2018年、徳島県内各地を訪問し、精力的にライブ活動をされていたシンガーソングライターcocoroさん。
昨年末に体調を崩してしまい休養入り。その後回復されたものの、これからも治療は続くそう。
悩んだ末、移住先の徳島県神山町から地元の神奈川県に戻る決心をされました。
2019年9月30日(月)。久しぶりに徳島県に来て、徳島の方への感謝の気持ちをこめた「徳島ありがとうLIVE」を開催。
その様子をレポートします。
目次
シンガーソングライターcocoroさんとは
cocoroさんは神奈川県出身。小学校の先生をされていましたが、退職。
その後、紆余曲折の末、徳島県神山町に移住。「響育」というキーワードを掲げ、「梅星楽校」など、音楽に携わる活動を開始。
また、徳島県内各地の様々なイベントに出演、精力的にライブ活動をされていました。
私が初めてcocoroさんを知ったのは、上勝町で行われた「YAMABIKO MUSIC FESTIVAL(ヤマビコミュージック)」。

山の中で歌うcocoroさんの伸びのある声がとても印象的でした。
その次のYAMABIKO MUSIC FESTIVAL(ヤマビコミュージック)はcocoroさん目当てで訪問。
この時は「この手を離さずに」をはじめとして、他数曲を披露。

上勝町の「YAMABIKO MUSIC FESTIVAL」、音楽好きの方はぜひ一度訪れてほしいイベントです。
古民家の庭先につくられた小さな野外ステージ。これだけで街中のライブと全然違います。
山を背景に歌うミュージシャンが10組以上も観れちゃいます。客席は古民家なのでちょっと眠くなったら昼寝してもOK。

毎回フードの出店もあり、まるっと一日、贅沢な時間の過ごし方ができて、非日常を味わうコトができます。
詳しくは当ブログの過去記事をご覧ください。


cocoroさんのライブのごく一部をご紹介
「徳島ありがとうLIVE」のレポートの前に…。
徳島時代にcocoroさんが行ったライブのごく一部ですが、私が立ち合ったものをいくつかご紹介。
神山町、阿川夏祭り
2018年8月、神山町阿川夏祭りでのcocoroさんのライブ


小松島、みなとマルシェスペシャルライブ
小松島でもライブがありました。

YAMABIKO MUSIC FESTIVAL(ヤマビコミュージック)

【画像多め】cocoroさんと関わったアーティストさんが一曲厳選で歌を送る
ではお待ちかね、「徳島ありがとうLIVE」のレポートです。
「徳島ありがとうLIVE」は、まず、cocoroさんと親交のあったアーティストの皆さんが一曲ずつLIVEをし、その後cocoroさんのLIVEを…という構成でした。
会場は八万町の「花杏(はなあんず)」。
存在は知っていましたが、初めての訪問。店内は広々とし、ピアノが真ん中にあってイイ雰囲気のお店。
2~3人の方が歌われるのかな…と思っていたら、なんと12組ものアーティストさんが歌ったのでビックリしました。
他にも一般のcocoroさんファンがつめかけ、お店は全てのテーブルが埋まっていました。
Toshiさん
まずはToshiさん。よくcocoroさんとご一緒されてた方ですよね。ここはコンビでの演奏。

cocoroさんもフルートで参加。フルートってホント綺麗な音色ですよね。ピアノもフルートもできるcocoroさん、スゴイ!

山崎淳さん
藍住町にある中山産婦人科副院長の山崎淳さん。自らライブを主催されたり、あちこちでギターを持って歌ってらっしゃる方。
この日は急きょ直前の打ち合わせで絢香さんの「三日月」をするコトになったそう。



イマジンさん
ヤマザキノブアキさん。上勝町を拠点に撮影のお仕事をされてらっしゃいます。歌うときはイマジンというアーティスト名。

「cocoroさんとはヤマビコミュージックでお会いしたのかな…?
僕が歌ったオリジナル曲を歌った時、『歌詞を変えるかもしれません』ってMCをしたんですが、その後cocoroさんが『絶対歌詞変えない方がいいですよ』っておっしゃってくれたコトを覚えています
その後、その歌の歌詞は変えていません。そんなコトを思い出しました」

Masatoさん
「cocoroさんとはふれあい健康観でライブしたのが最初だったかな?その後いろんなところでご一緒させて頂きました」

天野徹さん
鳴門市在住の天野徹さん。

「cocoroちゃんとはコティで一緒にライブをしたのが最初だったかな?
ミスチルが好き…という事をお聞きしたので、今日はミスチルの『himawari』を」

田中いっぺいさん
「(ペコッ)あまり久しぶりって感じしませんね
なんか、思い出とか話す感じの流れ(になってるの)?(笑)
cocoroさんとはヤマビコミュージックで最初にお会いしたのかな…?よく会う人ってよく会うからいつが最初だったかって分からなくなりますよね
一緒に演奏もしてもらったりもして、セッションのときにはいろんなお話をしました
今回、神奈川に戻られるそうですが、これを前向きなものにするかしないかは、これから次第かな…と思います」
…とイイ感じのことをおっしゃってました。
田中いっぺいさんもミスチルファンのcocoroさんのため、ミスチルの「星になれたら」を披露。

ミスチル初期の名曲「星になれたら」。もろにお別れの曲で、ただの観客の私でもウルッとしてしまいました。
ハジメさん
河童(というバンド)のメンバー、ハジメさん。
「人生いろんなことありますけど、僕はあんま深く考えないようにしてます
この曲もまあそんな題名ですね『Let It Be』」

明らかに仕事帰り。忙しい中をcocoroさんとのお別れに駆けつけた…という感じだったハジメさんでした。
いっぺいさんとtakaさん
いっぺいさんとtakaさんのユニット。
takaさんはcocoroさんに何度も「愛してます」と告白していました(笑)。記憶が確かなら中島みゆきさんの歌だったと思います。

たぅたかさん
cocoroさんへのエールとして「今を生きる」という曲を送られていました。

カホン、いいですね。

ウホッと荒ぶってるワケじゃなく、指パッチン(英語忘れた…)を会場としてるところです。

ホントはまだまだいらっしゃいました
これで全員ではなく、まだまだいらっしゃいました。
全部で12組のアーティストさんが代わるがわる演奏。それぞれのスピーチにも味があって。多くは語らず、歌だけを贈る方がいたり。
わりと急に決まったという今回のライブ。
平日月曜日の夜…ということを考えると、よくこれだけのアーティストが集まったなぁ…というのが率直な印象(もちろん、来たくてもどうしても来れなかった方もいらっしゃったでしょう)。
【画像あり】cocoroさん、「徳島ありがとうLIVE」の様子
そしていよいよcocoroさんの登場!
cocoroさん、さきほどまでより遠いピアノからの演奏だったので画像があまりよくありませんがお許しください…。

最初は「それでも生きていく」。東日本大震災の「復幸」を願ってつくられた曲。
次は、昨年のヤマビコミュージックで初披露された新曲「ひとこと」。まだFULLではCDや動画になっていない曲です。

3曲目は「自分をあきらめないで」。

「昨年のライブのとき『よっぽどの事がない限り、徳島でずっと暮らしていきます』と言ったのに、今回このような事になってしまい…」。
cocoroさん、涙をこらきれず。

4曲目は「有難う」。

cocoroさん、平仮名で「ありがとう」ではなく、漢字で「有難う」と書くのがお好きだそうです。
ココで一旦ライブは終了!

その後パチッパチッと手拍子が鳴り響き…。アンコールは「あなた色、わたし色」。
最後はcocoroさんらしい笑顔に戻り、無事「徳島ありがとうLIVE」は終了。

ライブ終了後、cocoroさんと少し立ち話。
「そういえば、そばごめ屋さん行きましたよ、美味しかった~」
cocoroさんも先日アップしたブログ読んでくれたそうです。ぜひ皆さんもご訪問ください。

cocoroさん、「徳島ありがとうLIVE」、最後は笑顔で
皆さんで集まって記念撮影。

cocoroさんの曲は、誰かを励ましたり、ちょっと切ない歌が多い。
神奈川県に戻られても、何らかのカタチで歌と携わっていくことでしょう。
cocoroさん、2年間、徳島に来てくれて有難うございました。またいつでもフラッと来てくださいね。
