2018年6月30日に行われた徳島ヴォルティス対大分戦の翌日、息子に新町橋からの景色を見せていたら、どこかのクラブのユニを着た女性が向こうから歩いてくる…。肩にはゲーフラを仕舞うための筒のようなものを背負っている。

いや違うな…大分はあんなユニじゃなかったよな?
すぐ近くまでその方が来られると、ゲーフラを仕舞うための細長い入れ物に「清原翔平」と書かれているのが分かった。
思いきって、その女性に声を掛けてみた
※つまり前日は徳島の応援。この日は岡山で行われる岡山対金沢戦で、清原選手とツエーゲン金沢の応援に行かれるところでした
新町橋で出会った方は、rie姉さんという方でした。昨年は清原翔平選手を応援するため、金沢から徳島に通っていたという。
さらに不思議なのは、清原選手を応援していたのなら、なぜもう清原選手が徳島からいなくなった今年になっても、徳島ヴォルティスの応援に来てくれているのだろう?
何もかもがハテナ状態でした。
この時は時間がなかったので、改めて10月末にお話を聞かせて頂く…というお約束をさせて頂き、そして約束通りに先日インタビューをさせて頂きました。
目次
- 1 rie姉さんはどんな人?
- 2 サッカー観戦は金沢に戻ってから
- 3 ツエーゲン金沢、J2でも旋風を巻き起こす
- 4 清原翔平選手、徳島ヴォルティス戦でのPKは気持ちに迷いがあった
- 5 昇格&躍進の立役者、清原翔平選手が引き抜かれる!?
- 6 清原翔平選手はセレッソへ、どうする?rie姉さん
- 7 金沢の選手の個サポをしていた先輩の影響があった
- 8 ホームは金沢サポーター、アウェイは清原翔平選手の個サポの二足わらじ
- 9 rie姉さんの個サポ活動の実態
- 10 rie姉さんは見返りを求めない
- 11 清原翔平選手が昇格決定弾!rie姉さん記憶を失う
- 12 清原翔平選手、試合に出られない日々
- 13 清原選手、ヴォルティスへ!もちろんrie姉さんも徳島へ
- 14 TSVは板野駅からクルマで5分?
- 15 徳島ヴォルティスサポーターは本当に親切
- 16 清原翔平選手が金沢に復帰しても、rie姉さんが徳島に通うワケ
- 17 他サポからみた徳島ヴォルティスってどう見えてるのか?
- 18 清原翔平選手ゲーフラは徳島サポの影響だった
- 19 今後も清原翔平選手を、そして徳島ヴォルティスも応援します
- 20 rie姉さんへのインタビューを終えて
rie姉さんはどんな人?
rie姉さんは、生まれも育ちも石川県金沢市。憧れもあったし、ライブがたくさん見れる…というわりと安易な理由(ご本人談)で、東京に近い千葉県の大学に進学されました。
若かりし頃のrie姉さんが夢中になったのは、ビジュアル系バンドの先駆け的存在だったAURA(オーラ)というバンドだったそうです。
AURA(オーラ)が好きだった方は、rie姉さんと意気投合する事間違いありません。
そのまま東京で就職され、10数年間を東京で暮らしていたそうです。その間にご結婚もされており、拠点は完全に東京でした。
しかし、2011年に起こった東日本大震災をキッカケに金沢にUターンされ、今に至るそうです。
旦那さん、ご自分には全然縁もゆかりのない、奥さんの故郷の土地に移住するってのがすごいですね…
でも、その会社も1年で倒産しちゃったんですが、出向先が拾ってくれて、今はそこに勤めています
ゆかりの無い金沢に転職してまでついて来てくれたり、会社潰れても出向先が欲しがるほどの実力…。
rie姉さんは、旦那さんも色んな意味でスゴイ人だった。
後述するrie姉さんの個サポ活動を許してくれる懐の広さもスゴイ。そういう意味で、一部の金沢サポからはrie姉さんの旦那さんは「神」とも呼ばれているそうです。

サッカー観戦は金沢に戻ってから
金沢に戻った事で、金沢にはツエーゲンというサッカークラブがある事を知りましたし、J3でも上位にいて昇格の可能性も十分!っていうタイミングでした
あと、当時ファンだった及川光博さんが『僕のライブに来てくれるのは嬉しいけど、僕ばかりじゃなく、色んなものに興味をもってほしい。そして最後にまた僕のところに戻ってきてくれれば』って言ってたんです
律儀にそれを守って、当時ちょっと興味があったツエーゲン金沢の試合を観よう…としたわけです
その後ミッチーに戻る事はなかったのですが…
YSCC戦は、ちょうどどこかのIT企業の冠試合だったみたいで、SEの旦那さんが何かのツテで無料招待券をGETしてくれた…という事でした。
その試合は2-1でツエーゲンが勝利!rie姉さんはその年、その後もう1試合を観戦したそうです。
そしてツエーゲン金沢は見事にJ2昇格を決めました。シーズン終盤は13試合中12勝というからJ3ではとんでもない強さでしたね。
J2昇格を機にすっかりツエーゲンにはまったrie姉さん。2015年からは、rie姉さんも本腰をいれてツエーゲン金沢を応援するようになっていきました。

ツエーゲン金沢、J2でも旋風を巻き起こす
舞台をJ2に移してもツエーゲン金沢は躍進。引き分けを挟んで7連勝、一時はJ2首位に立つほどでした。
清原翔平選手も一時得点ランキングのTOPを走るなど、金沢旋風が起こっていた事は私も記憶に新しいです。
その連勝中、ツエーゲン金沢はセレッソ大阪とアウェイで対戦。
ツエーゲン金沢が0-2で見事に勝利したわけですが、清原選手は貴重な追加点をPKであげています。ドリブルで切り込んでPKをGETしたのも清原選手でした。
J2に落ちてきてたとはいえ、セレッソというすごいクラブを相手に、まったく動じず堂々とプレーをして得点まであげて
あの試合からです、清原選手のファンになったのは
※後述しますがこの時点では清原選手のファン。清原選手の個サポなんだとrie姉さんが自覚されたのは、セレッソへの移籍がリリースされた直後との事です。
…という事で、rie姉さんが清原翔平選手を推すようになったのは2015年4月11日、セレッソ大阪戦からだったという事です。
清原翔平選手、徳島ヴォルティス戦でのPKは気持ちに迷いがあった
少し話はそれますけど、ツエーゲンがまだ首位の時、鳴門で徳島ヴォルティス対ツエーゲン金沢戦がありました。
この試合で、当時徳島に在籍していたアレックス選手と清原選手が交錯するような感じになり、PK獲得。ただ、クロスは二人のはるか頭上を越えていた時だったのでPKというには微妙な判定でした(ボールに関係ないプレー)。
それは清原選手自身も感じていたようです。
rie姉さんによれば清原選手は「自分でも(PKでいいのかな?)という感じで、その心の迷いがキックに出て止められてしまった。プロなら微妙な判定でも切り替えてしっかり決めなければいけなかった」というようなニュアンスのコメントをされていたそうです。
清原選手、素直な方ですね。

昇格&躍進の立役者、清原翔平選手が引き抜かれる!?
J2昇格初年度、ツエーゲン金沢はJ2でも一時首位に立つ旋風を巻き起こしました。
しかし、徐々に勝てなくなり、最終的にはJ2中位でシーズンを終えました。それでもシーズン前はJ3降格候補の筆頭に挙げられていた事を考えれば上出来のシーズンだったと言えるでしょう。
ただし、シーズン後にツエーゲン金沢サポーターはある不安を抱えながら過ごす事になります。サッカーの宿命とも言えますが、活躍した選手はより大きなクラブに引き抜かれてしまう可能性が出てくるからです。
その予感は的中、清原選手がセレッソ大阪に移籍する事が発表されました。

この記事はあくまでrie姉さんのインタビューですので、清原翔平選手の足跡…というのは割愛させてもらいます。コチラの記事がなかなか詳しいですよ。
清原翔平選手はセレッソへ、どうする?rie姉さん
2015シーズン終了後、清原翔平選手の移籍がリリースされると、rie姉さんは比較的すんなりと、清原翔平選手を追いかけていこう…と決めたそうです。
それまでのrie姉さんは、ご自分の事は「イチ清原選手ファン」という認識でした。セレッソへの移籍が発表され、「追いかけていこう」と決意した瞬間から、自分は「清原選手の個サポ」なんだ…と自覚したそうです。
普通なら、「移籍先でも頑張ってくれよ」とか「別クラブにいっても応援してるよ」…と、見送る感じになると思うのですが、移籍しても清原翔平選手を追いかけるという選択肢はどこから生まれてきたのでしょうか。
実はある方の影響があったそうです。

金沢の選手の個サポをしていた先輩の影響があった
当時のツエーゲン金沢サポーターの中に、当時金沢に所属していた選手を追って関東から金沢に通って来ていた個サポの方がいたそうです。
rie姉さんにとっては、当初はお話するのも憚られるような偉大な方だったそうですが、それでも同じ場所で応援しているうちに、少しずつお話する機会も増えていき、2015シーズンが終了する頃にはLINEのやりとりもするような間柄になっていたそうです。
その方は、その選手の行く先々を追いかけ、金沢だけでなく日本全国を渡り歩いていました。
その方を通してそういう応援の仕方もある…という事をrie姉さんは知っていたのです。
との事。
なるほど、身近なところで個サポの先輩がいたんですね。
個人サポーターの省略。何かの正式な用語ではないのですが、それが定着しつつある言葉と言っていいでしょう。
あるクラブやチームのサポーターである以上に、ある特定の選手を応援するサポーターの事を言います。
それゆえ、その選手が他クラブへ移籍すると、そのあとを追って移籍した先でもその選手を応援します。
ホームは金沢サポーター、アウェイは清原翔平選手の個サポの二足わらじ
rie姉さんは清原選手の個サポといっても、ツエーゲン金沢のサポーターを辞めるという事はしませんでした。
私は清原選手の個サポですが、ツエーゲンサポである事にも変わりはありません
そこで、rie姉さんは、ツエーゲン金沢のホームの試合ではツエーゲンを。そしてツエーゲン金沢がアウェイ遠征するときは、セレッソ大阪の清原翔平選手の応援にいく…というスタイルにしたそうです。
サラッと言ってらっしゃいますけど、実際はめちゃくちゃ大変だったと思います。
rie姉さんの個サポ活動の実態
さて、個サポと言っても具体的には何をしてるんでしょうか。
当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、普通のサポーターと変わらないんですね。
やってる事は他の熱心なサポーターと一緒。
でも、通ってる距離がとんでもない人もいる…というのが個サポの特徴…といえるでしょうか(推している選手がどこに行っても追いかけるわけなので、遠方でも駆けつける事がままある)。
ファンサービスの省略。選手とお話したり、サインを書いてもらったり、写真を撮ってもらう事。
ファンサービスについては、クラブごとに決まりやルールがあるのが通例。通常、カテゴリーが低いほど緩く、上にいけばいくほど厳しくなる。
rie姉さんは見返りを求めない
その選手の応援をしてるのだから、その選手にとって面倒が増えたり負担になってしまっては本末転倒…というわけです。
理屈はわかりますが、それを実行するのは相当に大変な事です。人には承認欲求というものがありますからね。
例えば練習場で清原選手のファンサを受けたいと思ってるコがいたら、私へのファンサは短くてもいいから、その分その方にファンサしてもらいたいと思っています
※このあたりデリケートな部分になりますので少し補足です
実際にはその時、その時の周りの状況を見て判断されるそうです。人がいっぱいいる時には「お疲れ様です」だけ言って手紙渡して終わる事も。人がいない時でも伝えたいこと、質問したいことを簡潔に手短にお話するように心がけています。徳島時代でもそうだったそうです。
徳島だと比較的ファンサを受けやすい環境かと思うんですが、マジか…。すごすぎる。
「rie姉さん、遠くから来てるんだからもっとお話しすればいいのに」
と言ってくださる方もいましたが、それは私の中ではないです。一時悩んだ事もあったのですが、いつからか、見返りを求めてはいけないと私は考えるようになりました
※あくまでrie姉さんの考えです。人それぞれの考え方がある事をrie姉さんは尊重されてます。
見返りを求めない…ですか…。なかなか出来る事ではありませんね…。
清原翔平選手が昇格決定弾!rie姉さん記憶を失う
セレッソでの清原翔平選手、シーズン開幕当初はトップチームでの出場機会がなく、J3リーグ(セレッソはU-23チームがあり、J3に参加しています)でプレーしていました。
そして徐々にトップチームの試合にも出場するようになり、シーズン中盤以降はセレッソでもレギュラーを獲得するまでになりました。
セレッソはシーズンを4位で終了、J1昇格プレーオフにまわりました。
京都サンガとの準決勝を1対1のドローで終え、上位チームのアドバンテージで勝ち上がり。
決勝は松本山雅を破って進出してきたファジアーノ岡山との対戦。清原翔平選手はスタメンで出場。もちろんrie姉さんも応援に駆けつけました。
昇格プレーオフ決勝戦が始まる前の時間帯に行われていた「J2・J3入れ替え戦」で、古巣のツエーゲン金沢が残留を決定したのを知っていた清原翔平選手は、良いメンタルで試合に臨むことができたそうです。
試合は一進一退でしたが、後半7分、CKからのこぼれ球に素早く反応した清原翔平選手が値千金のゴール!そのまま押し切ってセレッソが勝利!
rie姉さん、嬉しすぎて記憶を失っていました。
ツエーゲン金沢も無事J2残留、追いかけていた清原翔平選手はセレッソ大阪のJ1昇格確定弾…と、2016年はrie姉さんにとっても忘れられないシーズンとなりました。
実は清原選手は、移籍後も古巣のツエーゲン金沢の事をとても気にされていたそうです(プロになれたのもツエーゲン金沢のお陰なので)。
※2017年6月3日、ツエーゲン金沢は名古屋グランパスを相手に見事2-3で勝利。その翌日の出来事だそうです
古巣を大事にする…、清原選手のそんなところもrie姉さんは好きなんだそうです。
清原翔平選手、試合に出られない日々
J1に昇格したセレッソ大阪はさらに補強を進め、海外でも活躍していた清武弘嗣選手や、FC東京にいた水沼宏太選手らが加入。
選手層がグンと厚くなり、清原翔平選手はシーズン前半戦、J1リーグ戦ではわずか3試合の出場にとどまりました。
rie姉さんによれば、J1中断期間に清武弘嗣選手の古巣セビージャ(スペイン)との親善試合(2017/7/17)があったそうです。
この試合は親善試合という事もあって、ほぼ全員がベンチ入り、交代枠も7つもあったそうです。
しかし、これだけの交代枠があった試合でも清原翔平選手は出場機会を与えられませんでした。
すでに交代枠を使い果たして、この試合に出る可能性がなくなったあとも清原翔平選手は黙々とアップを続けていたそうです。
その姿を見たrie姉さんは
と直感したそうです。
その試合から一週間後の2017年7月24日、セレッソ大阪、そして徳島ヴォルティスの両クラブから「清原翔平選手、徳島へレンタル移籍」のリリースがありました。
清原選手、ヴォルティスへ!もちろんrie姉さんも徳島へ
金沢~大阪間には特急サンダーバード(それでも約2時間半)が走っているので、金銭面を除けば比較的アクセスはしやすいんです。
でも、セレッソ大阪の個サポ活動を通して、いい意味で距離感がマヒしていて、徳島への移籍が発表されても、(大阪からバス一本でいけるから近いよね)って思ってました
ただ、公共交通期間が充実している大都市の大阪と違い、徳島は地方です。
スタジアムへもそうですが、練習場へのアクセスなど心配な面が出てきました。実はrie姉さんは運転免許を持っていないのです。
18歳の頃から東京で長く暮らしていたrie姉さん、東京では免許の必要性が感じられず運転免許を持たずにここまで来てしまったそうです。
それまでの個サポ活動の経験から、(地方である)徳島では一人だけで個サポ活動するには限界がある…と直感したrie姉さんはツイッターのカギ(フォロワー以外には見えない設定)を開けて、誰にでも見られる状態にしました。
シーズン途中での移籍のため、情報収集一つとっても時間が掛かりますから、ツイッターでやり取りができるようにしたわけです。
こんな変わったヤツがくるぞ…的な感じになっていたのかもしれません
TSVは板野駅からクルマで5分?
当初、rie姉さんは徳島ヴォルティスの練習場であるTSVを
クルマで5分だったら歩いてもどうにかいける距離じゃないですか
それで「板野駅から歩いていきま~す」みたいな感じで何気なくツイートしたら、「ちょっと待て~」というようなリプを頂きまして…
それで徒歩ではとても無理だよって教えて頂きました
そりゃそうですよね。板野駅からはクルマで5分ではTSVには着けないですよ。ましてや徒歩だったら1時間くらい歩かないと…。しかもあのスゴい坂があります…。
ツイッターのカギを開けて良かったですね。
徳島ヴォルティスサポーターは本当に親切
例えば、2017年8月5日のジェフ戦にはもう徳島34番のユニフォームが手元にあったとか。

移籍のリリースが7月24日、ユニフォーム着用が8月5日、その間わずか10日くらいなのにもう34番の徳島ユニを着てるって早すぎませんか?
清原選手の徳島移籍が決まったので、公式HPから徳島のユニフォームを準備しようとしたら
という、徳島サポーターからの的確なアドバイスがあったそうです。
rie姉さんが清原選手を追って初めて徳島を訪れた時には「rie姉さん、一緒に観戦しましょう」と言ってくれた徳島サポーターの方がいらっしゃったそうです。
ある時、練習場に行こうとしていたら、「オレもTSV行くからrie姉さんも乗ってき」と言ってくれたり、別の日、練習の予定が午前から午後に急遽変更になってしまった時は即席で徳島観光に連れていってくれたり…と、徳島サポに助けてもらった回数は枚挙にいとまがないそうです。
インタビューの間中、何度も何度も「徳島サポは親切で」…と、rie姉さんはおっしゃっていました。
ポカリスエットスタジアムでは、最初はメインA席だったり、その次はバックスタンド席で観戦していたrie姉さんですが、誘われるカタチで3試合目以降はゴール裏で応援していたそうです。

清原翔平選手が金沢に復帰しても、rie姉さんが徳島に通うワケ
徳島ヴォルティスはご存知の通り、2017年はシーズン中盤以降苦しみ、最終節でプレーオフ圏内から脱落してしまいました。
夏の移籍期間に徳島にやってきた清原翔平選手は、そのまま徳島に残るのかな…と思われていましたがレンタルは満了。
そしてツエーゲン金沢への完全移籍(復帰)が発表されました。

rie姉さんにしてみたら、清原翔平選手がまたツエーゲン金沢に戻ってきたワケですから、これ以上ない展開です。
でも、rie姉さんはもう清原選手がいないにも関わらず、2018シーズンの今年も昨年ほどではありませんが、金沢から徳島までやって来て徳島ヴォルティスを応援してくれています。それはどうしてなんでしょうか。
それに私は半年間ですっかり徳島ヴォルティスが好きになってしまいました
あくまで自分なりに無理のない範囲…にはなりますが、来れる限りは徳島の応援にも来ようと思っています
お世話になった徳島ヴォルティスサポーターへの感謝の気持ち、そして徳島ヴォルティスというチームが好きになった…という事が、今でも徳島ヴォルティスを応援してくれる理由だったんですね。

他サポからみた徳島ヴォルティスってどう見えてるのか?
rie姉さんは先日の徳島ヴォルティス対ツエーゲン金沢の試合にも観戦に来ていました。

徳島対金沢だと、さすがに清原翔平選手の現所属であるツエーゲン金沢側で応援されたそうです。
「うわ、徳島のゲーフラとか旗の密集度すごくねーか?」
「すげえなアレ」
という声があがってましたよ
ちなみに、その声を聴いたrie姉さんは思わず「すごいでしょう、徳島」って言いそうになって慌てたそうですが、rie姉さん自身が褒められてるようで嬉しかったそうです。

そしてrie姉さん自身が徳島のゴール裏で応援していた時の感想として、
少しでもゴール裏の人数を増やしたいというゴール裏の方々の熱い気持ち
特に若い子たちで見かけますが、徳島の試合に来てほしいと友達や、職場の人たち、お取引先さんなど…一生懸命に誘っている姿に感心しました
以前インタビューさせていただいたももさんも、同じような事をおっしゃっていましたね。ももさん自身も熱心に周りの方を観戦に誘ってますよね。

https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2018/07/05/165133#i-11
清原翔平選手ゲーフラは徳島サポの影響だった
rie姉さん、熱心なサポーターだからこれまでずっとゲーフラを掲げてたのかと思いきや、実はゲーフラを始めたのは今年からだったそうです。
あと、(清原翔平選手が)徳島にいた時の心残りとして清原選手のゲーフラがなかったように思うので、私がやれば良かったなというのがあって
それで2018シーズンの今期は私自身初めてゲーフラを作りました
ちなみにその清原選手ゲーフラ、出来上がって手元に来ても、誰にも見せずにまず一番最初に清原翔平選手ご本人に見てもらったそうです。ホント、何から何まで徹底されてますね。

今後も清原翔平選手を、そして徳島ヴォルティスも応援します
タイリーグとかなら十分可能性あると思うんですけど
現時点ではrie姉さんは海外移籍はないかなという見解でしたが、どうなるか分からないのがサッカーの世界ですからね。
以前ほどの頻度は難しいと思いますが、今後もまた徳島にお邪魔しますのでどうぞよろしくお願いします。

rie姉さんへのインタビューを終えて
個人サポーターと一口にいっても色々なスタイルの方がいらっしゃると思います。
今回インタビューさせて頂いたrie姉さんは、清原翔平選手の個サポでありながらも、彼が所属したクラブやお知り合いになったサポーターの方を今も大切にしてくださる方でした。
個人的には
- 見返りを求めない
- 推し選手の負担になる事はしないように
という言葉がとても印象に残りました。これはいろんな事に当てはまるような気がします。私も肝に銘じます。
普通なら「応援してあげてるんだから、少しは感謝してくれると嬉しいな」とか「遠くから来てるんだからちょっとファンサを増やして欲しいな」と思っても決してバチは当たらないと思うのですが、そういうのは絶対に嫌なそうです。
rie姉さんの個サポ活動は、文中にも書きましたがもはや「愛」と呼べるようなものですね、すごいです。
また、清原翔平選手がもう居ないにも関わらず、徳島ヴォルティスというクラブを好きになって、はるばる応援に来てくださってるのも嬉しい事です。
今回のインタビューも、私が徳島ヴォルティスサポーターだから引き受けてくださった…との事です。お陰でインタビューできました。
都合上、お話ししてくださった内の、ごく一部しか今回のインタビューでは掲載しておりませんが、本当はまだだまたくさんの事をお話頂きました。
rie姉さん、本当にありがとうございました。これからも無理せずに頑張ってくださいね。
ちなみにrie姉さんは前回の訪問から2週間後の徳島のホーム最終戦対新潟戦にも金沢から来られて観戦&応援予定だそうです、すごいわ…。
