徳島県阿南市に可愛いリフトがあるってご存知ですか?その名も津峯山参詣リフト。
- 赤ちゃんでも乗れる(※自己責任)
- 景色は超抜群
- 徳島市からクルマで1時間かからない
スカイラインへの入口が少々分りづらいのですが、国道からのルートも画像つきで掲載。
※平常時、お正月時とそれぞれの混雑具合レポートあり
目次
津峯山参詣リフトって知ってる?
津峯神社。徳島県阿南市の津乃峰山の山頂にある神社。
由緒正しい神社なのですが、実際のところ参拝よりも当時二歳八か月、乗り物大好き息子に津峯山参詣リフトに乗せるのが目的でした。
津峯山参詣リフトってどこにあるかご存知ですか。
国道55号阿南バイパスを、徳島市方面から阿南市橘方面に向かう手前あたりで、右手に見えるわりと高い山にちょこんとあるんです。

肉眼でもかすかにリフトを確認する事が出来ますが、知らない人はたぶん気がつかない。
知ってても目の悪い人には見えません(苦笑)。それくらいちょこんとあります。

津峯山参詣リフト(津峯スカイライン)アクセス
徳島市から国道55号線を阿南市方面に走ります。
この画像だと少々分かりにくいかもしれませんが、ローソンがある交差点を県道193号線(能林駅)方面へ。

少し進むとガソリンスタンドがあるT字の交差点に突き当たる。ココを県道130号線(室戸方面)へ左折。

少し進むと「津峯スカイライン」の案内看板があるのでそこを右折。

ここさえ入ればあとは道なり。踏切を越えると住宅地の一角に入りますが、目立つ黄色い看板があるので大丈夫。


黄色い看板を曲がると津峯スカイラインの入口が見えてきます。

津峯山参詣リフトがある津峯スカイラインを通ってみた

津峯スカイラインの入り口はこんな感じ。
料金所は無人。コインパーキングのようにお金を入れたらゲートが開きます。乗用車は往復で600円。 少しお高いですがこれはもう参拝料だと思ってお布施しましょう。

なお、お正月期間は自動料金所ではなく、係の方がいらっしゃって「帰り」にお金を払う方式になっていました。

道中はこんな感じ。所々コケが生えていて、くたびれた感があるのは否めません。

6~7分も走れば山頂付近の比較的広い駐車場に出ます。
お正月ならこれくらいのスペースがあっていいのでしょうけど、普段だと完全に宝の持ち腐れ状態的な無駄な…もとい、広大な広さ。

※2019/01/03追記
どわぁ~お正月の3日に行ってみたらけっこう駐車場は埋まってました。
正月は普段の静けさから一変、かなり混むのでご注意ください。

津峯山参詣リフトはイイ感じ
お目当ての津峯山参詣リフトは…、ありました!ローカル感ありありでイイ感じです!
※個人の感想です

すぐ脇に神社に通じる階段があります。聞いてはいましたが、やはりかなり急傾斜な階段ですね。わずかな距離とはいえ、脚が不自由な方やご高齢の方にはこの階段はとても厳しいでしょうね。

途中もこんな感じ(リフトから撮影)。

津峯山参詣リフトはゆるい
さて、私と息子はリフトへ…。でも、リフトが止まっています…。一応日曜日なのですが、周りに人の気配はありません…。人がいないとお休みなのか!?少し焦る私…。
近づいてみるとチケット売り場にちゃんとオジちゃんがいました。
…というわけで、ローカルらしく、そんなにうるさくなくてゆるいです(笑)。
リフトのすぐ下に防護ネットがあるとはいえ、落ち着きがない幼児さんと一緒だったりと心配な方はやはり抱っこヒモをされた方がいいですよ。
※リフト側が緩いといっても、事故になってそれが問題になりリフトが廃止になってもいけないので各自で安全装備はしっかりとしてください
津峯山参詣リフトに乗ってみた
リフトは往復500円。距離は180mとの事です。

…というわけで、リフトをウイーンと動かしてもらって出発!

画像ではイマイチ伝わりませんが、結構な急こう配。古さは感じますが特にギシギシ音を立てたりはせずに、ゆっくりかつスムーズな動きです。
※わりと最近にリニューアルしてたみたいです

ご覧のように、リフトのすぐ下には防護ネットと通路があり、安心感はあります。ただ、防護ネット越しを見ると、地面までは15mほどあるような感じでして、もし防護ネットがないとかなり恐怖感があったと思います。

5分ほど乗っていると山頂に到着。山頂降り場で巫女さんが出迎えてくれました。
降りる時にも安全確認で見守ってくれます。
私のショボイ写真ではまったく伝わりませんが大パノラマでございます

境内はこぢんまり。お店跡らしきものが哀愁をそそります。

脇にスカイラインを使わなかった場合の本来の登山道らしき道が…。こりゃ絶対無理だって。見えづらいですが、暗いところも道です…。

本殿はさすがにしっかりとして歴史を感じます。お参りさせて頂きました。

本殿のすぐ手前にはちょっとした見晴らしスポットになっていて記念撮影をしたり、景色を眺めている人がいます。


帰りもリフト。
我々が帰ると見るや綺麗な巫女さん社殿から出てきてテテテテ~とリフトに先回り。巫女さんがリフトに安全に乗れるかどうか見てくれています。
リフトからの景色は最高の一言です。ツイッターで動画をUP。
乗り物好きな息子に津乃峰リフト乗せてきました。マニアック。おじちゃんがよっこらせって感じでリフトを動かしてくれました。 pic.twitter.com/HAFFhfhbIo
— ランキン (@MtanGM) 2017年9月24日
帰りも5分。いやぁ、楽しかった~。


遊園地感覚で乗れる楽しいリフトでした。
リフトだけなら全然アリ!なんですが、ここに来るまでの津峯スカイライン代往復600円が若干痛いですね。
リフトは基本的に年中無休。ただ荒天の日とかは事前に問い合わせとかしといた方が無難です。
スーパーホテル阿南・市役所前 天然温泉「太龍の湯」(2020年4月16日オープン)
津峯山参詣リフトのご案内
施設名 | 津峯神社津峯山参詣リフト |
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住所 | 〒774-0017 徳島県阿南市見能林町三谷38 |
電話番号 | 0884-27-0610 |
リフト運行時間 | 9:00~17:00 |
備考 | 荒天のときは運行確認をした方が無難です |
以上、津峯山参詣リフトのレポートでした。遊園地好きやマイナースポット好きな方にはオススメ。ちょっとした非日常気分は十分に味わえますよ。
徳島県外の方で、県南の海岸にサーフィンに行かれる方、マイナースポットの喫茶店「大菩薩峠」さんとかに行く方、通り道のすぐ脇にありますので良かったら寄ってみてください。