先月、徳島では被せてくるようなタイミングで右折してくるクルマが多いので怖い…という内容の記事を書きました。

動画では見えないところにさらにもう一台右折車が続いていた…というカオスな画像もついてきます。
徳島特有のこの「やけに強い右折」。
たぶん徳島の方が完全に交通ルールを勘違いしているのではないかと思っているので、当ブログでは根気よく取りあげます。
被せてくるような右折、される側としては本当に怖いです。
この記事の中には、2019年5月に滋賀県大津市で発生した「幼稚園児の列にクルマが突っ込んだ事故」に非常に酷似してるケースもありました(2019年5月9日追記)。
私を含めクルマに乗っている以上、いつ自分が加害者になるとも限りません。
徳島の方が、昔から無意識にされている右折が実は危険な場合があるのでどうかお気をつけください。
目次
徳島特有?左折車の列にどういうわけが右折車が割り込んでくる
まずはこちらの動画をご覧ください。※日付は設定忘れでズレてます(直さないと)
私は徳島市津田付近を南方向に走行中です。ローソン津田本町店があるT字の交差点を左折しようとしています。
左折、左折、直進、左折、そして私も左折しようとしています。
ところが…!
なぜか私が左折しようとしてるところに、右折車が被せる…どころか割り込んでくるように右折してきました。これはもう動画を見て頂くしかありません。
なぜ?どういうつもりで右折してくるのか?
何度見ても分かりません…。
しかし、そのわりには全然間に合っておらず、左折しようとしていた私のクルマにぶつかりそうなタイミングです。
いわゆる「フツーのおばちゃん」でした
2019年5月、滋賀県大津市では「幼稚園児の列にクルマが突っこみ、二人の園児が犠牲になった事故」が発生してしまいました。
直進しようとしていたクルマが、対向車の強引な右折を避けようとしてコントロールを失い…とあり、関係した二台はどちらも中年の女性でした。
現場はT字路の交差点。
この記事で取り上げたケースに非常に似ています。
もっとオラオラ系の若者とか怖そうなオジサン(私もオッサンなんですが…)かと思ったら全然違っていたので、違う意味で衝撃でした…。なぜ女性が突っ込んでくるのか…。
この先が二車線あるなら(それでも本当はいけないですよ)、右折車は右レーン、左折車は左レーン…と行けばぶつからないので、まだ分からなくはない(この先にある末広大橋の入口交差点は事実上そうなってますよね…)のですが…。
ここは曲がった先も一車線ですからありえないですよ。
あまりネガティブな事ばかり指摘するのも気がひけるのですが、徳島の女性の方で、運転マナーがあまりよくない方がいらっしゃるように感じます。
例えば、脇道から大通りや流れている通りに入ってくる際、直進車が停車するか、発進をやめて(どうぞ)とゆずるような仕草をしても、まったくコチラ側を見向きもせずに走り去っていってしまうことが多々あります。
これ、マナー以前に右方向からの安全確認をまったくしてないので危ないですよ。脇からバイクとか自転車が来ることもありますから…。
通常は脇道から入ってくる場合、入れてもらう側が軽く会釈なり手をあげて(ありがとー)的なやりとりをするのが他地域の一般的なやりとりなのですが…。
ちなみに徳島でも男性は比較的このようなケースは軽く手を挙げるとか、小さくお辞儀をするとか、お礼をされる方がほとんどです。しかしどういうわけか女性はプイッといってしまいます。
女性ゆえに、あまり顔を見られたくない、ストーカーされたくない、愛想よくしてかえって嫌な思いをした…という経験などがおありなるのかもしれませんが…。
徳島の人は右折ルールを勘違いしていないだろうか…
前回の右折記事でも書きましたが、ある一定の徳島の方は、左折車が続いたら割り込んでよい…というように右折のルールを勘違いしてるのではないでしょうか。
それとも、道路の車線が工事規制されて渋滞、ノロノロ運転で進みながら交互に一台ずつ合流するようなシチュエーションと同様に考えているのでしょうか?
そうするべきでしょう
しかし、左折車が続いているところに、いきなり左折車の列に突っ込んできて「交互で入りましょう~」ってな交通ルールもマナーもありません。そして、左折してるクルマにとっては非常に危険な行為です。
交通ルール上、右折車の優先順位は最後です。直進車・左折車が続いた場合、ただひたすら待機するしかありません。
(交差点における他の車両等との関係等)
第37条
第1項 車両等は、交差点で右折する場合において、当該交差点において直進し、又は左折しようとする車両等があるときは、当該車両等の進行妨害をしてはならない。
右折車は直進車・左折車がいる場合、交差点に進入してきてはいけないんです。どうかお待ち頂けないでしょうか。
今回、実はもっと恐ろしい事が起きていた(被せ右折車に後ろから、さらにもう一台の右折車が交差点に入ってきていた)
今回の動画ではまったく見えていませんが、実はこの時さらに恐ろしい事が起きていました。
左折車の列に、ぶつかるようなタイミングで右折してきたクルマのすぐ後方にいたクルマまでもが右折して交差点内に突っ込んできてるんです。
コチラが後方カメラのキャプチャ。カオスな画像となっております。

これ、私が曲がり切ってあとに入ってきたわけじゃなく、私が左折してる時に被せてきた右折車と一緒に曲がってきてるんです。
私の後にはご覧のようにトラックがついてきているのに…。
なんで左折車、右折車、右折車が並んでるんだよ(この先は一車線しかありません)
このトラックが左折したあと、仕方なしに後続のクルマが停車してこの二台を行かせてるのがバックミラーで見えました…。いやはや…。
一台だけでもビックリなのにあの軽トラは何を考えて続いて右折してきたのでしょうか、しかも被せ右折車をめちゃくちゃインから被せている…もうホントに絶句です…。
徳島は右折ルールが間違って認識されているのではないだろうか
前回に続いて問いますが、私の運転がトロくさいのでしょうか?
今回の動画で、あれ以上車間距離を詰めたら危ないです。かといって、車間を空け過ぎているわけでもないと思います(いかがですか?)。
あと右折車の方にわかっていただきたいのは、左折車は左折中に右折車の事を気にしてられないってことです。
左折ですから左後方の巻き込み注意、(前方のクルマが止まるとも限らないので)前方追突注意など、「前、左、左後方」にほとんどの注意を払ってます。
したがって、左を最大限に注意してる時に、死角ともいえる右側から右折車が来るのは非常に危ないとしか言いようがないのです。
たしかに。
徳島に来たとき、まず戸惑ったのが右折が強すぎる事でしたわ。 https://t.co/gE7RDUeaog— ほうすい+ (@junmaibeer) 2018年12月14日
「右折が強い」
その通りだと思います。どうしてなのでしょうか。
右折優先?ともいえるローカルルールがあるために余計危険な状況を招いている
この徳島特有の誤った右折ルール?があるために、徳島の交通事情は悪循環に陥っていると思います。
強引な右折があるために発生している徳島の交通マナー悪循環の考察
- 強引な右折車に割り込まれないために車間距離を狭める(危険!)
- 右折車が左折車の列に割り込んで右折してこないよう、直進だと思わせるために左折のウインカーを出すのをあえて遅らせる(危険!!)
こう考えると「強引な右折」によって、徳島のあまりよくない交通マナーである「車間距離が狭い」、「ウインカーを出さずに曲がる」…という現象のキッカケになっているような気がします。

まだまだ根気よくこのブログで取り上げていきます
前回の記事から一ヶ月もしないうちにまた右折記事を書くとは思っていませんでした。
徳島が他地域と比較して交通事故発生率が高い原因には、このような誤った交通マナーの思い込みがあるのではないでしょうか。
見通しのよい直進道路で制限速度の通りに走れ…などとは私だって言いませんよ(自己責任で)。
でも前回、今回のように左折時の被せ右折や、左折車の列への割り込み右折は本当に危ないので止めて頂きたいと思います。
あまりシリーズ化したくはないのですが、今後も当ブログで声をあげていきたいと思います。
交通マナーをのぞけば徳島は本当に良いところだと思ってますので、もし無意識に誤った交通マナーでされている方がいらっしゃったら改めて頂けたらな…と思います。
ドライブレコーダーはもはや必須アイテム
交通事故は起こしたくありませんが、自分は悪くないのに交通事故に巻き込まれてしまったり、最近話題になっている「煽り運転」の被害に遭う可能性もあります。
ドライブレコーダーをつけていれば、客観的にその時の交通状況が分かりますし、泣き寝入りしないための大事な証拠保全が可能になります。
もはやドライブレコーダーはクルマを運転するうえでは必ずつけるべきアイテムだと思います。まだつけていない方はすぐにでもつける事をオススメします。
私は超安物のドライブレコーダーですが、こんなものでも今回の動画のようにきちんと状況が分かります。
他にもタッチパネル式で様々な機能がある高級なものでもいいと思います。
自分や家族、大切な人を守るためにもドライブレコーダーはつけましょう。