上勝町

山に響く歌声、上勝町のYAMABIKO MUSIC FESTIVAL

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL

町とつくものの、その実態は、ほぼ「村」と言っていい徳島県上勝町。

そんな上勝町でもけっこうな山奥の古民家で行われている音楽フェスティバルがあります。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL ステージ裏の山ヤマビコミュージックのステージから眺めた風景、山、山、山

当記事では上勝町のYAMABIKO MUSIC FESTIVAL(ヤマビコミュージックフェスティバル、以下ヤマビコミュージック)をレポートします。

YAMABIKO MUSIC FESTIVAL Vol.21 ヤマビコミュージック 上勝町 古民家
上勝町の古民家で行われたYAMABIKO MUSIC FESTIVAL Vol.21に行ってきた2018年11月18日に行われたYAMABIKO MUSIC FESTIVAL Vol.21(以下ヤマビコミュージック)に行ってきました...

ヤマビコミュージックはアマチュアからプロまで同じステージ

ヤマビコミュージックが行われるのは、午前の11時から午後21時近くまで。数回の休憩を挟んで丸1日、ずっと音楽が聴けます。

上勝町 天泊り淵会場から車で5分のところにはこの天泊り淵があります

ヤマビコミュージックは古民家が舞台なので、なんとな~くのんびりしている。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL 古民家縁側で昼寝している息子

ステージにあがる方はアマチュアの方から、日々ステージに立っているセミプロの方、そして完全に音楽を職業にしてるプロのミュージシャンまで様々です。

もちろん、レベルはいろいろ。でも、ここではそういうのはあまり気になりません。

決して多くはない観客の前だけど、ステージに立つ人は皆、真剣そのもの。緊張がコチラにまで伝わってくる人もいる。そういうのが垣間見れるのがなんかイイんです。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL カイエプライユ極度の緊張を身体を揺らしてほぐすカイエプライユさん

ヤマビコミュージックはフードも充実

山奥に一日いると食事が困るな…とご想像される方もいらっしゃると思いますが、ヤマビコミュージックなら心配はご無用です。

上勝町内にある飲食店の方が臨時出店で来てくれたり、もともとココにはバー(日本で最も山奥にあるバーかも)があるのでドリンクもある。料金も良心的な値段で、食べてみれば割安じゃんと思う逸品揃いだ。

なお、1,000円のチケット代金にはワンドリンクが含まれている。採算はほとんど度外視でこれは運営費なんだろう。これで一日居られるんだからなんか申し訳ない(※普通の人は2~3時間で、そんなに長くいる人もあまりいないけど)。

ここに来るにはクルマでしか難しいので、お酒を飲みたいなら、ドライバー役の人と、その他で来るといいかもしれません。脚力に自信のある方ならツーリングの目的地にも良いでしょう(最後は心臓破りの坂になります)。

会場近くまで来れば、道路に係の方が待機(一日中いらっしゃる)してるので、どこに車を停めたらいいか案内してくれますよ。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL 駐車場画像では伝わりませんが、すごい坂です。ステージ下の駐車場は左側から降りるとドアが隣のクルマに重力でぶつかるので注意。右側から降りた方が間違いありません

持ち込みに関しては特に禁止はされてないけど、なるべくならコチラで注文した方がお店の人も儲かるので、出来る範囲で飲食も楽しんでくれた方がヤマビコミュージックを長く続ける事にも繋がる。もちろん予算の範囲内で構わないだろう。

喫茶いくみさんの作る食事は、お世辞抜きに美味いのでぜひ一度試してほしい。

6月開催では、美味しいタコ焼き屋さんが来てくれたり。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL たこ焼き6月開催の時は3回食べました

片寄食料品店さんが来て絶品のかき氷が食べられたりもしました。

片寄食料品店片寄食料品さんの伝説のブルーベリーカキ氷(夏季限定)
片寄食料品店
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ヤマビコミュージックは年4回開催

ヤマビコミュージックは結構な規模のわりに、年に4回も開催されています。冬は寒さや道路が危険なためだろう、開催は春(4月)から秋(11月)に限られるので、開催密度が濃い。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL 古民家ステージの向かい側はこんな古民家

今回でめでたく20回の節目を迎えたそうで、歴史が少しずつ積み重なっています。

不思議と少しずつ出演者は上手く毎回半分くらい入れ替わったりして、マンネリにはなっていない感じ(想像です)。元々観客として来てみたけど、このステージで歌ってみたくなったのでエントリーした、という方もいらっしゃいました。

ミュージシャン目線で見ると、ライブハウスで歌うのとはまた違う何かがこのステージにはあるらしい。

第20回ヤマビコミュージックの出演者をご紹介

※もし出演者の方で画像NGの方はお手数ですがご連絡ください

河童

ゆずのカバーを美しい声のハーモニーで熱唱されてました。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL 河童ヤマビコミュージックの常連さん河童
上勝町のYAMABIKO MUSIC FESTIVAL河童メンバーさん
上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL 河童河童メンバーさん
上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL 河童河童メンバーさん

RAYKSpace(ライクスペース)

RAYKSpace(ライクスペース)さんは全員で7人?なかなか皆が揃わないみたいで良い意味で緩い空気で和ましてくれました。ヴォーカルの方は可愛らしいママさんシンガーさん。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL RAYKSpaceRAYKSpaceのヴォーカルさん(名ばかりリーダーさん)
上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL RAYKSpaceメンバーが赤いジャケットで揃えてらっしゃいました
上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL RAYKSpaceこの画像は3歳の息子が撮影した画像。思いのほかちゃんと撮れててビックリ

のだっち

ジョンレノン風で、とサロンに注文したけど、それがスタイリストさんに伝わらずジェネレーションギャップを感じたというのだっちさん。飲みものを飲みながら聞いてたんですが最高に贅沢な気分になりました。シンプルでとても素敵な演奏。山とのマッチ具合が抜群のプレイとビジュアルでした。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL のだっちギターは中学生の頃におばあちゃんに買ってもらったものを今でも大切に使ってるそう
上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL のだっち絵になる男、のだっちさん

かがみ

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL かがみ片目が少し隠れるあたりがセクシー

クールで爽やかな外見とは裏腹に激しいプレーだったかがみさん。

カイエプライユ

カイエプライユさん。グループのような名前ですがソロ・プロジェクトだそう。T.M.Revolution(ティー・エム・レボリューション)的なイメージだそうです。目が覚めた時に降ってきたという「カイエプライユ」を自分のアーチスト名にされたそう。今年の7月に上勝に来られたばかりという事です。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL カイエプライユステージ直前、集中(&緊張)するカイエプライユさん

この後出番のモリシタユキさんとのコラボと、ソロは意外にもラップのパフォーマンスでした。ヤマビコミュージックでラップってあまりないと思うので、ぜひまた見たいものです。

ちなみに、カイエプライユことアヤさんは、上勝町の棚田ライトアッププロジェクトをされてるそうで、10月から樫原の棚田のライトアップを土・日・月曜日に行われるそうです。

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上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり
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色んなイベントもあるそうなので、ぜひ私も行ってみようと思います。

モリシタユキ

カイエプライユさんと仲良しこよしな感じだったのが、モリシタユキさん。既に楽曲がネットに配信されている(後述)、シンガーソングライター。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL モリシタユキ透明感のある歌声が印象的なモリシタユキさん

なにやら秘めた想いがありそうな感じでしたね。モリシタユキさんの楽曲「ネムリヒメ」はショートバージョンがYouTubeでも聴けます。

iTunesやレコチョク等でもダウンロードできますので、興味を持たれた方はぜひ買ってみてください。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL モリシタユキ カイエプライユ緊張のステージを終えたお二人を激写。いい笑顔でした

GIVE ME TEN!!!!!

GIVE ME TEN!!!!!のヴォーカルさん、マイクチェックの時に軽くだした声がすでにスゴイ声量!素人ちゃうやろ、という感じ。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL GIVE ME TEN!!!!!圧巻のパフォーマンスだったGIVE ME TEN!!!!!

ほぼSuperflyのカバーをされているバンドという事ですが、素晴らしい演奏とヴォーカルでした。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL GIVE ME TEN!!!!!テンションの高いヴォーカルさんと冷静な他のバンドメンバーという温度差も売りらしい

確かにSuperflyのような声質でしたが、実力がなければ歌えない・演奏できない楽曲のはず。ビブラートもお見事、そして何よりもこのヤマビコミュージックの舞台をとても楽しんでらっしゃいました。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL GIVE ME TEN!!!!!声量がすごくて綺麗な声の方はそれだけで聞いてて得した気分になります

「タマシイレボリューション」は嫌でも盛り上がりますね。「愛をこめて花束を」も素晴らしかったです。オリジナルソングも聞いてみたいものです。

cocoro

神山町に拠点をおいて活動されているシンガーソングライターのcocoroさん。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL cocoro心が疲れた時に寄り添ってくれるような歌詞が印象的

最近やっとまた新しい曲が書けるようになったというcocoroさん、新曲を披露してくれました。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL cocoro山と赤色の服ってよく合いますね

cocoroさんの伸びやかな声が山あいに響きました。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL cocoro想いを歌にこめる

元は小学生の先生をされていたというcocoroさん、1年ほど前に神山町に来られて、歌を中心とした活動を精力的に行っています。このようなステージへの出演の他、神山温泉の近くで梅星楽校という歌ったりできる場所をご提供されてます。ご希望があればレッスンなどもしてくれるそうですよ。

green blue

クール!だったgreen blueさん。カッコイイ!

ハード?なんだけどキャッチーで聞きやすかった。すみません、音楽の事はよくわからないのでうまく説明できなくてゴメンなさい。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL green blueTシャツがジャストフィットしててカッコイイ
上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL green blueこれまた絵になります

さーり

前回のヤマビコミュージックのバトルで惜しくも2位だったさーりさん。ご本人も率直に「悔しい」と。よく通る声とちょっとこぶしが効いたような歌い方が印象的。徳島を中心にライブハウスでも精力的に活動されているミュージシャンです。

前回はさーりさんの出演前に私が帰ってしまい、後にとてもノリの良い「さあ歌おう!」の動画を見て(しまった~)と悔やみまして、今回こそは出演を楽しみにしていました。ところが、今回は息子の様子が…?急に熱を出して、明らかに熱い…。さすがに息子を放ってはおけず無念の帰宅へ…。楽しみにしていた「さあ歌おう!」の途中の出来事でありました…(涙)。

上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL さーり夜はどうやったらピントが合うんでしょうか…さーりさんゴメンなさい
上勝町 YAMABIKO MUSIC FESTIVAL さーり少しだけでしたが生でさーりさんの歌が聞けて嬉しかったです

本当はこの後、吉野川遊園地さん、そして大阪を中心に活動されているプロのバンドチャー絆(ちゃーはん)さんを見る予定だったのですが、息子の高熱のアクシデントにより残念ながらパフォーマンスを見る事が出来ませんでした。残念!

ヤマビコミュージック主催者さんは上勝開拓団

ヤマビコミュージックは上勝開拓団が主催。この上勝開拓団というのは、映像クリエイターである仁木啓介さんが代表となって設立された法人です。

仁木さんは、ご自身も最初は「取材者」として上勝町を訪れたのですが、いつしかすっかり上勝町に魅せられて移住までしてしまった方です。詳しくは以下のリンクをご覧ください。

仁木さんが制作された「笑うキミにはフク来たる」は私もたまたま放送を見ました。あれを制作されていた方だったんですね。おばあちゃんや若者たちの交流がイキイキと描かれていました。

そんな仁木さん率いる株式会社上勝開拓団が主催して行なわれているのが、このヤマビコミュージックです。

それとリピーターを仲間にしちゃいたい。それは「ヤマビコミュージックフェスティバル」をやってて思ったことなんだけど、最初の内は準備とか大変だったのが、最近はみんなお金払って、出演して、お金払って飲み食いして、ほんで準備撤収手伝ってくれるわけよ(笑)

これはスゴイな!いいシステムだなぁと思うんだよね。それを上勝町にいる人間だけで準備しようと思ったらそりゃ大変なのよ。上勝は手間が足りない。よそから来る人は手伝いは別に全然イヤじゃない。

で、やってるうちにすごい仲間意識がでてきたじゃん。これはひとつのチームだなぁって思ったんだよね。だからあんまりお客さん扱いするんじゃなくて、みんなでやろうよっていう形にしてる方が結束力も出てくるし、新しいことをやろうっていうパワーも出てくるんだろうなぁっていう気がしてた。

仁木さんたちは映像のプロフェッショナルなので、撮影された映像もきちんとしていて、どれも魅力的です。良かったら見てください。

ぜひ、上勝町のYAMABIKO MUSIC FESTIVALへ

ヤマビコミュージックの良さって一度来てみないと伝わらないかもしれません。これはヤマビコミュージックに限らず、多くの音楽イベントでそうですよね。

次回は11月に予定されているとの事。正式な日にちが決まったらまた当ブログでもお伝えさせて頂きます。私は早くも楽しみでなりません。秋の紅葉をバックに良い写真が撮れるかも。

皆さんも、ぜひ上勝町のYAMABIKO MUSIC FESTIVALへお越しください!

YAMABIKO MUSIC FESTIVAL Vol.21 ヤマビコミュージック 上勝町 古民家
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そんなお水で作るお米だから、当然に美味いんです。また、棚田は山の斜面にあるので風通しが良いんです。そのために農薬の量がかなり減らせるそうです。実際は使わなくてもいいくらいなんですけど、万一の農害防止のためやむを得ず最小限の農薬だけ散布してるそう。

そんな棚田で作られたお米だから、もちろん美味しい。美味しいお米で作られたお酒だから美味しい、というわけ。ぜひご賞味ください。

開封すると、まるで果実酒のような強い香りが感じられる。
グラスに注いで口元に持って行くと、その香りを更に強く感じる。
好きな人はこれだけで堪らないだろうけど、飲みなれてない人には少しキツイかもしれない。

口に入れると、香りからは予想もできないくらいのスッキリとした辛口。
香りがスッと抜けて、後味も悪くない。

まるで辛口白ワインの様な味わいで、魚や漬物、チーズによく合う。
飲み方は冷酒でもぬる燗でもいける。
冬場に寄せ鍋で飲みたい一本。
きっとまた買う。

AMAZONのレビューより引用

ABOUT ME
ランキン@徳島で暮らして
ランキン@徳島で暮らして
徳島密着ブログ「徳島で暮らして」主宰。 ライティング、CMS入稿、写真撮影、LINEスタンプ作りします。お仕事依頼はお気軽にお問い合わせください。 徳島ヴォルティスサポ。2011年名古屋→徳島市新町橋付近に移住。妻、4歳の息子と三人暮らしの40代。 皐月賞馬イスラボニータの元一口馬主。イスラボニータLINEスタンプ配信中 https://store.line.me/stickershop/product/5956328/ja