新春恒例の行事となっている「新町川寒中水泳大会」。今年は25回目、そして平成最後の開催となりました。
年間を通して一番寒いこの時期に行われるのが新町川寒中水泳大会。
見てるだけで寒そうなのですが、今年も猛者の方々が極寒の新町川を泳いだり、新町橋から飛び込んだりとおおいに盛りあがった。
2019年の新町川寒中水泳大会のレポート。
目次
まずは書道パフォーマンス…は見逃した…
イベントに先立ち、書道パフォーマンスが行われた。…が出遅れて見逃してしまった。
とくしまマルシェさんの公式ツイッターでは画像がアップされていたので埋め込みさせてもらいます。
とくしまマルシェ始まりました!
本日は「いちごとフルーツトマトフェア🍓🍅」です✨
たくさんの徳島の美味しいが並んでいます⛱
寒い中ですが、本日は寒中水泳大会も開催されています!
ぜひ勇姿をその目で見届けてください🏊♀️ #とくしまマルシェ pic.twitter.com/jK4909nZBP— とくしまマルシェ (@TokuMarche) 2019年1月26日
渋野小学校和太鼓クラブによる和太鼓
続いて渋野小学校和太鼓クラブの皆さんによる和太鼓の演奏。力強くて上手でした。
寒い中ありがとう。

第25回新町川寒中水泳開会式
そして正式に開会式が行われました。
中村さんのご挨拶
まず「新町川を守る会」会長の中村英雄さんのご挨拶。
昔の新町川はゴミが投げ捨てられてとても汚い川だったそうです。
今ではこのように泳げるほどにまで綺麗になった新町川は誇り…とのこと。

ちなみに中村さん、ブラタモリのロケでタモリさんたちを乗せて回っていたと思うのですが、それが終わったらすぐにいつも通り新町川周辺の掃除やお手入れをされていました。
なんというか、どんな大物が来ても大事なのはまず新町川…というスタイルは不変でスゴイ方です。
いつも黙々と作業されてる中村さん。男は背中で語るってヤツですね。
遠藤徳島市長は欠席で代理で副市長さんのご挨拶
続いて遠藤徳島市長の挨拶…でしたが、市長は欠席という事で、代理で副市長が挨拶されてました。こんな方だったんですね。

遠藤市長はお休み。
何か用事があったのかもしれませんが、来られない→代理の人が挨拶するって、義理堅いようで全然そんな事はなく、かえって心象を悪くしませんかね…。
来られないならそのまま挨拶をなくしてしまうか、代理と言わず最初から「徳島市副市長の挨拶」と言った方が良くない?…と思ってしまったのですが、いかがでしょう。
比べるわけではありませんが、前任の原元市長は2016年は来られてましたね(他の年は知らないです…)。
源純夏さんのご挨拶
次は万一に備えるためのレスキュー隊、徳島ライフセービングクラブ代表の源純夏(みなもとすみか)さんのご挨拶。
源さんはシドニー五輪で400mメドレーリレーの自由形で参加、見事3位となり銅メダルを獲得されているスゴイ方です。メダリストが日常的に目の前で見れる街、それが徳島です。

ちなみに源さんは徳島ヴォルティスサポーターを公言されています。ポカリスエットスタジアムにも応援にいかれた様子をご本人のブログで拝見した事があります。
第25回新町川寒中水泳、選手宣誓
徳島大学水泳部主将の方が選手宣誓を行いました。

新町川寒中水泳名物、天突き体操
参加者だけでなく、なぜか見物者も一緒になっての準備体操。
新町川寒中水泳の名物といえばこの準備体操で行われる「天突き体操(てんつきたいそう)」。
ドラゴンボール孫悟空の必殺技「元気玉」のように両手を天に向かって突き出す動きを連続して行う体操です。ちょっとシュールな光景ですがやってると楽しいです。

ちなみに2016年の時は、ものすごい雪の中でこの天突き体操が行われました。
この時は逆に悪条件すぎて、参加者の皆さんが「うおおお~」と開き直っていたのが印象的でしたね。

いよいよ第25回新町川寒中水泳2019年の本編!
そしていよいよ寒中水泳本編に突入。源さんもスタンバイ。

水泳部門
徳島大学水泳部の方がドドーンと飛び込んでバタフライ。

こちらの方は徳島大学水泳部のエースとのこと。す、すごい身体です。ウホッ。クロールで泳いでくれました。


「最高でした!また来年もやりたいです。良かったら皆さんもご参加ください」
飛び込み部門
そして、新町川寒中水泳の目玉と言える飛び込み部門です。
2016年の開催時には「今年で飛び込みはおしまい」…という説明だったのですが、どういうわけかその後も続いております。
おそらく…なのですが、当時飛び込みをしてくれていた自衛隊の方が2016年を最後に来なくなる…という事から「おしまい」という告知をしたようです。
ですが、その後もこのように有志の飛び込み希望者がいらっしゃるのでその後続いている…という事だそうです。
また飛び込みについては特に参加資格などはないそうで、希望された方が自己責任で飛び込む…ということです。

一人目いった~。

おや…この方は…背面飛びの人キター
続いてはこの方。
おや…この方…。

そうです、2016年大会で背面(正式な技名称は「前逆飛込み」)飛びをしていた方でです。
そして…今年も…いった~


見事に着水も決めて10点満点(個人の採点です)。その後、お声をかけてお写真を撮らせて頂きました。パッと見だとちょっとポッチャリとはされてるんですが、こうやって間近で拝見させてもらうと
と分かるお身体つきでした。

その後も次々に猛者が飛び込んでいきます。観客を「ハイ!ハイ!」という感じであおって盛り上げる方もいました。

そしてトリは元国体選手の金森さん。新町橋の欄干に立ち上がってからのこのスゴイ飛び込み!

見事に決まって会場から拍手がわき起こりました。
相変わらず地味な古式水泳だが今年はひと工夫していた
そして古式水泳部門。
2016年の時にも述べたのですが、ちょっと地味なんですよね…この水泳。
しかし、今年はそんな空気を察知したのかひと工夫されてました。
それは古式水泳で泳ぎながら、書道をする…というもの。スゴイ!

スゴイんだけどやはり地味でした…(汗)。足の運びなんか見てみると確かに普通じゃない泳ぎ方をしてるんですよね。
最後は水中阿波踊り!
そしてフィナーレは阿波踊り。まずは普通に浮島で踊り…。

そのあとになんと新町川に入っていっての水中阿波踊りだったんです。

たくさんの方にぜんざいがふるまわれました
無事に全日程が終わると、もちつき舞台が作ってくれてぜんざいがふるまわれました。

お餅がけっこう大きくてボリュームがありました。

このぜんざい、見学にきていた人ほぼ全員に行きわたるくらいふるまわれていて、すごかったです。感謝!
月末の日曜日…なのでとくしまマルシェの当時開催で大変な賑わいでした。
新町川寒中水泳に参加された方、関係者の皆さん、楽しませてくださってありがとうございました。
