VR

アルファコードのVR動画がすごかった!

VR とくしまビジネスメッセ アルファコード

2018年10月11日~13日まで開催していた徳島ビジネスチャレンジメッセ2018。

徳島の様々な企業が、それぞれ開発したり取り扱っている商品やサービスなど、趣向を凝らして展示されてました。

港産業さんのブース内、アルファコードさんという企業が開発されたVR動画で嬉し恥ずかしのVR初体験してきました。

アルファコード VR とくしまビジネスメッセ 港産業このようなゴーグルを通して疑似体験が出来る

VRって何なの?

そもそも

VR(ブイアール)って何ぞや?

という方も多いでしょう。

VRとはバーチャルリアリティー(仮想現実)の略称ですが、この直訳だといまいちピンと来ないかもしれません。なんか胡散臭いもののように感じてしまうかも…。

あまり難しく考えないで、VRとは

ゴーグルからの画面を通して、まるで自分が「その世界」の中にいるような感覚になれるもの、という認識でイイと思います。

その世界…というのが、現在では動画だったりゲームだったりします。

VR動画を見てる人を傍から見るとシュール

テレビCMで橋本環奈さんにお菓子(ぷっちょ)をアーンしてもらうという、ちょっとシュールなCMがあったのをご存知でしょうか?

ゴーグルをかけてる人を傍から見てると

何やってんだ?コイツ?

と思うようなシュールな構図なのですが、ゴーグルをして動画を見ている人にはまさに目の前に橋本環奈さんが立体的に見えていて、リアルに「お口をアーンして♪」をしてくれてるように見えてるんです。

とくしまビジネスメッセ2018ではタダノさんの安全教育ツールが紹介されていた

先日のとくしまビジネスメッセでは、株式会社アルファコードさんが制作されたという「株式会社タダノさんの安全教育ツール360゜VR」というVR動画を実際に体験出来ました。

アルファコード VR とくしまビジネスメッセ 港産業実際には空から見下ろしているような感覚になる

VRの動画って、こういうブログで紹介するのには限界があるのですが、ちょうどVRを体験されてる方の動作や実際の視点がある程度分かる動画がこちらです。

VR動画を見てる方が下を見たり、上を見たりすると、画面も同じように上下に動いてるのが分かると思います。後ろを振り返ってもちゃんと後ろの風景が見えるんです。

こんな感じでその仮想の世界に入り込めます。

ゴーグルからの画面だと、横にあるパソコンの画面のような2Dではなく、立体的に見えていて手を伸ばせばトラックに触れるような疑似空間になってます。

タダノさんではユニッククレーンで重いものを移動させようとして、バランスを崩して事故になってしまう…という動画でした。なぜトラックが転倒してしまったのか?という事をVRで疑似体験する事で安全教育に繋げていました。

実際の事故の再現というのはなかなか難しいうえに、文字やアニメで見せられてもピンと来ないのですが、このようにVRで見せられると

え?問題なさそうに見えたのに、あれでユニッククレーンが転倒してしまうの?

と身をもって体験できました。

皆さんもぜひVRを体験してほしい

私自身も、今回がVR初体験でした。一言でいうと

感動した

に尽きます。話には聞いていたけど、実際に体験すると

ほんまにそこにいる感覚になる

という初めて体験する感覚に、ただただ単純に感動しました。

VRの課題はまだ高額の制作費用か

VRの技術は現在はどのように利用されているのでしょうか。

アルファコードさんから頂いたチラシには…

アルファコード VR 開発実績すでにいくつもVR動画を開発されている

このような実績が紹介されていました。

今回はタダノさんのVR動画だけだったのですが、バーチャルツアーの動画なら、空を飛んでるような視点で見れそうで、そちらも体験してみたかったですね。

酒造会社さんの見学ツアーVR動画も、現地までいかなくてもリアリティのあるVR動画で疑似見学が出来る…というのも良いアイデアですね。

VRの課題はまだ高額の制作費用か

気になるのはVRを体験するための費用。

例えばこのゴーグルはAMAZONで10万円ほど(2018年10月23日現在)。

アルファコード VR とくしまビジネスメッセ 港産業このゴーグルはまあまあ高級なものだそう

その一方で2,000~3,000円で買えるゴーグルもあり、ピンキリといった感じです。

そして、動画の制作費用は…3分で

え?そんなにするんですか?

というお値段でした。

3~4人が掛かりっきりで作業しても1カ月ほどかかってしまうので…どうしてもそれくらいになってしまうのです…

アルファコードさんの社員さんによれば、360度とはいえ、動画を撮影するだけならそこまでしないそうですが、そこから実際にVRとして見れるようにするための「人件費」が掛かってしまうという事です。

動画がリアルに見えるように修正する作業(普通に撮影してるとカメラマンの足とか、機材が映像に入ってしまうので、そういうものを消して、自然なVR映像にする作業)にとても手間(制作費)が掛かっている…という事でした。

動画を1コマごとに修正していくので、とんでもなく気が遠くなるような修正作業だそうです

逆にいえば、あまり修正の必要がない動画ならばもう少しお安くなるという事ですね。

その動画の長さ、質や内容によって、制作費用は千差万別になるそうなので、詳しくはアルファコードさんにお問い合わせするのが一番かと思います。

VRの可能性は無限大

現状、動画のクオリティをあげるために人海戦術的なものが必要という事なので、そのあたりが自動的に出来るようになってくれば、製作費も下げられるだろうし、もっと普及のスピードもあがるだろうな…と思いました。

ゲームに関してはまだ未体験ですが、VRゲームに限らず、ゲームって元々クオリティの差が激しい世界。

スゴく良いゲームもあれば、なんじゃこりゃ…という残念なVRゲームも多いというのが現状のようです。

ただ、今のVRは進化の過程の真っ最中。

動画もゲームもどんどんクオリティの高いものが出てきて私たちを楽しませてくれるでしょう。

VRに関しては何も分からず、表面的な事しか書く事が出来ませんでした。お許しください。アルファコードさん、ありがとうございました。

ABOUT ME
ランキン/徳島で暮らして
宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・とくしま移住コーディネーター(個人)。地域ブログ「徳島で暮らして」運営・宅地建物取引業・不動産賃貸業(法人)。徳島ヴォルティスサポ。補聴器使用。2011年名古屋→徳島移住。皐月賞馬イスラボニータ元一口馬主。イスラボニータLINEスタンプ制作&販売中