2019年4月20日、ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティスの試合を、現地シティライトスタジアムにて観戦しました。
徳島は前半7分、清武功暉選手が自ら得たPKをきっちりと決めて幸先よく先制します(動画あり)。
しかし2点目が取れないヴォルティス。う~ん…と思っていると前半AT2分、ラストプレーで岡山に同点弾を許す。
後半、さほど危ない場面はないが徳島もあまり得点の匂いがしない…。う~ん…と思っていると岡山DFから縦ポンパスが絶妙なところに…。岡山MF仲間選手がこれを左足でダイクレトボレー。
ジャストミートしたシュートが決まってしまい徳島は逆転を許してしまいます。直後から水戸戦、愛媛戦に続いてヨルディ・バイス選手が前線まで上がって攻撃を仕掛ける徳島ヴォルティスでしたがこの日は得点ならず。
ここで勝てばPO圏内も見えてくる…という試合で勝てず意気消沈…。
当記事では
- 当日試合前のシティライトスタジアム広場の様子
- 試合前のスタジアムの様子
- 清武功暉選手得点シーンの動画
- 惜しいシーンの映像など
- 試合後のスタジアムの様子
など、現地シティライトスタジアムの様子をお伝えします。
目次
- 1 ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス、試合前のシティライトスタジアムの様子
- 2 ファジアーノ岡山のゆるキャラ「ファジ丸」、徳島からヴォルタくんも来ていた
- 3 PRIDE OF 中四国 スタンプラリーinシティライトスタジアム
- 4 ボディビルダー パフォーマンス
- 5 ファジフーズに大行列
- 6 その他のイベントをザッと紹介
- 7 ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス、試合前の様子
- 8 選手たちがアップを開始、ビッグフラッグなど
- 9 ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス 試合開始!幸先よく先制!
- 10 ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス 後半 縦ポン一発にやられ、攻撃は散発に終わる
- 11 ゴール裏の一部サポーターからはブーイングも(2週連続)
- 12 連敗は絶対に許されない、アウェイ京都戦は勝ってもらいたい
ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス、試合前のシティライトスタジアムの様子
前節、愛媛FCとの四国ダービーでは1点リードされたまま試合終了か…と思われた90分に押谷選手が同点弾。
水戸戦、愛媛戦と敗色濃厚なところからドローにもっていったことは評価できますが、愛媛には勝たないといけない試合だったのであれで満足はできません。
ただ、岡山に勝てばPO圏も見えてくるだけに、なんとかここで勝ち切りたい。
岡山は天気予報も早くから晴れ。当日も雲ひとつない晴天でした。
4月中旬になり今季初のナイトゲーム。
ナイトゲームだと帰りが遅くなるので、4歳児を連れていっていいものか少し悩みました(※妻は仕事)。
でも4歳児の息子はずっと行く気満々、晴れ予報でしたし、どっちにしても土日は息子と二人で過ごさないといけなかっただけにサッカー観戦や岡山訪問…というイベントがあった方がイロイロと助かるのでアウェイ観戦に決定。

駐車場が気になるところでしたが、スタジアムのすぐそばにある試合日は1500円のコインパーキングが空いていたので停めました。少々お高いですが徒歩2分ならヨシです。
ファジアーノ岡山のゆるキャラ「ファジ丸」、徳島からヴォルタくんも来ていた
ファジアーノ岡山のゆるキャラは「ファジ丸」。キジがモチーフ。ヴォルタくんとは何度も一緒に「仕事」をしてる仲なので妙に息は合ってます。

ファジ丸もまあまあ身体能力はある。

ひとりファジアーノ岡山エリアに突撃するヴォルタくん。

コチラ、よく見るとファジ丸がいる。すっかり馴染んでいる。

PRIDE OF 中四国 スタンプラリーinシティライトスタジアム
やや強引に「瀬戸内ダービー」とも呼ばれる岡山対徳島。岡山なのでPRIDE OF 中四国の一つです。
四国ダービーの徳島…に続いて今回は岡山をGET。あとはアウェイ愛媛に行けるかどうか…ですね。

軽い気持ちで用紙をサコッシュに入れておきます。
ボディビルダー パフォーマンス
シティライトスタジアムのイベントステージでは「ボディビルダー パフォーマンス」のショーが行われていて、ビルダーさんたちの鍛え上げた身体に大盛り上がりでした。

楽しいイベントでしたが、イベントのステージが低いので人垣で見づらかったですね。
ステージの高さに関してはヴォルタくんステージが勝っている点だと思いました。
ファジフーズに大行列
シティライトスタジアムの名物といえば「ファジフーズ」。

- どんな食べ物があるかショップごとに大きな写真パネルで一目瞭然
- クネクネとした待機列が作られているのがいい
- ルーローハンを食べてみましたがきちんと量があって良かった
- ちょっとしたモール的に統一感がある(これはどっちがいいとは言えないけど)
と思いました。
その他のイベントをザッと紹介
他にもいろいろあったのでサラッと紹介。
イースターエッグハント
イベントには疎いわたし。イースターって何なんでしょうね。外国のイベントってことは知ってますが…。

よく分からなくても、とりあえずタマゴを拾うといいそうだ。

息子よ、いけー!

タマゴ二つで一つのお菓子と交換してくれまいた。

フワフワドームは無料!
ポカリスエットスタジアムでは「フワフワヴォルタくん」でしたが、こちらでは「フワフワファジ丸」ってところでしょうか。子ども大好きなフワフワドーム。
ポカスタでは一回250円(会員200円)だったような気がするのですが、こちらシティライトスタジアムでは無料でした。そのわりにさほど並んでもいなくて10分ほどで入れました。

PKキックボードも無料
正式名称は知りませんが、こちらもポカリスエットスタジアムにもあるキックボード的なアレ。

こちらも無料で開放されていました。正直無料は助かります。息子は蹴っては並んで…を繰り返して10回以上蹴ってました。
ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス、試合前の様子
いろいろ遊んでいるうちに待機列に完全に出遅れてしまいました。けっこうな人数のサポーターの方が徳島から応援に来てるようです。

待機列に並んでいるうちに選手を乗せた徳島ヴォルティスの選手バスが向こうの方へ走り去っていったのが見えました。
選手バスを迎える事ができたサポの方はいたんでしょうか?
選手たちがアップを開始、ビッグフラッグなど
中心地で応援したい気持ちはやまやまですが、息子はまだ試合を通して応援し続けるほどの体力と集中力がないので隅っこの方に陣取りました。※私自身も年齢とヒザが悪いため厳しい…
シティライトスタジアムは陸上トラック併設のスタジアムですがまずまずの高さがあり、アウェイ席からでもまあまあ見やすい。
メインスタジアムの傾斜はなかなか。一度あちらから見たことがありますが、見やすかったのを覚えてます。

ファジアーノ岡山サポーター
シティライトスタジアムでは、ずっと前からバックスタンドにサポーターが陣取る形式ですよね。

岡山に駆けつけた徳島ヴォルティスサポーター
岡山は徳島から約2~3時間…とあり、なかなかの人数のサポーターが駆けつけました。これで何人くらいいたんでしょうね?300~400人くらいでしょうか?

この日はビッグフラッグが出るそう。そのためちょっとザワザワしてる時間帯。

徳島ヴォルティスサポーターのビッグフラッグ
そしてビッグフラッグいった~。アッとしかし下からツンツンしてるようで破れないか心配になります…。

突っつきたくなるのはわかりますが、しばらくジッと我慢するのが吉です。中はこんな感じで次に振る青緑フラッグのために待機してる図です。

さらに青緑フラッグを振って選手を後押し
ビッグフラッグが終了すると、お次は青緑フラッグを振ります。四国ダービーでは大雨だったのでフラッグが点在するカタチになってしまったのですが、この日はアウェイ席で綺麗にまとまったのではないでしょうか?

試合中もこの青緑フラッグを振る時間帯もあるのですが、試合中だと試合の方を見たいサポーターもいると思うので、試合開始前が一番まとまるのは仕方ないかもですね。
岡山サポーターもビッグフラッグを出していた
ちなみに岡山サポーターも3種類ものビッグフラッグを出していました。徳島にはあとユニフォーム型ビッグフラッグがあるが、あれがまた出される事はあるんでしょうか?

ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス 試合開始!幸先よく先制!
こんな事をしてる間に選手は入場して、握手をして、記念撮影をして、すぐに試合開始です。
この日は渡井選手が二度目のスタメン。前節まずまずの出来だった狩野選手も引き続きスタメンです。
そして、怪我による手術とリハビリで戦列を離れていたシシーニョ選手がベンチに!これは嬉しい。
試合開始直後はバタバタした守備でいきなりピンチを二回ほど迎えるが、なんとか事なきをえる。
徳島ヴォルティス、幸先よく先制
すると徳島がようやく攻撃に。ゴール前で何度かパスを繋いだとこで笛が鳴る。
って徳島のPKじゃん!
前半に得点が取れずに苦しんでいた徳島に願っていないチャンスが!清武功暉選手がきっちりと決めて徳島ヴォルティスがあっさりと先制!
しかし、1点で喜んでいてはいけない、2点目を取りにいきたい。
その後も何度かチャンスがあり、特に藤田選手がダイクレトで繋いで清武功暉選手がフリーでGKと1対1になりかけたシーンは大チャンスでしたが岡山GKの好守に阻まれてしまいました。
前半のラストプレーで痛恨の失点
そして前半終了間際。AT2分、ラストプレーだと思われたところで痛恨の失点…。
せめて1-0で折り返したかったですね。
昨シーズンのホーム金沢戦でも前半終了間際に失点して、そのまま0-3で完敗、その後も結局シーズン終了まで勝てなかった嫌なイメージが思い出されてしまいます。
ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス 後半 縦ポン一発にやられ、攻撃は散発に終わる
そして試合は後半へ。
引き分けは許されないぞ…と思いながら応援するが、どうも前半よりも攻撃が停滞してる気がする…。なかなかシュートまでいけない。
シシーニョ選手が今季初出場!
そんな中で、シシーニョ選手が途中交代で今シーズン初出場。
相手の動きを先読みし、ボールを受ける前に小刻みなフェイトを織り交ぜた反転、守っても危険なゾーンにいち早く顔を出し、さすが…と思わせるプレーを早速見せてくれました。
ところが…逆転を許してしまう
しかし…縦ポン一発で仲間選手がシュート。これがジャストミートでネット上部に突き刺さるファインゴールで逆転まで許してしまった…。
シシーニョ選手が負傷?交代
逆転された後は当然必死に攻める徳島ヴォルティス。
しかし、なかなか決定機が訪れない。岸本選手のパスからシシーニョ選手のシュートも相手DFに阻まれてしまった(シュート後、CKだと思うのだが判定ミス)。
そして押谷選手が交代で佐藤晃大選手投入か?…と思われたのですが、一旦はピッチの外に出てゴール裏からベンチに向かっていた押谷選手がまたピッチに。
代わりに…えええ、シシーニョ選手が交代!?
よく見ると足を引きずっている…。そのままベンチではなく控室の方に消えていきました…。明らかにアクシデント発生の様子。せっかく今季初出場でなかなかのプレーを見せていたのに…。

失点後はなりふり構わず攻勢に出る徳島ヴォルティス(3週連続)
残り時間は約10分。
徳島ヴォルティスの選手たちは必死の攻勢に出ます。途中交代の佐藤晃大選手、さらにDFのヨルディ・バイス選手が前線に上がってパワープレイ気味に(3週連続)。
しかし、クロスは上げてもシュートができず…。
結局そのまま試合終了…。先制から前半終了間際に同点にされ、さらに後半で逆転されるというダメージの残る負け方となってしまいました。

ゴール裏の一部サポーターからはブーイングも(2週連続)
試合終了後、一部のサポーターからブーイングが発生しました。でもブーイングというよりヤジや叱責のようにも見えてしまう人もいます。
一生懸命に応援してるし、もっとやれるはずの選手を鼓舞したい…との思いからだと思います。でも離れた場所からでは何を言ってるか分からない以上、身振りや仕草で判断するしかないんですが、怒鳴っているような光景は見て気持ちのイイものではありません。
岡山や愛媛など近場のアウェイでは、普段はメインスタンドやバックスタンド見てるサポーターが、ゴール裏にいる人たちと近い位置で応援・観戦する貴重な機会です。
ああいう振舞いを見せていつもはゴール裏にいない人たちに(ガラが悪い…)(怖い…)なんて思われてしまっては、人数を増やしたいゴール裏の人たちにとっても損ではないでしょうか。
どんな遠いアウェイでも駆けつけて、試合中もずっと応援してくれてる人たちからすれば、愛媛戦、岡山戦、もどかしい気持ちでいっぱいだと思います。
でも普段ゴール裏にいないサポーターが集まったときだからこそ、もったいないな…とも思いました。


連敗は絶対に許されない、アウェイ京都戦は勝ってもらいたい
ファジアーノ岡山戦までは5戦負けなし…とは言ってたものの、内訳は2勝3分でした。
相手もプロ。そして必死になって戦ってくるのでやはり勝つのは大変です。
しかし、徳島ヴォルティスは「J1昇格」、いや「J1復帰」を目標に掲げているチームです。
まだ序盤だから…と言ってて許される時期はもう終わりました。もうシーズンも1/4に差し掛かろうとしています。
徳島ヴォルティスは昇格にふさわしい選手、監督、スタッフ陣が揃っているハズです。
負けた試合はどれも一点差。こりゃダメだ…と思ったのは3連戦最終戦で上手くやられた水戸戦くらいで、あとはどっちに転がってもおかしくない試合ばかり。
しかし2点以上取った試合はここまで2試合しかありません。
得点力、決定力…徳島ヴォルティスに限らず、どこのクラブでも永遠の課題とも言えますが、とにかく点を取るしかありません。
清武功暉選手が警告累積で京都戦は出場できません。代わりに出るのは誰なんでしょうか。試合に出さないなら出さないだけの理由があるのだと思いますが、せっかく獲得した河田選手やザビ選手、あとチャキット選手。誰か一人は見てみたい気もします。
京都戦で勝てばまだ上位に食らいついていくことが出来ます。サッカーで上位に上がるには、昇格するにはどこかで4連勝、5連勝する必要があります。
徳島ヴォルティスの底力、京都で見せてほしいと思います。