徳島ヴォルティスの2019年天皇杯3回戦。徳島ヴォルティスvsHonda FCの試合を、現地ポカリスエットスタジアムにて観戦しました。
2回戦に続き雨の中で行われた試合。

徳島ヴォルティスは愛媛戦と同じくリーグ戦ではまだ出番のない、ウリンボエフ選手、井澤選手らがスタメン。山形戦以来リーグ戦でベンチ外が続いていた清武功暉選手がスタメンでした。
故障で離脱していた内田航平選手、福岡選手がベンチ入り。来シーズンからトップチーム入りする森田凛選手もベンチ入りしました。

試合は組織力に勝るHonda FCが手数少なくゴール前まで迫るのに対して、なかなか縦パスを入れられず後方でのボール回しに終始する徳島ヴォルティス…という図式。
前半37分、Honda FCの右サイド24番佐々木選手の進入を許し、そのままゴール前にパスを送られ失点。
後半もあまり効果的な攻撃ができない徳島。そんな中後半18分、CKを跳ね返したと思ったらそのままダイレクトボレー。これがとんでもないゴラッソでHonda FCが追加点。
この追加点が重くのしかかり、徳島はじり貧に。最後はATにPKまで献上。このPKは長谷川徹選手がストップし、この日一番の盛り上がり。ただ、結局徳島はゴールを奪えず0-2で敗れました。
当記事では
- 試合前のポカリスエットスタジアムの様子
- 試合中の様子(動画あり)
- 試合後の様子
などをお伝えします。
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目次
試合前のポカリスエットスタジアムの様子
阿波踊りが中止になった2019年8月14日。天皇杯の開催も危ぶまれましたが、無事に開催。
バタバタしてたため、試合開始1時間前の到着。いつもはゴール裏で声援を送るサポーターたちも、この日はバックスタンドの端っこに陣取るそう。

選手たちがアップを開始
徳島ヴォルティスの選手たちがアップを開始。スタンドに向かって挨拶。

徳島ヴォルティスサポーター
徳島ヴォルティスサポーター、この日はこんな陣形。

Honda FCサポーター
JFLの王者Honda FC。かつてヴォルティスが大塚製薬時代は二強として覇権を争った間柄だそうだ。

「四国で勝つ。」と意気込むHonda FCサポーター。

【動画あり】天皇杯3回戦、徳島ヴォルティス対Honda FC 試合開始
徳島ヴォルティスのスタメン。
GKは愛媛戦に続いて長谷川徹選手。ザビ選手が初スタメン。

サブには福岡選手、内田航平選手、そして来期からトップチーム入り(今季は二種登録)する森田凛選手が。

試合開始
後方でボールを回す徳島ヴォルティス。どこかで縦パスが入ればいいのでしょうが、そうではなく、いつまでもボールは後方で行ったり来たり…。
HondaFCは前線選手の動きがよく、特に右サイド24番佐々木俊輝選手の動きがよく、スピードも非常にあって手を焼いていました。
決定機を作られたり…。
前半37分にはその佐々木選手の突破から先制点を許します。
前半の終盤に、ウリンボエフ、押谷選手、井澤春輝選手が高い位置でボールを奪うことに成功。
そのまま井澤春輝選手が持ち込んでGKと1対1、シュートするも好セーブに遭って得点ならず。前半はこれが一番のビッグチャンスでした。

天皇杯2回戦、徳島ヴォルティス対愛媛FC 後半へ
後半も決め手に欠ける徳島ヴォルティス。
攻めあぐねてる間に、CKをはじき出したボールをそのままダイレクトボレーシュート。これがすごいゴラッソで決まってしまって追加点を奪われます。
ここまでやられまくりで涙が出てくる…
ウリンボエフ選手、初ゴールならず
代わって入った岸本武流選手が仕掛けてシュート、そのこぼれ球がウリンボエフ選手の目の前に。慎重にシュート!…これもHonda FC選手のブロックに遭い得点ならず。
長谷川徹選手がPKストップ
そのまま得点も奪えず試合もATへ…。そんな中、ハイボールの競り合いをミスって進入を許し、最終的にPK献上。
決定的な3点目か…と思われましたが、ここは長谷川徹選手がPKセーブで意地を見せてくれました。
天皇杯3回戦、徳島ヴォルティス対Honda FC 試合後の様子
結局徳島ヴォルティスは一点も返せないまま試合終了。0-2。

決定機の数でも負けていて、0-5くらいになっていても不思議のない試合でした。
どっちがプロか分からないくらいの完敗。
いつものスタメンにこの日のメンバーが一人入る…くらいならやれるんでしょうが、サブメンバーばかりだと一気に停滞感が出てきてしまうのはどうしてなのか…。

台風の影響が心配される中、駆けつけた1500人の徳島ヴォルティスサポーターの帰りの足取りは皆さん重かった…。

これで天皇杯も終わり。せめてここは勝って、J1チームと対戦したかったです…。
リーグ戦も昇格はもはや風前の灯火。レギュレーションが厳しいプレーオフに入れるかどうか…という状況。
まだロドリゲス監督になってプレーオフにも進出してないから、せめてプレーオフには出る…というところを目標にしてほしいですね。
力無く、レポート終わりです。