インタビュー

徳島ロックストリート主催者の遠藤治郎さんにお話を聞いてみた

徳島ロックストリート Vol.16 遠藤治郎

「徳島ロックストリート」をご存知ですか?

徳島の街中で開催されるサーキットイベント方式で、複数のライブ会場をいくつも回れる音楽イベントです。

今回はの主催者である遠藤治郎(えんどうじろう)さんに「徳島ロックストリート」についてお話を伺いました。

徳島ロックストリート 遠藤治郎 JIRO'SギターBAR じろうさんJIRO’SギターBARのオーナーであり、徳島ロックストリートの主催者でもある遠藤治郎さん

徳島ロックストリートの成り立ち

徳島ロックストリートの成り立ちを教えてください
治郎さん
治郎さん
僕は徳島出身だけど、小学校の頃に神奈川に引っ越しして。ずっと神奈川~東京エリアで暮らしてたんです

で、20年以上関東で暮らしたのち2010年頃、徳島に戻ってきました

僕が徳島に戻ってきた頃、「マスターズバンド」って僕以外はスゴイ人ばかりが揃っていたバンドに入れてもらいました

そのうち「何かイベントしたいね」という話になり、『第1回徳島ロックンロールストリート』というイベントをしたのが始まりですね

その時僕はまだ主催者ではなかったんですけど

最初は「ロックンロールストリート」だったんですね

そのころから今のようなサーキット形式だったんですか?

治郎さん
治郎さん
いや、最初と2回目はひとつの会場にいくつかのバンドが集まって…という、一般的なイベントでした

3回目から僕が主催者になりました。そこから今のようなサーキット形式にしました

サーキット形式にされるにあたり、なにか参考にしたイベントってあったんですか?
治郎さん
治郎さん
「徳島ジャズストリート」です

僕は小学校以降ずっと関東にいたんですけど、実はその間3年くらい徳島に戻ってきてた時期があって、その頃に太田純一郎(故人)さんという方が運営されていた「カルネ屋」というお店で働いてたんです

今から20年くらい前ですが、今ほど「サーキットイベント」が定着していなかった時代に、すでに徳島では「徳島ジャズストリート」が行われていたんですよ、(太田さんのお店で働いてた関係もあり)僕も初めてサーキットイベントを体験させてもらい、「コレはすごいな」と思いました

(「徳島ロックストリート」は)「ジャズストリート」のロック版…と考えてもらっていいと思います

徳島ロックストリートの「ロック」は実は世代を指していた

治郎さん
治郎さん
イベントの名前も、僕が主催者になった3回目から今の「徳島ロックストリート」という名前にしました
初めは「ロックンロールストリート」だったのを「ロックストリート」にされたわけですね

「ロック」という言葉にこだわりがあったんですか?

治郎さん
治郎さん
「ロックンロール」って音楽的にはかなり狭い部分を指すんですよ

もう少しユルくしたいのもあって「ロック」にしました

私には「ロック」ってのもなんとなく…しかイメージできないんですが…
治郎さん
治郎さん
音楽ジャンルとしての「ロック」というよりは世代を認識してもらう意味での「ロック」…と思ってもらえれば

例えばジャズっていうと今なら50~70代の方が「ジャズ世代」にあたると思います

ロックなら30~50代くらいの方がその世代になるかな…と勝手に思ってるんですよね

「徳島ロックストリート」の「ロック」って、音楽ジャンルとしての「ロック」という意味はあまりないんですよ、そもそも「ロック」ってなんでもアリですから

実際、「徳島ロックストリート」出演者の方を見ても、ジャンルとしては弾き語りの方を筆頭に幅広いジャンルの方がいらっしゃいます

あまりジャンルとしての「ロック」は気にしなくてよい…ということですね

治郎さん
治郎さん
そういうことですね

徳島ロックストリート、当初は大赤字になったことも

治郎さんが主催者になられて初めてだった第3回ロックストリート」の結果はどうだったんですか?
治郎さん
治郎さん
そんなにお客さんは来なかったかなぁ…2~300人というとこだったと思います

第2回が一つしか会場がなかったのに2~300人だったから…

あ…

ライブ会場はサーキットイベントにして一気に1箇所から7箇所に増えたのにお客さんは同じ2~300人で全然増えてなかった…ということですね

治郎さん
治郎さん
そうです、それでも第3回徳島ロックストリートは収支自体はトントンだったんですよ、会場費も収入に合わせてという感じにしてたので

ぶっちゃけ友達(が運営してるライブ会場)のところはお客さんが入っただけの支払いさせてね…とか無理を言ってすごく協力してもらってたんですよ、自分のお店は当然ハコとして収入はナシです(笑)

僕は演奏側としていろんな会場にアチコチ移動して演奏したりして。そういう体験は僕も初めてだったので、僕自身としては第3回は楽しかったんです

でも、周りからの評判はイマイチでした(笑)

あら(笑)
治郎さん
治郎さん
それで第4回は頑張ろう…と思って、もっともっと頑張ったんですよ

そしたら800人くらいと倍以上にお客さんも増えました

でも第4回はイベントの採算的には大失敗でした

え~、お客さんは増えたのに?
治郎さん
治郎さん
プロのミュージシャンの方は、ゲストとして招待するのにお金が掛かるんですが、そういったプロのゲストの方を呼びすぎてしまったんです
む、難しいんですね…
治郎さん
治郎さん
第4回はプロをすごく呼んだこともあってか、イベントとしての評判はすごく良かったんですけど、実はここで〇〇万くらいの赤字を出しちゃいました
〇〇万の赤字って、けっこうビビる額の赤字ですね…(汗)
治郎さん
治郎さん
さすがこのままではイベントが続けられなくなっちゃう…と思ったんで、それ以降はマジメにね…

いやいや、それまでもマジメにやってたんだけど(笑)

マネー管理的な面もしっかりと…ということですね
治郎さん
治郎さん
そうですそうです

イベントとして赤字にならないような運営にしました

どうしたら赤字にならないんですか?
治郎さん
治郎さん
まずはゲスト(プロ)をたくさんは呼ばないってことですね

あと、会場費も出来高制といいますか、そんなふうにご協力を頂いたりもして、お客さんが少なくてもイベントとしては収支が赤字にならないようなシステムにして、健全運営してます

今ではちゃんとその時の借金は無事に返済しましたよ

現在の徳島ではサーキットイベントもすっかり定着しました。

この記事で名前を挙げた「徳島ジャズストリート」、「徳島ロックストリート」の他にも「徳島ブルースストリート」「若者たち」などがあります。

治郎さん、今は自分のためには徳島ロックストリートはしていない

治郎さん
治郎さん
最初は自分も演奏側になったりして楽しかった徳島ロックストリートですけど、今はそうじゃないですね

自分で言うのはちょっと恥ずかしいけど、徳島の街に賑わいを…とか、徳島で音楽をやってるコのために…という感じかな、原点に戻ってます

おぉ~
治郎さん
治郎さん
徳島の街からアーティストを輩出したい…とかそんなイメージをもってます

4月は徳島の音楽シーンが盛り上がる時期です。

当記事で取り上げた「徳島ロックストリート」の他、「若者たち2019」も開催されます。

徳島の音楽のレベルはまだまだ上にいける

治郎さん
治郎さん
ぼくはずっと東京付近にいて、向こうの演奏をずっと聞いてました。向こう(東京)の演奏レベルを知ってます

徳島の演奏レベルは残念ながらまだまだ…と言えます

もっとレベルをあげていかないと「徳島の街からアーティストを」にはならないと思うのでそういうところもお手伝いできれば…と思ってます

私からしたら皆さん、十分上手だと思いますけどね~

徳島のロックシーンが盛り上がって、徳島のアーティスト同士が刺激し合い、そして徳島の全体的な音楽&演奏レベルが上がっていく…こんなイメージを治郎さんはしてるのかもしれません。

徳島ロックストリート、徳島以外の人も呼べるようなイベントにしたい

差し支えなければ、今の徳島ロックストリートの観客数を教えて頂きたいのですが
治郎さん
治郎さん
最近は800名くらいの方がチケットを購入してくれてます、良くも悪くもそこで安定してる感じです

僕としてはもう少し上に弾けたい、1,000名を突破してみたいですね

まだ増えるアテはあるんですか?
治郎さん
治郎さん
徳島の人はもうかなり来てくれてると思うんです

だから徳島以外の人が来れるようなイベントにも「徳島ロックストリート」はしたいです

他地域の方を呼ぼうとするならチケットをコンビニで買えるようにはしたいですね、今回に間に合うようにします…(笑)

残念ながら、今回はちょっと間に合わなかったようです(汗)。

チケットをご希望の方は

jiros.guitar@softbank.ne.jp
09034369992(電話でもOK)

こちらのじろうさんのメルアドか電話に「お名前と枚数」を伝えてください。JIRO’SギターBARでお引渡しとなります

JIRO’SギターBAR 〒770-0921徳島市栄町1丁目30 J’sビル1F 遠藤治郎

 

間に合ってほしい~

わたしも微力ですが、このような地域ブログをしてるので、今度の徳島ロックストリートの様子なんかを発信させて頂きますよ

徳島以外の方もけっこう読んでくれてるので、その中から一人でも二人でも徳島ロックストリートに興味を持ってくれてくれれば…と

治郎さん
治郎さん
今までほとんどメディアに出てないんですよね…なかなかそっちまでカバー出来てなくて

よろしくお願いします

「徳島ロックストリート16」、2019年4月14日(日)に開催!

治郎さん、お忙しい中2時間近くもお話を聞かせてくださいありがとうございました。

改めて徳島ロックストリートについてご説明します

サーキット方式のイベントなので1枚のチケットでたくさんのアーティストを見れる

サーキットイベントとは、複数のお店に複数のイベントが行われ、会場間を自由に行き来できるものをいいます。

徳島ロックストリートに当てはめると、13のライブ会場に総勢50をこえるアーティストが出演します。

注意点としては、バラバラの会場でそれぞれのアーティストが同時に出演してるので、物理的にすべてのアーティストを鑑賞するのは無理だ…ということ。

プログラムをジーッと眺め、この人は推しだから…とか、このアーティストは観たい…という方を決めていって、自分なりのライブ鑑賞スケジュールをつくる…という感じですね。

徳島ロックストリートのチケット半券はドリンク券、または休憩所では500円券としてお得に使える

通常の音楽ライブと同じように、チケットの半券はワンドリンク券として使えます。

でも、長丁場の「徳島ロックストリート」。ノドの渇きよりもお腹が空く…ということもあるでしょう。

実は徳島ロックストリートのチケット半券は『休憩所』に指定されたお店では500円券としてかなりお得使えるんです。

たとえば「休憩所」の一つにうどん屋さんの「とば作」さんがあります。とば作ならうどんをしっかり食べても500円前後で食べれますので、しっかり腹ごしらえをすることが可能です。

この半券が休憩所で500円券として利用できる…という制度、かなりお得なのでぜひ使ってみてください。

知らなかったアーティストに出会える

推しアーティストに会えるのはもちろんですが、サーキットイベントなので、推しアーティストが出演していない時間帯も、気軽にいろんなアーティストをザッピングのようにライブ鑑賞することができます。

アーティストを好きになるキッカケって、たまたまライブを観た…とか、曲を聴いたってことが多いと思います。

実際にライブを聞いて感じることって多いと思いますので、ぜひ「徳島ロックストリート」で多くのアーティストに触れてみてください。

誰を聞いていいか迷った時間帯にもしプロの方のライブがあるなら、ぜひ聴いてみてください。プロはやはり違う、その人が一体誰なのかよく知らない人でも演奏で楽しませてくれるのがプロ…だそうです。

徳島ロックストリート、サーキットイベントなので多くのライブを観れるのがなんといっても特徴なのですが、実は連続する時間帯のライブは、双方を完全には観れないんです。

どういうことか…と言うと、18:00~18:30までのライブがあるとします、次の時間帯は18:30~19:00です。

一方のライブは18:30までやってるのに、もう一方のライブは18:30から開始してる。つまり時間帯がダブってるワケです。

治郎さんもココは認識してるのですが、現状ではこのスケジュールで動いてるそうです。

ライブが途中でも出入りは自由なので、18:30までライブを観て、すぐに移動すれば5分遅れくらいですぐ別会場のライブを観る事は可能です。あらかじめご了承ください。

しっかりとプログラムを読んで、どのアーティストを何時まで観るか、次のライブ会場までの道順なども頭に叩き込んで、迅速&効率よく回ることが大事です。

「徳島ロックストリート16」、2019年4月14日(日)開催、まとめ

徳島ロックストリートのチケットは既に発売されています。

前売り2500円、当日3000円です。出演するアーティストさんに予約してもいいですし(出演アーティストには販売ノルマがあるから、まずアーティストさんにチケットの残りがないかを尋ねるととっても喜ばれます)、本部に予約してもOKです。

イベント名 徳島ロックストリート vol.16 REVENGE(リベンジ)
開催日時 2019年4月14日(日)17:30~23:00
会場 ライブ会場13箇所、休憩所10箇所(下記グーグルマップにまとめてます)
チケット代金 前売り2,500円 当日3,000円
イープラス(コンビニ発券) 今回はちょっと間に合いませんでした…
チケットについて jiros.guitar@softbank.ne.jp
t.rockstreet@gmail.com
090-3436-9992(電話でもOK)こちらの本部(治郎さん)のメルアドか電話に「お名前と枚数」を伝えてください。JIRO’SギターBARでお引渡しとなります

ABOUT ME
ランキン@徳島で暮らして
ランキン@徳島で暮らして
レポート・インタビュー記事を含めた徳島地域密着ブログ「徳島で暮らして」管理人。徳島で頑張ってる&面白い人や企業を取り上げます。アラフォー/妻・息子と3人暮らし/元零細企業ダメ社長/会社は解散・清算/現零細不動産賃貸業/徳島ヴォルティスサポ。2011年名古屋から移住。徳島市新町橋付近で暮らしてます。 皐月賞馬イスラボニータの一口馬主でした。