先日の「阿波踊りでブラタモリ」でもタモリさんと林田アナウンサーが乗船した「新町川ひょうたん島クルーズ」。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2019/01/22/143729
昨年暮れから新しいボートが導入されているのですが、その3台目の進水式があったので見学してきました。
このボートの協賛は徳島文理大学、徳島市、東 海運、港産業が関わったそうです、皆さまありがとうございます。

目次
新町川を守る会理事長中村英雄さんのご挨拶
まずは「新町川を守る会」理事長、中村英雄さんのご挨拶。
もっと航路を増やしたい…というニュアンスのことをおっしゃってました。末広、鳴門、そして北島…というワードも飛び出しました。
私も撫養航路が往復使えたら徳島ヴォルティスの試合観戦に使いたいんですけどねえ。徳島ヴォルティス便を作ってくれませんか?中村さん。
協賛の方々への感謝を丁寧に述べてらっしゃいました。新町川のまわりで黙々と作業されている様子は今でも毎日のように見られます。

徳島市長 遠藤彰良さんのご挨拶
次に徳島市長の遠藤彰良さんのご挨拶。
「ひょうたん島クルーズ」を保険料のみの実質無料、ボランティアで運営されていることの感嘆と賛辞とともに、有料化に踏み切ってみてもいいのでは?と提起されていました。
有料にすることによって、初めてその価値を認める…という層もいる、観光客の方はお金を使いたがっているんですよ…ということを熱弁されていました。
…と聞いてみたかったです。
有料化を述べるのはいいと思いますが、遠藤さんが指揮を執った「阿波踊り」「デジタルアートフェスティバル」は散々な結果で経済効果はサッパリでしたね…。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2018/02/15/202108
生では久々に見ました、遠藤さん。テープカットが終わったら、船には乗らず忙しそうにいずこへ消えていかれました。

徳島文理大学理事長、村崎正人さんのご挨拶
続いて文理大理事長、村崎正人さんのご挨拶。
実は中村英雄さんとは子どもの頃からのご近所さんだったそうです。
そりゃあ頼まれたら応じないわけにはいかないですよね。文理大学さん、ありがとう!

今回のボートの導入経緯のご説明
ここで、新町川を守る会の方から、今回のボートがどのようにしてここまでやってきたか…というちょっとした経緯というか裏話をご説明いただきました。

まずアメリカ製にするか中国製にするかで悩んだそうですが、様々な評判や外見などからアメリカ製になったそうです。タイミングも良かったようで、マイナーチェンジされ今回導入した先の2台よりも性能がグレードアップしてるそうです。
昨年8月に発注。年末に各部品として完成、コンテナに積まれて船便で名古屋港に到着したそう。
その後、愛知県新城市の工場で組み立てられ、ボートとして完成。
2月に徳島にやってきたそうです。エンジンを見たところ、日本のメーカーであるYAMAHAのものがついていたのでホッとしたというか、日本製がアメリカでも認められたんだなと嬉しかった…とおっしゃってました。
ひょうたん島クルーズ」新ボートの進水式を記念してテープカット
司会のお姉さんが段取りをして…。代表の皆さんが並びます。

文理大学の吹奏楽部の皆さんがカッコイイファンファーレを演奏!


「どうぞ!」というお姉さんの掛け声と共にテープカット!見事に決まりました。パチパチパチ。

代表、来賓の方々がひょうたん島クルーズへ、シャンパンで粋なお祝い
進水式が終わったら、やっぱり「ひょうたん島クルーズ」に乗らないと…ということで、代表、来賓の皆さんが続々と新型の船に乗船。
出発の際にはご覧のようにデザイナーの坂東さんがシャンパンで粋なお祝い。天気にも恵まれたので華やかな船出となりました。

いいカンジ。

最後は紅白のお餅が振舞われました
そして締めにお餅が振舞われました。
名古屋から徳島に来てビックリしたのは何かしらの行事のあとにはお餅が振舞われたり、バラまかれたりすることです。皆さんお餅好きですよね。

ご覧のような見事な紅白餅でめでたし、めでたし…でした。
以上、徳島が誇る「ひょうたん島クルーズ」新ボート進水式記念式典の様子でした。

徳島ひょうたん島クルーズの可能性はまだまだある
ひょうたん島クルーズは現在のところ、ひょうたん島をグルッと周って終わり…というのがデフォルトです。また、基本的には特にアナウンスなどはなく、ボランティアの人によってちょっとした案内があるかどうか…という感じです。
これだけでは同じところに戻ってくるので、もう少し観光地なり、商業施設近くへ網のように航路をカバーするようなシステムができるといいようにも思います。でも、現状のボートは屋根がないので晴れの日限定というあたりがネックでしょうか。
あと、自動音声でもいいと思うので、三ツ合橋のこととか、川の分岐点の事、ケンチョピアの事などちょっとしたアナウンスがあるといいなあ…と思います。
結局のところ、なかなかやれることって実現が難しくなってしまうのかもしれませんが、水都とくしまを謳うならば、このひょうたん島クルーズの段階的な進化を考えても良い時期にきてるのかもしれません。
イベント名 | ひょうたん島クルーズ |
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乗り場 | 新町川水際公園ボートハウス前(両国橋北詰め) |
料金 | こ大人200円 小人100円 ※1歳未満はご乗船できません |
営業時間 | 通年(7・8月以外) 11:00から40分毎(最終便15:40出航) 7・8月 11:00から40分毎(最終便19:40出航) 8/12~15 9:00~22:00(15分毎に出航) |
アクセス | JR徳島駅より徒歩10分(両国橋北詰ボート乗り場より出航) |