徳島スポット

徳島で大衆演劇を観るなら「徳島 天満座」、気軽に楽しめるトコロでした

大衆演劇ってご存知ですか?

徳島でも大衆演劇を楽しめる劇場が、秋田町アクティ21の6階にある「徳島 天満座」。2015年7月にOPENしました。

ずっと気になっていたのですが、このたび初めて「徳島 天満座」を訪問できたのでレポートします。

徳島 天満座とは

徳島新聞の記事が詳しいです。

常設劇場が県内にないことを残念に思っていた同市八万町下福万、カラオケ喫茶経営相原希世さん(75)が2015年7月に開業。当初は相原さんの店の常連客が中心だったものの、大衆演劇の専門誌に公演日程が掲載されると、県内外のファンに知られるようになった。今では月に1000~2000人が訪れる人気スポットに成長した。

県内の老人会や婦人会、高齢者福祉施設を中心に月に3~5団体が来場。演劇ファンだけでなく、幼い頃に旅芸人の芝居公演を楽しみにしていたお年寄りにも喜ばれているという。

2018/5/3 徳島新聞の記事より引用

徳島天満座の存在自体は知っていたのですが、「大衆演劇」ってところが引っ掛かって、なかなか足が向かなかったんですよね…。

でも食わず嫌いはいかんだろ…と思い、妻を誘って一月吉日に思いきって訪問してみた…というワケです。

徳島 天満座はアクティ21の6階にある

徳島天満座の場所は徳島の皆さんがご存知のアクティ21です。秋田町の入口にドーンと建っているビル。

待ち合わせにもよく利用されている、徳島人ならお馴染みのトコロ。

徳島天満座 アクティ21 6階ここが徳島天満座が入っているアクティ21

劇場専用の駐車場…というのはないので、近くのコインパーキングに停めるか、公共交通機関で訪問してください。

徳島天満座 アクティ21 6階いつもこの垂れ幕がかかっていて目を引きます

私が訪問したのは一月吉日。当時はこの「一竜座」という劇団が公演をしていました。
※一ヶ月ごとに劇団が代わる

徳島天満座 アクティ21 一竜座 2019年1月一つの劇団の公演は一ヶ月間行われるロングラン

私は基本的に夜の街にいったり、飲みにいったりすることもないので、徳島に移住して8年目ですが、アクティ21に入ること自体が初めてだったりします…。

ドキドキしながらエレベーターで6階に。

徳島天満座 アクティ21 6階6階のエレベーターを降りると天満座の世界が広がる
徳島天満座 アクティ21 6階エレベーターを出るとすぐ劇場の入口があります

徳島 天満座に入ってみる

ドアから入場すると、カウンターがあるのでそこでチケットを購入します。

チケット代は一人1,600円。公演時間は約3時間(実際には3時間半ありました)なので、時間あたりにしたら600円を切るくらいなので、かなりお安くしてくれてる…という印象です。

こちらが徳島天満座の全景。小・中学校の教室くらいの広さでしょうか。花道が目の前にあり役者さんとの距離が近そうです。

徳島天満座 舞台こちらが徳島天満座の全景

椅子はご覧のようにソファになっているので長時間の観劇でもリラックスして見ることができます(公演によって配置が変わる可能性もアリ)。

よく見ると分かるのですが、後ろの方のソファは座席が高くなってます。かさ上げしてくれているので後ろからでも前の人の頭は気になりません。足元にも台が用意されているので足がブラブラすることもなく快適に観劇できました。

逆に一番前の席は花道よりも低くなっています。なかなか工夫がされています。

公演は13時からで、私たちは30分前くらいに入場したのですが、すでに座席の半分くらいが埋まっていました。

座席は全60席。この日は30名ほどが観劇してました。

けっこうお客さん入ってるやん…もっとスカスカだと思ってた…

正直なところ、もっと閑散としてるのかな…と思っていたので良い意味で予想を裏切られました。曜日やお天気などにも左右されるようですが、この日はなかなかの盛況ぶりでした。

徳島天満座 座席けっこうお客さんがいる

徳島天満座、メインの客層はやはり「おばさん」

パッとみたところ、徳島天満座のお客さんは、50~70歳くらいの女性が圧倒的に多かったです。

お客さん同士が顔見知りのような感じもあり、ワイワイガヤガヤとお喋りに花が咲いて賑やかでした。

それだと私のようなオッサンや、初めて訪問するような人はアウェイ的な感じになるのか…といったらそういう雰囲気でもありませんでした(ホッ)。

お知り合い同士は楽しそうに話してるけど、あくまでそれだけ。初めての人がいても妙なプレッシャーはまったくなかったので助かりました。

徳島天満座 舞台 アクティ21 6階壁には歴代の公演劇団のポスターがぎっしりと貼られていました

この日の公演はショー、お芝居、グランドショーの三部仕立てでした

大衆演劇って何をやるんだろ…という疑問がそもそもあったのですが、この日はこんな感じでした。

ショー(一部)

まずは軽くショー(約20分)。演歌などのBGMに合わせて劇団の方が次々に入れ替わって、ちょっとした踊りを披露。顔見せ的な感じでしょうか。

芝居(二部)

そのあと10分ほどの休憩をして、お芝居が始まりました。時代劇風のお芝居でした。演目が分からなかったのですが、別に初めて見ても問題ナシ。

このお芝居。一見するとかなりマジメなのですが、随所にアドリブが散りばめられてコント的な要素も。観客がウケたりしてると

「今の笑うとこやありませんで」

などお客さん向かって話したりして、さらに爆笑されていました。

お芝居の終盤、離れ離れになっていた年老いた母親と息子が再会、息子に迷惑をかけまいと田舎に帰ろうとする母親を親方が引き留める場面があったのですが

「い、いつまで私を置いてくださるんでしょうか…」

と問いかけ、普通なら「いつまでもいていいぞ」となるところ、

「1月30日までは居てもいいぞ」

とめっちゃ現実的な答えをして大爆笑でした。
※1月30日というのはこの日公演していた「一竜座」の最終日

お芝居は1時間半くらい。けっこう長いですが、バカバカしいやりとりも多々あってアッという間に過ぎていきます。

途中で暗転したり、舞台の模様替えがあったりするので、その間にトイレとか食事を買いにいったりも出来ます。

劇団紹介

お芝居が終わると、この日は副団長の方がご挨拶され、劇団員を紹介したり、グッズを販売したり、おひねり代わりのレイを販売したりしていました。

決して強制ではないので、変な圧迫感はありません。

私たちは初めてなのでスルーしましたが、常連さんっぽい方は、おひねり代わりのレイを購入していました(このあとのグランドショーの時に使う)。

グランドショー(三部)

そして少しの休憩をはさんで、三部のグランドショーになりました(約40分)。

最初の時よりもう少し派手なダンスになったり、演出が細かになっています。座長のあおい竜也さんは生歌の披露で拍手喝采を浴びていました。

歌もとても上手で聞き入ってしまいました。この日は河島英五さんの「酒と泪と男と女」を披露。

推しに課金する幸せを目撃!

ここで、さきほど買ったレイなどのを推しの役者さんにプレゼントするんです。

お客が「推し」におひねりを渡そうとすると、歌ったりダンスをしながらもススーッとさりげなく寄ってきてくれるところがカワイイというか、面白い。

お客さんも直接「推し」と触れ合えたり、応援できる嬉しいひと時だ。

このあたりは、多少の違いはあれど、スマホのゲームに課金したり、アイドルのグッズをかったりウチワを買ってライブで応援する若者の姿となんら変わりはない。

この様子、こちらのブログがよく雰囲気を伝えているのでご参考になってください。

大衆演劇は気軽に楽しめる 軽いノリで出掛けてOK

演劇…と聞くと(難しそうだな…)と思われる方もいるかもしれませんが、「大衆演劇」ではまったくそんな事はありません。話の筋を知らなくても楽しめます。

「吉本新喜劇」…とまではいきませんが、一月に観劇した「一竜座」はかなりカジュアルな感じ。アドリブと思われる芝居が随所に入っていて、皆さんゲラゲラと大爆笑していました。

ショーも馴染みの演歌や歌謡曲をBGMに踊ってくれたり、生歌を披露してくれて楽しめます。

けっきょくこの日は12時に始まって、終了したのが15時30分。休憩を合計で30分くらい挟んでいますが3時間ほど、ショーやらお芝居を楽しめました。

徳島 天満座は観客との距離が近い

公演が終わると役者さんが直接お客さんを見送ってくれます。この時にお話をしたり、握手をしたり、写真を撮ったりできます。

こちらが座長のあおい竜也さん。リーダーらしい風格を持たれ、生歌もお芝居も超上手かったです。さすが座長というだけありました。若手の俳優にも愛のあるイジリでお客さんに親しまれるようにされていました。

徳島天満座 アクティ21 一竜座 あおい竜也こちらが座長のあおい竜也(たつや)さん

こちらは副座長の風月光志(ふうげつこうじ)さん。出番としては一番多く、座長に代わって挨拶もするなど劇団の中心的存在でした。

徳島天満座 アクティ21 一竜座 風月光志風月光志(ふうげつこうじ)さん

こちらは女優のあまつ静香(あまつしずか)さん。コミカルな演技から、本格的な踊りまで芸の幅が広かったです。ありげないアドリブが秀逸でした。

徳島天満座 アクティ21 一竜座 あまつ静香(あまつしずか)あまつ静香(あまつしずか)さん

あおい龍一さん。竜也さんとのご関係は分かりませんでしたが、「あおい」の名前をもってるだけに期待の若手なのでしょう。入団してまだ半年ですがすっかり馴染んでる感じでした。

徳島天満座 アクティ21 一竜座 あおい龍一期待の若手、あおい龍一さん

他にも、イジられまくって、本人もそれを楽しんでる感じで、お客さんにもとても人気のあった若手女優「優杏(うきょう)さん」がいらっしゃいましたが写真撮り忘れてしまった…。彼女の存在はすでに劇団になくてはならない感じでした。

徳島天満座 アクティ21 一竜座 あおい龍一実際に役者さんと接すると一気に距離が縮まります

徳島天満座で大衆演劇を楽しみましょう

徳島天満座、はじめていきましたがとても楽しめました。

これだけ盛りだくさんで1,600円ってかなり安いですよ。主婦の方には公演時間の12時~15時って、夕食にも間に合ってちょうどイイ(笑)。

公演はどの劇団も一ヶ月。お気に入りの劇団が徳島に来たら一ヶ月まるっと楽しめてしまうのはスゴい大きいですよね。

基本的にはお昼の公演が中心なのですが、月に数日は夜の公演もあったりもするようです。

食べ物などの持ち込みも自由なので嬉しい。

徳島天満座 舞台 アクティ21 6階 フード 持ち込み自由持ち込みは自由だが、フードも安くて充実していた

劇場でも、美味しそうなたこ焼きが8個400円という超お値打ち価格で販売していてかなり売れていました。アルコールも販売しているので飲みながらの観劇もOKです(クルマを運転しない方に限る)。

徳島天満座のご紹介でした。毎月第二金曜日はサービスデーで入場料が1000円になるそうなので、この日を狙ってもいいかもしれませんね。

徳島天満座のホームページで各イベントも掲載されているのでチェックしてみてください。

徳島天満座HP
https://tokushimatenmaza.jimdo.com/

施設名 徳島 天満座
住所 徳島市紺屋町5 アクティ21 6階
電話 080-9830-2181 相原さん
HP https://tokushimatenmaza.jimdo.com/

ABOUT ME
ランキン@徳島で暮らして
ランキン@徳島で暮らして
レポート・インタビュー記事を含めた徳島地域密着ブログ「徳島で暮らして」管理人。徳島で頑張ってる&面白い人や企業を取り上げます。アラフォー/妻・息子と3人暮らし/元零細企業ダメ社長/会社は解散・清算/現零細不動産賃貸業/徳島ヴォルティスサポ。2011年名古屋から移住。徳島市新町橋付近で暮らしてます。 皐月賞馬イスラボニータの一口馬主でした。