2019年4月14日、徳島の音楽サーキットイベント「徳島ロックストリート vol.16 REVENGE」が行われました。
プロミュージシャン3組を含む総勢60組のアーティストが徳島市秋田町界隈にある13のバーやライブハウスに集まり、約800名もの観客が思い思いに音楽を楽しみました。
当記事では次の事が書かれています。
- 初めて徳島ロックストリートを見た記者の感想
- 「徳島ロックストリート vol.16 REVENGE」で熱唱したアーティストの様子を画像中心にお届け
- 主催者遠藤治郎さんからのメッセージ
当方の都合により19:30から出演された一部アーティストのご紹介です。
大変な混雑具合だった会場もあり、会場内を移動しての撮影ができずほぼ同地点からの撮影です。ライブ会場の構造上、後方からのみの画像もございます。
画像を掲載させて頂いたアーティストさんで、もし差し支えがあるようでしたらお手数ですが「ツイッター」か「お問い合わせ」にご連絡頂ければ幸いです。
逆にこの画像の元データが欲しい!…という場合も、ご連絡頂ければ喜んでご提供させて頂きます。
目次
- 1 徳島ロックストリート vol.16 REVENGEを見た感想
- 2 Reverie in LIVE & BAR Funky Chicken
- 3 大窪青果店 in BAR KING or CLOWN
- 4 Repeat & F.O in Space
- 5 TUCK−NEYS in CROWBAR
- 6 The Sticks in bar txaraparta
- 7 SOFT CREAM in LIVE & BAR Funky Chicken
- 8 FHG in Space
- 9 THE NINJA in CROWBAR
- 10 さーり in WINE & BEER “U”
- 11 バリキin LIVE & BAR Funky Chicken
- 12 Space Band in Space
- 13 LOVE DRAGON in エスカリエ
- 14 SOULMANS in LIVE & BAR Funky Chicken
- 15 徳島ロックストリート主催者、遠藤治郎さんにイベント後にメッセージを送って頂いた
徳島ロックストリート vol.16 REVENGEを見た感想
徳島ロックストリート、名前だけは聞いたことがありましたが、実際にイベントを見たのは初めてでした。
サーキットイベントならではの楽しみ方
一つのライブは30分ほどですが、色んな会場を出入りできるので、推しのアーティストが出ない時は、お試し的に知らないバンドを見てみようかな…ということが出来るのがいいですね。
自分のケースを思い出してみても、好きになったアーティストさんはたまたまどこかのイベントで知った…という事が多いです。
たくさんのアーティストと出会える機会が多い分、あなたにぴったりのアーティストさんが見つかるかもしれません
徳島以外の地域に在住の方にもオススメ
徳島の音楽がどんな感じかはこのイベントを見ればだいたい分かる…かも。
よく知らない街だからこそサーキットイベントでザッピング的に楽しむのはアリだと思いました。
いろんなバーやライブハウスを回れるのもイイ
私もついこないだまで、バーそのものにほとんど行った事のない夜の街初心者でした。
今回の徳島ロックストリートでは、13の会場がありました。
知らないお店やライブハウスってなかなか入りづらいものがあるのですが、この徳島ロックストリートなら会場になっているのでいろんなバーやライブハウスに自由に出入りできます。
サーキットイベントなんだから当たり前のコトですけど、これってなかなかイイなあと思いました。おかげでいくつものバーやライブハウスに入れて、そのお店の雰囲気を知ることができました。
一見では入りづらくても、
って言えるじゃないですか。気の弱い私にはこういう「言い訳」があると助かるんです。
それでは撮影できたアーティストさんを出演順にご紹介!
画像が多いので少しページが重いかもしれません。空白が表示されてる場合は少しお待ちください。そのうちパッと画像が表示されます。
Reverie in LIVE & BAR Funky Chicken
「Reverie」はブルース、ソウル、ロックのカバーを中心に演奏しているバンド。Reverieは夢想を意味します。



大窪青果店 in BAR KING or CLOWN
「大窪青果店」は尾崎豊ファンで教師の大窪俊之さん率いるバンド。

『OH MY LITTLE GIRL』を熱唱中にキーボードの音が鳴らなくなってしまうアクシデントが発生してしまいました。

尾崎の葬式には何万という人が駆け付け、その中の一人に僕もいました
なぜかテレビ局にインタビューされてしまい、その様子がテレビにめっちゃ流れました
という裏話をされていました。
大窪さんの影響で音楽を…という方もいらっしゃるようです。先生ご自身が何かの活動をされてるのってイイですよね。
Repeat & F.O in Space
「Repeat & F.O」はBOOWYのコピーさせてもらってるオヤジバンド?…とのこと。
場所の「Space」さんの構造もあるんですが、一歩も入れないほどの大盛況。何?この熱気?
そして何よりもお客さんが笑顔、笑顔。

サービス精神旺盛な「Repeat & F.O」のVoさん、たびたび後ろの観客の方も振り向いてくれたので何とかお顔を撮影することが出来ました。


TUCK−NEYS in CROWBAR
「TUCK−NEYS」はツクネーズと呼びます。つくね…つまりお酒のつまみですね。
「TUCK−NEYS」は三度の飯よりお酒が好き…というメンバーが集まったバンド。歌もお酒にまつわるものばかりでとても楽しいバンドです。

「TUCK−NEYS」は演奏中にドリンクタイムが入ります(笑)。ライブ中、何度も何度も乾杯します(笑)。

お客さんも飲みます!

TUCK−NEYS(ツクネーズ)を聞いてるとお酒の弱い私でも飲みたくなってきました。とにかく楽しそうなのが彼らの特徴。

TUCK−NEYS(ツクネーズ)はオススメですね。楽しくお酒を飲むために音楽をする、この開き直りが非常に潔いバンドです。

実は演奏もなかなか上手いTUCK−NEYS。知らんけど。

この日解散するバンドがあるので、彼らのライブも観てねと宣伝していました。

TUCK−NEYSはYouTubeチャンネルも作られており、彼らの曲を少し聞くことが出来ます。

The Sticks in bar txaraparta
The Sticks(ザ・スティックス)は徳島在住の4人組ビートルズトリビュートロックバンドです。bar txaraparta(バル チャラパルタ)で行われていました。

The Sticks(ザ・スティックス)は2000年結成ということなのでもう19年も活動されてます。

けっこう女性ファンが多くてビックリしました。

The Sticks(ザ・スティックス)はツイッターがあるので私のようなツイッター廃人にはありがたい。
日曜日はbar txaraparta様でのロックストリートに雨の中☂️たくさんお越しいただきありがとうごさいました。皆様のお陰で楽しく演奏させていただきました。bar txaraparta様は初めてでしたが凄く音響も良く素晴らしい場所でした。スタッフの皆様ありがとうごさいました。メンバー一同全ての皆様に感謝! pic.twitter.com/ByM0wtQ4ld
— The Sticks (@the_sticks4) 2019年4月16日
SOFT CREAM in LIVE & BAR Funky Chicken
SOFT CREAM(ソフトクリーム)は活動休止から復活。5年ぶりの徳島ロックストリート出演。



この時点で時刻は20:30。雨は相変わらず降り続けています。

FHG in Space
FHG(Facebookページ)。MichaelSchenker(マイケル・シェンカー)カバーバンド。
リーダーF氏のギターはDEANのMichaelSchenkerモデル!



その後、FHGさんよりご連絡をもらいまして、正面からの画像のご提供いただきました。FHGさん、ありがとうございました!



THE NINJA in CROWBAR
THE NINJA(ザ・ニンジャ)は2013年に結成された「忍者」というキャラクターが持つポップ感を武器に、毒を孕んだアレンジによる一度聴くと頭から離れない中毒性の高い楽曲を奏でるバンド。

徳島の人気バンドTHE NINJA。イベントなどでよくお見掛けすることもあり、私も知っているバンド。

2014年9月、FM徳島主催バンドコンテストBURN2014でグランプリを受賞。
実はこのコンテスト、両国橋西公園で行われていたのですが、たまたまココでTHE NINJAを見て以来好きになってます。
いつぞやのとくしまナイトマルシェにもアコースティックバージョンでお見掛けしましたね。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2016/06/27/215715

POLU解散時のコメントによれば「海外も視野に入れた本気の活動を予定」とのこと。

公式よりも先にPOLUの解散コメントでとっておきのネタを言われてしまったTHE NINJA。

しかし、メンバーの中には忍者だけあってピザがおりるかどうか怪しいものもいるようで、そもそも物理的に海外に行けるかどうかも怪しいようだ。

THE NINJAのライブ中は観客が手裏剣を投げ込むのが恒例となっています。

来年こそは「THE NINJAが小林幸子ばりの衣装で紅白に出る!」と息巻いているバンドであります。

さーり in WINE & BEER “U”
同じ時間帯、秋田町の南に位置するWINE & BEER “U”では、さーりさんが登場。WINE & BEER “U”さん、初めて訪問しましたがカワイイお店!
力強くて伸びのある声、情熱的な歌詞がとても印象的なさーりさん。

さーりさんは上勝町で行われた「YAMABIKO MUSIC FESTIVAL」でお見掛けして以来のファンです。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2018/11/20/224341

ぜひとも聴いていただきたいアーティストです。

さーりさんは5月26日(日)に行われる「日本モーレツ大進行」というイベントの主催者さんでもあります。
こちらは朝から夜まで音楽が聴き放題、徳島以外からも多数のアーティストがやってくる…という、徳島ロックストリートに負けじとスゴそうなイベントなので、徳島の音楽好きは要チェック。
さーりさんに伺ったところ、他の方は分かりませんが、私はチケットけっこう売れてますよ…とのこと。さすがです。
10時から22時30分まで行われる長時間のサーキットイベント(チケットがあればどの会場にも出入りできるイベント)。
朝からやっている…という事は、普段このようなサーキットイベントに参加できないお子様連れの方にオススメではないか…とみております(※オールスタンディングの会場もあるので各自ご注意を)。
また他の音楽イベントと違い基本的に「アコースティック」です(バンド形式の方もいます)。
ギターとかキーボードを弾きながらアーティストが歌う形式なので、いわゆる「爆音」ではありません(一部違う方もいるかも…です)。
音楽は聴きたいけどあの爆音が…という方にもオススメなのが「日本モーレツ大進行」です。

バリキin LIVE & BAR Funky Chicken
いつぞやの徳島マルシェだったと思うのですが、新町橋東公園でのライブを観てからファンになった「バリキ」。
「童謡ミクスチャー」という独自の世界観を表現。どこかで聴いた事があるような童謡を楽しくアレンジ。

「童謡ミクスチャー」なので、お客さんが子どもだろうと大人だろうとジジババだろうと、幼稚園の先生が子どもに話しかけているようなMCなのです。
「みんな~、と~っても上手に歌えたねぇ~」




「童謡ミクスチャー」って何やねん…という方は、コチラをどうぞ。楽しい。
いつか和お兄さん達と遊んだよッ☆
おともだちもみーんな歌ってくれて、楽しかったね〜ッ☆#いつか和#徳島
# Ricky#森のクマさん#タツエお兄さん pic.twitter.com/t2QDp1q1UP— バリキ (@BARIKI_jp) 2017年12月13日
Space Band in Space
Mr.Childrenのコピーバンド「Space Band」。
訪問した時はちょうど「everybody goes~秩序のない現代にドロップキック」を熱唱中でした。



こちらの動画は以前の徳島ロックストリートでのSpace Bandさんの映像。
お店も同じSpaceさんだと思います。お店の構造がこうなので入りきれないほどのお客さんがいると、アーティストを後ろから撮影するしかない…と状況になってしまうのです。
LOVE DRAGON in エスカリエ
LOVE DRAGONは「the birthday」メインのコピーをしているそう。

活動はほぼロックストリートのみのバンド…とのことですが、会場は満席で盛り上がっていました。

SOULMANS in LIVE & BAR Funky Chicken
締めはSOULMANS(ソウルマンス)。

紹介記事によれば「1年以上活動してない」とのことですが、手慣れた感がある演奏です。
徳島ロックストリートの最終ライブの開始は22:30からなんですが、3会場だけなので既に日程を終了した他の会場からも続々を人が集まってきます。
このため、「LIVE & BAR Funky Chicken」は人が一杯で入りきれません。

「LIVE & BAR Funky Chicken」オーナーのお一人であり、「新町橋よいよい囃子」の連長でもある柳町春雨さんがドアマンになって中の様子をお知らせしていました。
春雨さんによれば、「SOULMANS」はいつもココで出番が最後だから時間を気にせず23時30分くらい毎回やってるよ(笑)とのことでした。

徳島ロックストリート主催者、遠藤治郎さんにイベント後にメッセージを送って頂いた
当記事のチェックと同時に、徳島ロックストリートの主催者である遠藤治郎さんからメッセージを頂きました。治郎さんからの雰囲気を大切にするため、ほぼ原文のままでの掲載です。

====以下、メッセージ====
前回は台風で中止になってしまったので、今回Vol.16は開催できて良かったです。
実は僕がいちばんロックストリートの会場やら、バンド、お客さんの雰囲気を見れていません。
なのでこのブログで初めて今回のロックストリートは、こんな感じだったんだなーと思いました。もちろん各会場のスタッフから来てる詳細情報は確認してるのですが、トラブルが無いとあまり会場の移動はしないんですよ。
暗い話しですが、なんだかいつもトラブルがなければいいなと、祈って、最後のバンドが始まった時には、ただただホッとしてビールを飲む事が多いです(それでもまだ精算は続いているのですが)。
でもこんな風にバンドやお客さん、お店が盛り上がってる様子を見ると、僕がやってきた事は無駄じゃなかったのかなと思います。
協力してくれているスタッフの皆さん、バンド、店舗、お客さん、みんなおかげでここまでやれてきてると思ってます。改めてありがとうございます。
これからもとりあえず20回まで頑張れたらと…
参加してくださった皆さん本当にありがとうございました。
次回は9月の日曜日、後半になると思います。バンドの出演者も募集します。イベントスタッフに興味のある方も是非ともご連絡下さい。
こちら↓まで
JIRO’SギターBAR
〒770-0921徳島市栄町1丁目30 J’sビル1F
遠藤治郎
09034369992
jiros.guitar@softbank.ne.jp
====メッセージここまで====
治郎さん、ありがとうございました。
治郎さんは主催者ですが、会場にもなっている「JIRO’SギターBAR 」で音響やらなんやらをチェックされているので、基本的にはあまり出歩けないんですよね。
そして「何事もなく終わってくれ…」というのはイベント主催者の率直なお気持ちでしょうね。
今回は諸事情で19時30分からのアーティストしかチェックできませんでしたが、次回が9/29ならば最初からバッチリ撮影可能なので、また撮影班として参加させてもらえたら…と思います。
治郎さん、出演されたアーティストの皆さん、撮影でお邪魔してしまった観客の皆さん、ありがとうございました。