2019年J2リーグ第39節。FC岐阜vs徳島ヴォルティスの試合を、現地長良川競技場にて観戦。
J1昇格に向けて、勝ち続けるしかない徳島ヴォルティス。徳俵に足が掛かってから驚異的な粘り腰で11戦負けなし(8勝3分)。
運命の三連戦(岡山、大宮、水戸)を見事に三連勝で飾り、PO圏内の5位にまで順位を上げてきました。
岐阜戦、試合の入りは決してよくは見えませんでした。しかし、ヨルディ・バイス選手が直接フリーキックを決めると、あとはゴールラッシュ!
終わってみれば0-7の大差で勝利。
この勝利で大きく離されていた得失点差を際どいところまで詰めることができました。
当記事では
- 試合前のスタジアムの様子
- 試合中の様子
- 試合後のスタジアムの様子
など、現地ポカリスエットスタジアムの様子をお伝えします。
目次
FC岐阜vs徳島ヴォルティス 京都で渋滞にハマるサポーターが続出
私は朝6時30分頃に徳島市内の自宅を自家用車で出発しました。
ところが、京都近くになると「名神 渋滞」「京滋バイパス 渋滞」…というダブルパンチ!
三連休の初日ということで、いつもより交通量が多かったようです。そろそろ紅葉の季節ってのもあったのかもしれません。
京都で渋滞にハマってしまった徳島ヴォルティスサポーターは多かったようです。

FC岐阜vs徳島ヴォルティス スタジアムの様子
地元は名古屋ですがJ2を見始めたのは徳島に移住してきた2011年からなので、近くはよく通ったことがありましたが、実際に長良川競技場に入るのは初めて。

試合開始1時間前にようやく到着。難波宏明さんがゲーム前のトークショーをされてました。
「飛騨牛に徳島サポーターの方がめっちゃ並んでますね…並びすぎちゃいますか?(笑)
徳島には牛がいないんですか?
(徳島サポがうんうんと頷く)
あ、いない?いないんですか?…いないんならしょうがないですね」
と、毒舌を発揮。試合前から煽られてます。

徳島ヴォルティスサポーター
岐阜まで駆けつけた徳島ヴォルティスサポーターは、翌日の徳島新聞によれば700名。

そんなにいたかなぁ…とも思わなくもありませんが、かなりの人数が駆けつけたことは間違いありません。

FC岐阜vs徳島ヴォルティス、試合開始!
整列。…ここで当方のカメラレンズの具合がよくない…。ズームだとピントが合わないのだ…。

というわけで、今回はズーム画像はありません…。レンズどうしよう…。たいした腕じゃないからまた安いのにするか、思いきってちょっとイイの買うか…。

FC岐阜vs徳島ヴォルティス、試合中の様子
試合の入りは決してイイとは言えなかった徳島ヴォルティス。
最近よくある「様子見」とのことだったが、逆に岐阜に決定機に近いところまで崩されかかったシーンもありヒヤリとする。
全然決定的なチャンスができないな…と思っていた25分。いい位置でフリーキックのチャンス。
バイス選手のフリーキックから得点ラッシュ
そしてフリーキック…。
ホントにバイスが決めた…すごい
その後は得点ラッシュ。杉本竜士選手のシュートがややラッキーもあって入ったり、微妙な判定?でPKを二つゲット。
岩尾、河田選手がしっかりと決め、前半だけで0-4。
後半にも3得点
後半に入ると、せめて一点…ということなのだろう。岐阜がわりと前掛かりに攻めてくる。
こういう時こそ徳島のチャンス…のハズなのだが、むしろ危なっかしい場面ばかりでヒヤヒヤ。
どうにかしのいだ63分。徳島らしい繋ぎから最後は河田篤秀選手が頭でブチこんで5点目。
得点後、お役御免となった河田選手に代わって入った清武功暉選手、いきなり魅せる。
浮き球をヘディングでかわしつつシュート!こぼれたところを野村直輝が難なく決めて6点目。
その後も何度かチャンスがあったが清武選手は得点ならず。
得失点差を考えると、取れるだけ取って無失点で終わりたい試合。最後はこのまま0-6なのかな…と思っていたところ、押谷祐樹選手がゴラッソ。
弾丸シュートでもループでもない、まさに「オシタニ」的な芸術的なゴールでした。
FC岐阜。最初の失点で気持ちが切れてしまったようでした。馬場選手を中心とした攻撃にヒヤリとすることはあったのですが、守備面ではスカスカでしたね…。
試合終了後はリカルド・ロドリゲス監督のメガホンとタオル回し!そして河田篤秀チャントで盛り上がる
試合終了後はお馴染みのタオル回し。
いつもなら、得点者がメガホンを取るのですが、あまりの大量得点に今回はなんとリカルド・ロドリゲス監督!
監督、照れながらもメガホンしてくれました。
チームの良い雰囲気が伝わってきました
降格争いとかでサポーターが怒った際に監督が話す姿は見たことはありますが、優勝でもないこういう場面はあまり見ませんよね?誇らしい気持ちになります。
次節は超大一番ホーム横浜FC戦、大観衆で後押ししたい
岐阜戦、スコアほど圧倒した…という感じでもなく、判定に助けられたり、危ない場面もありました。
相手のチーム状況の悪さに助けられた面もありましたが、この時期は結果が全て。0-7なら85点でしょう(→得失点差を20に乗せる0-8なら95点だった)。

次は超大一番、横浜FC戦
そして次節は本当の大一番、ホーム横浜FC戦です。
横浜FCは日曜日に長崎を相手にしっかりと2-0で勝利。勝ち点差3で追いかける展開は変わっていません。
直接対決となる横浜FC戦で徳島ヴォルティスが勝つことが出来れば、勝ち点70で並ぶことができます。
また、2点差以上で勝てば得失点差も上回り、順位もひっくり返すことができる、超大事な一戦です。
さすがにここ最近の快進撃で、徳島新聞、四国放送、NHK徳島もヴォルティスの報道に力をいれてくれてる感じです。
この大一番に大観衆でヴォルティスを後押ししたいですね。

大宮がこのままいくわけない
土曜日の大宮対柏、柏が逆転負けしてしまい、順位で上回るつもりだった徳島サポの皮算用がはずれてしまいました…。
ただ、大宮アルディージャは水曜日にも試合があります。福岡は最近調子をあげており、ただでは負けないでしょう。
柏戦や連戦のツケはどこかで来ると思っており、思わぬところで取りこぼす可能性は十分にある…と思っております。
まずは徳島ヴォルティスが自力でできることをするだけ
目先の試合を勝つことしか徳島ヴォルティスにはできません。
自動昇格がダメでも、プレーオフのために一つでも上の順位を狙わないといけません。まだプレーオフも全然安全圏ではありません。
サポーターができることは応援することのみ…ですね。
頑張れ、徳島ヴォルティス!
