徳島ヴォルティスの2019年J2リーグ第22節。徳島ヴォルティスvs柏レイソルの試合を、現地ポカリスエットスタジアムにて観戦。
5月のアウェイ戦ではスコア以上(1-0)に手も足も出ず完敗。今回はそのリベンジマッチ。徳島ヴォルティスの選手たちは躍動。
雨で滑りやすいピッチにもかかわらず効果的な攻撃を繰り広げ、幾度となく決定機をつくりだした。しかし、日本代表GK中村選手の好セーブもあってなかなか得点できません。
柏は防戦一方ながらもたまに見せる攻撃が怖い。一撃で仕留める怖さをもっている。
そんな中、後半から出場した渡井理己選手が見事な2試合連続ゴール。スタジアムは総立ち。
そのまま試合終了かと思われましたが、86分、90分と立て続けにコーナーキックから失点。まさかの逆転負けを喫しました。
試合後、この結果を受け入れられずしばらく茫然と座り込んで動けないサポーターも多く、非常に悔しい敗戦となりました。
当記事では
- 試合前のスタジアムの様子
- 試合中の様子
- 試合後のスタジアムの様子
など、現地ポカリスエットスタジアムの様子をお伝えします。
目次
徳島ヴォルティスvsジェフ千葉、試合前のヴォルティス広場
この日は徳島県民デー。県内の各市町村がブースを出していつもとは違う雰囲気。
晴れていたらさぞ賑やかだったろう…と思うと雨が恨めしかったです。
徳島県民デー各市町村ブース(一部)
さらっと画像中心で各ブースをご紹介。

エキサイティング・サマーの宣伝に力を入れていた那賀町。ティスちゃんは柏サポにも大人気。

松茂係長も来ていました。

美馬市のブースでかき氷を頂きました。

ヴォルタくんも出動。泥棒のような結び方。

石井町はお馴染み「なんば焼き」。もちっとしてて美味しい、大判焼きが総菜になったような食べ物です。

サイン会は岸本武流選手と藤原志龍選手
恒例、ホームゲームにおける、選手サイン会は岸本武流選手と藤原志龍選手。

レギュラーの岸本武流選手がサイン会でちょっとビックリしました。怪我でなければいいのですが…。
ヴォルティス広場、その他の様子
その他、いつものようにブラブラして撮影したヴォルティス広場の様子。
ユニフォーム並べは無念の延期
この日に予定されていたユニフォーム並べ、雨天予報のため無念の延期となってしまいました。
大変申し訳ないのですが、本日予定のゆに並べは延期に致します。
お子様の帯同や、お風邪をひかれたり、するのは避けたいと思い、苦渋の選択とさせてもらいます。
また、日程は追ってご連絡します。#徳島ヴォルティス#ゆに並べ#拡散希望
— 流星 (@Radiation_tksm) July 13, 2019
またの機会を楽しみにしましょう。
昨日歩いていてフト思ったのですが、第二案として、雨天の場合は雨がかからないスタジアムの階段などで行う…などはいかがでしょう?
この場合、大勢の人がユニフォーム並べの様子を撮影できない…という問題は出てきますけど…。
追記 チャキット選手はレンタルバックに
その後私が担当予定だったチャキット選手が7/14づけでレンタル満了となってしまい即日帰国してしまいました…。これで私のユニ並べ参加もなしになってしまいました(次の選手が27番でない限り)。
追記2 チャキットいなくなったけど、参加要請を頂きましたので参加することに
選手いなくなっちゃったので辞退した方がいいのかな…と思ったのですが、流星さんが「ちゃきっとさんも必要です!(>人<;)」とDMくださったので、参加させて頂くことになりました。
今度は8/24の琉球戦のバス待ち後に予定されてるようです。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2019/07/15/101832
徳島ヴォルティスvsジェフ千葉 選手バス到着
選手バス到着時の様子。

「お~、徳島、歴史に刻んでやれ~、青と緑の誇り~」

徳島ヴォルティスvs柏レイソル スタジアムの様子
両チームのサポーター。
柏レイソルサポーターの皆さん
柏レイソルサポーター。ざっと100名といったところでしょうか。トランペットを使用しての応援。野球っぽい感じでしたね。

徳島ヴォルティスサポーター
久々に青緑フラッグが登場していました。当方、幼児連れのためバックスタンドからで申し訳ありません。

徳島ヴォルティスvs柏レイソル、試合開始!
試合前に整列する両チームのイレブン。

徳島ヴォルティスvs柏レイソル、試合中の様子
日立台でのアウェイ戦とは打って変わって、徳島の動きが良さそう。試合開始5分で今日はやれるぞ!…という雰囲気に。
前半戦
前半から徳島が攻勢に出るも、柏の守護神中村選手の好セーブに阻まれる
一方、柏レイソルはオルンガ選手が個の力で際どく徳島ゴールに迫りますが、シュートはわずかに外れ、事なきをえます。
後半、渡井選手が歓喜の先制弾!
試合は後半へ。後半アタマから、前節に続いて渡井選手が投入。足を痛めたっぽいDFの田向選手と交代でした。
渡井選手、柏相手にもドリブルでチャンスをつくったり、タメをつくったりと堂々の活躍ぶり。
清武功暉選手の無回転フリーキックから小西選手が詰めるも、またも中村選手の壁。
そんな中、またまた渡井選手がやってくれました。
コーナーキックからの流れ。岩選手の巧みをパスを受けてドリブル進出。佐藤選手にパス、佐藤選手が見事なリターン。
渡井選手はダイレクトでシュート!中村選手の手をかすめるも、ボールはネットに突き刺さってゴール!
ポカリスエットスタジアムが文字通り、揺れました。
悪夢の残り10分
その後、野村選手のヘディングシュートがありましたが、またまたまたまた中村選手の好守。
試合も終盤。次第に疲れが見え始めた選手を交代させ、試合をクローズ…というところ。
という願いは届きませんでした。
コーナーキックから失点。さらに4分後、またもコーナーキックから失点し、まさかの逆転負けを喫してしまいました。
ATを入れて、あっという間10分間。負けた気が全然しないのに、負けている…という事実だけが残りました。
自他共に認める今シーズン一番の内容、スタジアムの雰囲気も最高だったが悪夢の残り10分
試合後の挨拶。悔しさを隠し切れない選手たちに、ねぎらいの拍手が送られました。
自動昇格は非常に厳しくなった
勝ち点の机上のうえでの計算や、柏という相手、戦前の選手のコメントからも今シーズンの行方を大きく左右する大一番という位置づけだった今回の柏レイソル戦。
今季一番の内容だった…というリカルド・ロドリゲス監督のコメントがあったように、選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
この日初めて、あるいは久しぶりに試合観戦に訪れたサポーターも多かったと思います。
そんな方たちにも「ヴォルティスのサッカーって面白い」と感じてもらえたのではないでしょうか。
しかし、結果だけが伴いませんでした。
いい試合をしながらも勝てないジレンマ
試合後、茫然と誰もいないピッチを見つめて動けないサポーターが何人もいました。
選手・監督のコメントからも、良い試合ができたコト、それとは逆に結果が伴わなかったことに対する無念さが読み取れました。
防戦一方、亀のように閉じこもって、縦ポン一発で勝てる試合もあります。
逆にこの日のように、試合を支配し、パスを何本も繋いで攻撃するような、観てて楽しいサッカーをしていても負けてしまうこともあります。
それがサッカー。本当に難しい…。悔しい。
しかし、やはり私はこの日のようなしびれる試合が観たい。こういう試合をこの徳島で観られるのは、本当に素晴らしいコトです。
シーズンは続く、切り替えるのもプロの仕事
いろんな面で厳しい状況になったコトは事実ですが、まだシーズンは後半戦の1試合が終わっただけ。
昨年のように大一番で負けたあと、力が抜けたように連敗して終戦してしまうのか。それとも、ここからもう一度チャンスを伺えるような位置につけられるか。
このままズルズル失速するようなら、この3年間で何も成長してない…と言えます。
もちろん、今の徳島ヴォルティスにそんなコトはないと信じています。切り替えるのもプロの仕事。負けた後が大事。
次節、難敵アウェイ町田に勝って、成長したところを見せてほしい。