2019年4月28日、京都サンガvs徳島ヴォルティスの試合を、現地京都市西京極総合運動公園陸上競技場にて観戦しました。
試合は一進一退の攻防が続きました。後半はやや押され気味になりましたが徳島にも決定機はありました(動画あり)。しかし両軍得点できずスコアレスドロー。
山口戦に逆転勝ちした後、水戸、愛媛にどうにか引き分け、岡山には逆転負け、そしてまた引き分けとなかなか勝てませんね…。
当記事では
- 当日試合前の西京極広場の様子
- 試合前のスタジアムの様子
- 惜しいシーンの映像など
- 試合後のスタジアムの様子
など、現地西京極の様子をお伝えします。
目次
京都サンガvs徳島ヴォルティス、試合前、西京極総合運動公園に行くまで
前節、ファジアーノ岡山戦では幸先よくPKで先制したものの、前半終了間際に同点を許し、さらに後半に逆転され、そのまま反撃できずに逆転負け…というダメージの残る負け方をしてしまった徳島ヴォルティス。
連敗だけは避けたいし、前日土曜日の試合の多くが引き分けてるので一つ勝てば順位はググッと上がるだけに、なんとかここで勝ち切りたい
GW初日の4月28日。神戸から北を抜ける新名神のおかげで渋滞らしい渋滞は天王山トンネル付近を一瞬だけ。以前では考えられないほど快適なドライブでした。
ただ、さすがにGW中に京都市内までクルマで入り込むと渋滞が心配でした。
そこで京都と大阪の県境付近にある街、長岡京市のakippa(空きスペースの駐車場貸しサービス)を利用してみました。
長岡天神駅まで徒歩5分、長岡天神駅からは準急で約15分(途中桂駅で通過待ちがあるため)で西京極駅へ…というプランです。
長岡天神から西京極までは電車で10~15分、西日本から京都サンガの試合を見にくる人にオススメのakippa駐車場はココ
私が利用したakippaはココでした。オススメします。
西京極まで電車で10~15分
その他、西京極スタジアム周辺のakippaはコチラをご参照ください。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2018/09/12/180605
長岡天神駅前のたこ焼き・お好み焼き屋さん「銀の卵 長岡天神店」が安くて美味しくて良かった
長岡天神駅前にあったお好み焼き屋さん「銀の卵」長岡天神店さん。スタジアムで食べるためのフードをココで買いました。

お店の人はめっちゃ忙しそうにたこ焼きやお好み焼きを作っています。お店の前にも3~4人の人が待っていますが、並んでいるワケではなさそう。
いまいちシステムが分からなかったのですが、思いきってお店の前で待ってる人に聞くと
と優しく教えてくれました。なんと言いますか、関西の人は話しかけやすいですね。

都市圏なので人が大勢。名古屋出身ですが、徳島に来て9年。すっかり田舎に染まった私にはこの人通りの多さにビックリ。
大阪側から阪急電車で西京極に行くのは全然アリ
今年までは京都サンガの本拠地、西京極総合運動公園って京都南IC、縦断道路の大原野ICからも微妙に距離があります。
たいした距離ではないんですが、土日の京都市内はどうしても混むために時間がかかります。
そしてさらに京都市内は駐車場がやたら高い。土日割り増し料金になってるので1500円くらい掛かります。停められればイイ方でどこも満車でグルグル回って…なんてことになったら試合観戦の前にグッタリとなってしまいます。
渋滞や高額の駐車場代を避け、ストレスを少なく西京極に行くため、京都市内の手前でクルマを停めて、阪急電車で西京極に向かうことにした今回の作戦はなかなか快適でした。

4歳の息子は当然のように先頭車両に。阪急電車は子ども(約100cm)の背丈でも窓から前が見えるくらいの低さ。抱っこも不要なので親としても助かります。

桂駅で少々の待機時間がありましたが、長岡天神からは15分ほどで西京極に到着。
息子は阪急電車好きなため、渋滞回避&阪急電車乗車体験を兼ね、なかなかイイ作戦だったのではないかな…と思います。
でも、阪急は停車駅の近くに来てもまだ速いのでビビる…
京都サンガの選手パネルがドーン!息子もテンションアップしていました。

駅で帰りの切符を購入(帰りの切符売り場はけっこう並んでいたのでこれは正解だった)してからスタジアム方面に。

既に試合開始前15分前くらいなのでそのままスタジアムのアウェイ入場口へ。

京都サンガvs徳島ヴォルティス、試合前の様子
既に試合開始まであと少し…という時間帯での入場。
アウェイ席は完売…と聞いていたので、子連れに良さそうな席が空いてるかどうか心配でしたが、ゴールの真後ろのあたりはけっこう空席だらけで拍子抜け。
というわけでココにします。

京都サンガサポーター
西京極総合運動公園の京都サンガサポーター。ゴール裏のやや斜めにサポーターが陣取る形式です。密集度はそれほどではありません。

ただ、京都はスタジアムのどこもまんべんなく観客いる感じでした。コチラがバックスタンド。

こちらがホームスタンド。

京都に駆けつけた徳島ヴォルティスサポーター
京都は徳島から約3時間。GW初日ということもあって、岡山に続いて多くの徳島サポーターが駆けつけました。300くらいでしょうか?
この日も青緑フラッグで選手を迎えました。

京都サンガvs徳島ヴォルティス 試合開始!一進一退の攻防が続く
選手たちの記念撮影が終わり、いざ京都戦、試合開始。

試合開始直後にいきなりシュートを許す。岡山戦でも試合開始直後にバタバタしていた。決定力のあるFWだったらどちらも試合もやられていて不思議はなかったので、注意してほしい。
清武功暉選手が出場停止の徳島。代役が注目されたが佐藤晃大選手が今季初先発。

試合開始直後は何度か京都にシュートを許した徳島だったが、徐々にペースを掴み、佐藤晃大選手、内田裕斗選手がチャンスを迎えるがいずれもシュートがうまくヒットせず。
反対に京都サンガに反転&シュートがポストに当たり際どいシーンを作られました。
直後に岩尾選手がヘディングの決定機も枠をわずかに外れてしまう。前半は一進一退の展開となりました。
京都サンガvs徳島ヴォルティス 後半へ
ハーフタイムには徳島ヴォルティスがJ1へ昇格した時のキャプテン斎藤大介さんが、前半戦をVTRで振り返るイベントで登場。徳島サポからも拍手が送られました。

後半は佐藤晃大選手に替えて押谷祐樹選手、試合が進み杉本竜士選手に替わって表原選手が投入されました。
ただ、後半は京都ペース。
徳島はなかなか攻撃ができません。どうにかしのいだあとの波状攻撃で岩尾選手から横パスを受けた内田裕斗がミドルシュート。無回転でブレながらドライブしたすごいシュート(真後ろから見ていた)を京都GKがなんとか弾く、こぼれ球に押谷祐樹選手が詰めようとしましたが、京都DFも必死の寄せでクリアされてしまいました。
他にも表原選手にビッグチャンスがありましたが得点できず…。

試合終盤、「立ち向かえ」のチャントで選手を鼓舞する徳島ヴォルティスサポーター。

京都サンガvs徳島ヴォルティス 結局スコアレスドローで終了
結局試合はそのまま0-0のスコアレスドロー。選手たちの暗い表情が見てるコチラもツライですね。

試合終了後の選手挨拶。こういう挨拶は昔(20年前)のプロ野球(中日ドラゴンズ)ではなかった(最近はあるみたいだけど)ので、徳島に来た時、勝てなくてもこうやってサポーターの前に来てくれること自体にビックリしたものです。

そんな中、ちょっと可愛かったのが杉本竜士選手。冬でも半そでで練習していたくらいの杉本竜士選手ですが、試合出場後とあってさすがに身体を冷やさないために長袖。
袖が長いのか?わざと袖口を掴んでいるのかこんなポーズに。

4試合勝ちなし、ホーム栃木戦は何がなんでも勝ちたい
ここ7試合で負けたのは岡山戦だけです。しかし勝ったのも2試合のみ。
ここ4試合は負けそうな試合をどうにかドローに持っていた水戸戦、愛媛戦、そして痛恨の逆転負けの岡山戦、そしてスコアレスドローの今回…と、なかなかストレスのたまる試合が続いています。
選手たちが頑張っているのはよく分かるのですが、引き分けばかりでは昇格できません…。
ゴール真後ろの低い位置(しかも西京極はピッチまでが遠い…)から見ていたので、細かいところは帰宅したあとのDAZNでようやくわかったくらいでした。
梶川選手は後半よく止めていた
佐藤晃大選手は与えられた役割をよく果たしていたようです。佐藤選手が退いた後半は劣勢になる時間が多かったので、改めて評価されそうです。
ただ、スルーパスに抜け出したシーン、クロスに飛び込んだシーンでいずれもシュート出来ませんでした。
ポストプレーやボールキープなどやることが多くて大変かもしれませんが、徳島サポーターが期待しているのは何といっても佐藤晃大選手のゴールです。
佐藤晃大選手のゴールはただの一点ではなく、チームの雰囲気そのものを変える可能性が高いだけに、チームを勝利に導く佐藤晃大選手のゴールが見たいですね。
栃木には藤原選手、大崎淳矢選手がいる、負けたくない!
栃木SCはここ6試合3分3敗と勝ちがありません。
何がなんでも勝ちたい…と来るでしょうし、何といってもヴォルティスに長く在籍した藤原選手、大崎淳矢選手がいるだけに負けたくありませんね(拍手でお迎えします!)。
シーズン序盤は明らかにイマイチだった今年の徳島ヴォルティスですが、ここ最近はまずまず安定した戦いができています。
これも毎回言ってますが、それだけです
GW終盤、徳島サポーターを歓喜の渦に巻き込んでほしい。
西京極総合運動公園での試合は今年いっぱい
ちなみに西京極総合運動公園で徳島ヴォルティスが試合をするのは今回が最後になるかもしれません。
来年2020年春には、お隣の亀岡市に「京都スタジアム」というサッカー専用スタジアムが急ピッチで建設中。JR亀岡駅から徒歩で行ける「駅前スタジアム」です。
抜群のアクセスと傾斜、そして全席屋根付き!という素晴らしいスタジアムになりそうなのでアウェイ京都が楽しみになりそうです。
春頃に完成…なのですぐにリーグ戦が行われるかどうかはよく分かりませんが…。
