上勝町

【画像あり】上勝町、樫原の棚田で開催中の「棚田のあかり」を見てきたよ

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり

※当記事は2018年の「棚田のあかり」についてのレポートです。お間違えのないようお願いたします。

2019年は「田野々の棚田のあかり」が行われるそうです(参考サイトはコチラ)。2019年はリンク先をご参考ください。

※場所、駐車場など全然違いますのでご注意ください。

上勝町にある樫原の棚田では、12月17日(月)まで、毎週土、日、月曜日の18時~20時30分(バスは17時発より有り)の間に棚田のライトアップイベント「棚田のあかり」が開催されています。

↓のリンクは2018年のものです

イベントチラシのPDFはコチラ

以前はロウソクで灯りをつけた事もあるそうなのですが、今年からLEDでのライトアップ方式に変わりました。

開幕して2日目の10月29日(月)に早速行ってみたのでレポートです。これから参加される方の参考になれば幸いです。

また別記事で「棚田のあかり」スタッフさんの前田さんのインタビュー記事もありますので合わせて読んで頂ければ幸いです。

https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2018/11/01/185059

「棚田のあかり」と月ヶ谷温泉の入浴が楽しめる「じゃらん」のツアーもあります

じゃらんの月ヶ谷温泉のプランの一つに、今回の「棚田のあかり」イベントを楽しめるツアーもございます。

このプランの中には「バス送迎・入浴料 ・保険料 ・棚田未来づくり活動協力金」が入っているのでお得になっています。

樫原棚田ライトアップ
【月ヶ谷温泉入浴券&バス送迎付きプラン】

「棚田のあかり」に参加したい場合はまず月ヶ谷温泉「月の宿」を目指そう

「棚田のあかり」に参加したい場合、直接会場である「樫原の棚田」近くの駐車場までクルマ行く方法もありますが、かなりの急坂で狭い道なうえ、周りは真っ暗です。樫原の棚田に行った事のある私ですが、夜に運転する自信はありませんでした。

よほど何かの事情がある方以外は、会場まで連れていってくれる「直行シャトルバス」をオススメします

山道はナビにも載ってない道路もあったりして危ないです。慣れてない方以外はバスに乗った方が絶対に安全です(マジで)

シャトルバスは月ヶ谷温泉「月の宿」の玄関前から発着しています。

まずは建物内に入って「棚田のあかり」受付をしよう(保険加入を兼ねる)

「月の宿」に着いても、いきなりバスに乗らないで、まずは受付をしましょう。

受付は月ヶ谷温泉「月の宿」の建物を入ってすぐです。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかりこれは明るい時の画像です。暗いときはこれだけ全体は見えなくなります

建物に入るとすぐ右手に、今回のイベント「棚田のあかり」の受付ブースがあります。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり 受付さきほどの入り口を入るとすぐにここに出ます

ここで住所、氏名、携帯電話番号などを書き込んでください。どうしてこんな事をさせるのか…という方もいるかもしれません。

これは何かのための「保険」に入る手続きも兼ねているんです。山道だし、寒い時期の夜間イベントだし…という事なので、ご理解のうえご協力をお願いします。

また、このシャトルバスの送迎費と頂く500円(大人一人:幼児は無料)は、棚田未来づくり活動協力金としてあてられるため、シャトルバスに乗るだけでも棚田の保存支援に繋がります。ぜひ、ご利用ください。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり 受付こんな感じの記入帳になっています

「棚田のあかり」への直行シャトルバスは30分ごとに出ている

受付をすませると、スーパー銭湯などで使うような、数字入りのバンドを手渡されるので手首にでもつけておきましょう。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり 受付こんなバンドを渡される

ここまでやったら、あとはバスに乗るのを待つばかりです。バスは温泉が送迎に使っているワゴン車が使用されていました。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり シャトルバス月ヶ谷温泉でも普段使われているクルマだ

「棚田のあかり」会場までは月ヶ谷温泉から約20分ほど

シャトルバスに乗ったら、あとは運転手さんにお任せです。

ちなみにこのシャトルバスは2台体制でつるべ式(1台は会場、もう一台は温泉)で運行されているそうです。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり シャトルバス昼間は走った事のあった道ですが、夜となると闇が迫ってくるような感覚に…

けっこう揺れますので、クルマに酔わないように(妻が帰りの下り坂で少し酔った)。

「棚田のあかり」会場に着いたら、あとは自由散策タイム!

会場には約20分ほどで到着。基本的には自由に散策するようなイメージです。

ただ、樫原の棚田は急傾斜地にあるため、道路もなかなかの坂道です。

私たちは坂の上の「お休み処」から歩いて「水車小屋」まで戻ってきました。かなりゆっくり歩いて約15分ほど。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり 会場案内図上の方にある「お休み処」で降ろしてもらった

前述の通り、上までいくと坂道を下る事になります。下りですから登りほどではありませんが、足腰に自信のない方は、シャトルバスの運転手さんにいって「水車小屋」(本来なら帰りのバスの出発地点)付近で降ろしてもらうと良いと思います。そのあたりの融通は効くそうなので、事前に運転手さんにお願いするのを忘れないようにお願いします。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり 会場案内図最初からメインのライトアップエリア前で降りるのもアリ

「棚田のあかり」でどう過ごすのか?

ハッキリ言って自由です。

ライトアップエリアが二つありますが、下の方にある広いライトアップエリアは徒歩で棚田の中を散策できました。

棚田へのあぜ道に入る場所の近くに、案内してくださる係員(お手伝いしてくれてる町民の方)の方がいらっしゃるので、誘導をお願いすればライトアップエリアの中も怖くありません(道なんて見えないくらい真っ暗なので)。

他にも写真撮影をしたり、ドローンを飛ばして空中からLEDライトアップを撮影してる方もいらっしゃいました

「棚田のあかり」は山中の屋外イベントだがトイレも綺麗

こういう野外イベントだと、トイレが心配になりますよね。ましてやこれらかどんどん寒くなる季節です。

でもご心配はいりません。

「棚田のあかり」では会場内にあるお店「あさかげ亭」さんのトイレを使う事が出来ます。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり あさかげ亭会場の風車小屋のそばにあります。一見すると古い古民家なのかな…と思いますが…

訪れてみてビックリ。とても綺麗なお店で、トイレも超綺麗で清潔でした。これなら安心です。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり あさかげ亭うお、中はめっちゃ綺麗だぞ

L字に進んでいくとトイレ。ウォシュレット付きですごい綺麗なトイレでビックリしました。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり あさかげ亭トイレにはうるさい私ですが大満足の美しいトイレでした

「棚田のあかり」で撮影した画像(下手で綺麗に撮れない)

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり棚田をみたい方は最初のバスに乗ると吉です。夕暮れ時の景色も美しいです(スタッフ前田さんご提供の画像)
上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり暗くなると棚田はまったく見えなくなっちゃいます。実際に目で見たLEDライトアップはもっと綺麗です、この写真ではまったく幻想的な風景が伝えられていません…
上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり大きな木にも照明が当てられてました、赤、緑、青、黄と色がボワーっと変化していました

動画だとLEDがまたたいているのが分かるかと思います。

スタッフ前田さん撮影の画像
上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり夜の写真って難易度が高いですよね…プロの方の素晴らしい写真を待ちましょう

こちらから「棚田のあかり」のLEDライトアップをドローン映像が見られます。

「棚田のあかり」、私の下手な画像では良さがまったく伝わらない、ぜひ現地で!

私の下手な画像ではまったく「棚田のあかり」でのLEDライトアップの幻想的な風景を伝える事が出来ません。

この日は晴れていたので、下には棚田のLEDライトアップ、見上げれば満天の星空…という素晴らしいロケーションに恵まれ、時間が経つのも忘れてしまいました。

スタッフの前田さんによれば、まだ手探り状態の部分もあるため、今後どんどん会場のホスピタリティをあげていきたいとの事です。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり 前田亞矢さん「棚田のあかり」スタッフの前田亞矢さん

スタッフの前田さんのインタビュー記事もありますので、ぜひご覧ください。

https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2018/11/01/185059

「棚田のあかり」に参加する場合、暖かい服装は必須、懐中電灯もあるとなお良し

私はほぼ真冬の時に着ていた、分厚いジャンパーとマフラーを着ていったのですが、大正解でした。会場はなかなか高所(標高700mほど)なうえ、棚田という事で風通しも良いので、これからの季節はどんどん寒さが厳しくなる事が予想されます。

厚手のコートやジャンパー・マフラーなど冬の装備は絶対に持っていった方がいいです。

あと、会場は非常に暗いため、目の前の道路も分からないくらいです。懐中電灯を持参していくととても重宝しますよ。

iPhoneをお持ちの方なら、iPhoneのライト機能を使っても良いでしょう(充電はしっかりと)。

棚田保護のための支援も募集中

今回の「棚田のあかり」イベント、そもそもは

前田さん
前田さん
高齢化で耕作放棄地が増えている中、棚田を守るため、皆さんにご協力して頂ければ嬉しいです

との事です。支援の方法はいくつもあります。

前述したように、シャトルバスを利用して頂ければ、保険とは別に棚田未来づくり活動協力金としてあてられるため、シャトルバスに乗るだけでも棚田の保存支援に繋がります。

また、会場では「棚ぼた願い事プロジェクト」といって、一口1,000円の寄付で、願い事がかけるLEDライトを会場の棚田に刺していただく事が可能という事です。自分の願い事が書かれたLEDがライトアップの一部になるので良い思い出になると思いますよ。

夕方から「棚田のあかり」にいった人なら、夕食は「喫茶いくみ」という手もある(要営業確認)

私たちは19時頃に出発地点の温泉に戻りました。上勝で夜間営業しているお店は少ないのですが、温泉からクルマで12分ほどの場所にある「喫茶いくみ」さんは数少ない夜間営業のお店です。

上勝町 喫茶いくみ営業中である(フラッシュ炊いた)

マスターがお一人でいらっしゃる事も多く、予定が不定期に入ったりしますので、Facebookで事前に確認しておくと良いと思います。

マスター曰く、「Facebookのメッセンジャーで一言でもメッセージを送ってくれれば事前に用意が出来るので助かります」との事でした。
※お客さんがいない時は他の仕事をされている事もあるため

喫茶いくみの「とり天丼」や「チキンカレー」はとても美味しいのでオススメです。この前もとり天丼を食べたのですが、お腹空き過ぎてたのと、出された時に美味しそうすぎて写真を撮るのを忘れてしまいました(こんなんばっかりです)。

代わりに喫茶いくみの画像を置いておきます。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり 夕食におすすめ 喫茶いくみ元は「石本商店」だった名残で看板が残されている
上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり 喫茶いくみレコードがたくさん残っている

意外にもマンガも充実してました。

上勝町 樫原の棚田 棚田のあかり 喫茶いくみ読みたいメジャーどころの漫画がけっこうある

以上、上勝町で開催中のイベント「棚田のあかり」について…でした。

https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2018/11/01/185059

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ランキン/徳島で暮らして
宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・とくしま移住コーディネーター(個人)。地域ブログ「徳島で暮らして」運営・宅地建物取引業・不動産賃貸業(法人)。徳島ヴォルティスサポ。補聴器使用。2011年名古屋→徳島移住。皐月賞馬イスラボニータ元一口馬主。イスラボニータLINEスタンプ制作&販売中