11月16日、17日は万代中央ふ頭で『アクア・チッタフェスタ2019』が開催されます。
昨年もかなりの賑わいだったようです。楽しみはなんといっても17日のフィナーレを飾る「音楽花火」。
徳島のバンド「GEEK!GEEK!GEEK!」が書き下ろした楽曲『November』に合わせて花火が打ち上がる光景は見もの。
この他、二つのステージで繰り広げられるパフォーマンス、楽しみなフード&ドリンク、屋台などなど。
目次
アクア・チッタ&アクア・チッタフェスタとは
かつて徳島市内の物流拠点として栄えた港町「万代中央ふ頭」。
しかし、主要港の移転や倉庫の老朽化に伴い、いつからか錆びれた倉庫街と化していました。
目線をさえぎることなく左右に伸びる水辺。様々な荷物と人々の想いを収めてきた倉庫群。
そんな景観を抱き込んだ 港町独特の雰囲気を残しつつ、新しい魅力的な街を作りたい。
そんな想いからアクア・チッタは設立され、この地を知ってもらうため、「アクア・チッタフェスタ」はスタートしました。
数々の働きかけと多くの方のサポートにより、今では素敵な飲食店や小売店等が立ち並び、少しずつ新たな賑わいが生まれつつあります。
そんな万代中央ふ頭にぜひご注目ください。
アクア・チッタフェスタ2019より引用
ざっくり言うと、港を盛り上げたい…ということですかね。
私も写真を撮影をしたことがありますが、なんともいえない解放感、それでいてどこかセンチメンタルな気分にもさせる不思議な場所です。
今年は音楽フェスティバルレベルといってもいいほど、多彩なステージ出演者
私が楽しみなアクア・チッタフェスタのポイントの一つ目。
まずは音楽ステージ。
これ、メインステージが終わった時刻、または少しだけの間をおいてツリーステージが始まる、そしてまたメインステージが始まる…という感じなんです。
一つのステージしかないと、パフォーマンスの間に機材の出し入れ、テストプレイ、マイクチェックなど、ちょっと微妙な間があります。
二つのステージがあると、片方のステージでパフォーマンスが披露されてる間にこのようなチェックができるのでタイムラグがなくていいですよね。
完全な個人的セレクトで楽しみな出演者を紹介。
GEEK!GEEK!GEEK!(音楽花火担当)
実はライブも行ったことがあるGEEK!GEEK!GEEK!。音楽花火も担当されます。
インタビューもさせて頂いたので早く記事にしないといけないんですが、彼らのこだわりを知れば知るほど…
というような状態になってしまって、いまだ書けておりません…。
いや、これまでに書いた他の記事が安易なつもりはまったくないんですが、私の中で勝手にすごいプレッシャーがのしかかってしまいまして…(汗)。
彼らのサウンドを一言でいうと『深夜に走る高速道路でのBGMにしたい』(ファーストアルバム「ギーク襲来」)です。
全部がノリノリの曲ってわけではないのですが、エレクトロな効果音が随所にいれられており、近未来的、あるいはちょっとだけダーク・アンダーグラウンドな感じ。
ファーストアルバムからのチョイスでは「リピート」という曲をオススメします。
曲だけを何気なく聴いてるだけだとよく分からないかも…ですが、歌詞を見ながら聴くと「うわぉ」というインパクトがあります。
インタビューの時に聞いたこと。
「リピート」の歌詞冒頭は「退屈な日々の泡」で始まります。そしてリピートの歌詞は「大事な日々の泡」で終わります。
これらの「泡」は、時間や時(とき)を意味するHour(アワー)をかけてるんですか?これスゴイですよね」って張りきってマツミヤカズトさんに伺ったら、「いや~、それは全然考えてませんでした、ハハッ」と言われて自爆しました。
強引ですが「泡」は「阿波」ともかけることもできますし。
GEEK!GEEK!GEEK!は、ちくげさんが構築する楽曲(計算しつくされているので、構築で)の良さもそうですが、マツミヤさんの言葉選びがね…いいんです。
ちなみに歌詞づくりには相当な困難があるようで、マツミヤさんはこんなコラムも書かれています(コラムがね、またどれも面白いんですわコレが)。
「リピート」は、曲中にも「リピート」と「君と」をかけてる場面があって面白いです。
ぜひ歌詞カードを見ながら聴いてほしい一曲であります。
セカンドアルバムがつい最近発表されまして、こちらはいくぶんダークとかアンダーグラウンドな印象は少なくなり、やや明るく・ポップな印象になりました(※個人の感想ですよ)。
彼らの代表曲にもなりそうなのが、この下に埋め込んでる「LUCY MIGHT HAVE SEEN (THE WORLD TURNED UPSIDE DOWN)」。
直訳すると「ルーシーは見たかもしれない(世界は逆さまになった)」か
私はサビの部分でいつも「ルーシーって誰だよ!」って突っ込んでいたんですが、GEEK!GEEK!GEEK!のちぐげさんからからこのようなお返事を頂いた次第。
ぐはぁ、深すぎる!
ルーシーからみた今の世界ってどんなだろうね、想像できたかい?って歌ですw
— ちくげ GEEK! GEEK! GEEK! (@chi_ku_ge) September 5, 2019
GEEK!GEEK!GEEK!的にはサビ後の「オッオ~オ」を観客に歌ってほしいそうですが…
まわってる縄跳びにいつまで経っても入れない…的な感じィ!
センスある人は歌ってあげてください(爆←死語)。この曲は絶対アクア・チッタフェスタのライブでも演奏されると思います。
そして、音楽花火のために書き下ろしたのがコチラの「November」(曲の本編は1:01から)。
この曲はイイ意味でこれまでのGEEK!GEEK!GEEK!っぽくない、めちゃくちゃ爽やかな曲。
この曲は夜もイイけど、朝イチにやる気出すために聴くのも全然アリ!ってくらい爽やかです
一般向け…と書きましたが、それはあくまで分かりやすいはっきりしたサウンド・曲調が明るい…という意味です。これを実際に歌うのは難しすぎる…。
トランペット・ホルンなどの管楽器も参加しており、軽快でありながらも壮大な曲に仕上がっております。
曲中に何度か繰り返される(MVだと2:16あたりのフレーズ)パパッパッ、パッパッパパッのフレーズは中毒性があります。
壮大すぎて通常の3人でやるライブでは演奏可能なの?…という今後の余計な心配も(笑)。打ち込みでできるのかな。
8月に行われたライブの際、音楽花火の事も少し教えて頂きました。
花火はコンピューターで打ち上げがプログラムされてるそうです。つまり、花火が打ちあがるタイミングは決まってるので、演奏がそれにピッタリと合わせないといけない…と。
もし見事に音楽花火がタイミングバッチリだったら、すごいことをやってのけた…と拍手を送ってあげてください(心配ないと思いますけどね)。
オススメのアーティストさんたち
徳島もちつき四姉妹
お祭りには欠かせないのがこの人たち。「もっちもち!」と盛り上げてくれることは間違いありません。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2019/05/05/233127
佐那人
佐那河内を代表するバンド。精力的にライブ活動を重ねています。私が好きなのは「佐那河内ダイヤモンド」。王道メロディ、佐那河内の情景が浮かんできます。
THE春夏秋冬
徳島らしいイイ意味でアツいバンド。ヴォルティス推しでもあるだけに、この日は「VORTIS」も歌ってくれるハズ。歌詞がまたグッとくるんですわ。
Django Tigalle(ジャンゴ・ティガール)
ジプシージャズ…というあまり聞きなれないジャンルを演奏されます。のんびりしつつも、様々なエッセンスが散りばめられてるそう。
アクアチッタの情景に合いそう。のんびり聴くもヨシ、その音楽性を探るもヨシです。
普段は香川、岡山を中心に活動されているので、徳島で聴けるチャンスはそうそうありません。
THE NINJA
徳島の人気バンド。私が好きなのは「Oh! my ちゃんこブルース」。
Baby dolls
徳島が誇るアイドルグループ。カワイイし、歌も上手いしダンスも上手。ホスピタリティも素晴らしい。追っかけの人たちもアツい。必見である。
2011年結成とこの若さにしてすでに相当なキャリアなので、完成度の高さも納得。
他にもまだまだオススメのアーティストはいらっしゃるんですが、文字数もありますので…。
詳しくはリンク先のアーティスト一覧を見てくださいね。
楽しみなフードやショップ
フードも盛りだくさん。食べ物だけじゃなくて、様々なアートや異色なジャンルのお店もたくさん出店するようです。
鳥人間に出場される徳島大学鳥人間プロジェクトのブースとか。
来週末のアクアチッタの準備に来ています!
だいぶ先やと思ってたアクアチッタも1週間切っちゃいましたね。。。
是非11月16日,17日 万代ふ頭にて鳥人間プロジェクトブース出しているのでお越し下さい😎#鳥人間#アクアチッタ#万代ふ頭 pic.twitter.com/0YhIFKkbw2
— 徳島大学 鳥人間プロジェクト (@tokudai_toripro) November 9, 2019
出店情報はこちら。
画像を見る限りではホントに多彩な印象です。
お店などを満喫したい方はお昼からの訪問がオススメかな…と思いました。
このあたりはまた後日レポートさせて頂きます。
とにかく、アクア・チッタフェスタに行こう!
こんな感じでザッと紹介させてもらいました。
徳島にも素敵な港町があるんだぞ…ということを、まず徳島の人が十分に理解する必要があります。
普段あまりこのあたりに行ってない方こそ、この機会に万代中央ふ頭へどうぞ。
11月16日、17日はアクア・チッタフェスタ2019です。臨時駐車場はありますが、限りがあります。徒歩、自転車、公共交通機関で訪問可能な方は極力そちらをご利用ください。
昼は温かくても、花火の頃には冷え込む可能性もありますので、マフラー、コートを持参しておくとイイと思います。
私も初めてですが、行ってみます。滞在時間は息子の機嫌次第…くぅ~。