 でもいつ無くなっても不思議はありません
最後はぜんざいで締め

この頃になると会場後方のテントでぜんざいが振舞われ始めました。それを発見した私はめざとく並びます。

お餅はつきたてでとても温まりまして、おいしゅうございました。
そもそもこの「新町川寒中水泳」。一度は途絶えてしまったイベントだったのですが、その後川が泳げるくらい綺麗になった事をPRするために平成7年に復活した…という事です。泳ぐ方は大変でしょうが、今後も末永く続いてほしいイベントですね。
以上、第22回新町川寒中水泳の模様をお伝えしました。
当日朝の様子はこちら
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2016/01/24/075426
当日夜から翌朝にかけては路面が凍結しました…
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2016/01/24/230803