徳島で謎の存在感を示していた元チャーリービルのゴリラ君を偲ぶ

かつて、徳島駅前もほど近く、阿波おどり会場でもある藍場浜公園の向かいにあった、徳島のB級シンボル元チャーリービルのゴリラ君。
ビル解体に伴い、撤去された様子をリアルタイムで目撃。そのレポート。
目次
徳島市元町の元チャーリービルには徳島のB級シンボル的存在としてゴリラがいた
徳島市元町にあったチャーリービル。建築当時はスタイリッシュな外観だったと思われる。
こちらのゴリラを覚えている徳島人は多いはず新築時はお客さんも大勢いて賑やかだったものの、駅前の衰退とともに徐々に客足は遠のき、とうとう閉店してしまったそう。
私が徳島に移住してきた2011年には、既に空きビルとなってました。
長い間空きビルとなっていましたが、側面に張り付いたゴリラ君の迫力は健在。阿波踊り会館に向かう観光客の方が
とビックリし、携帯でゴリラの写真を撮る光景がよく見られていました。
徳島市元町にあった元チャーリービルの撤去が決定、ゴリラ君もいなくなってしまう事に
ビルのうえから、徳島市の様子を20年以上にも渡って見守ってきたゴリラ君。しかし、老朽化(&耐震不足)のため、ビルの解体が決定。
ビル解体に先立ち、まずこのゴリラ君の撤去が決まりました。
当時、ビルのすぐ近くで働いていた記者は、解体業者が下見にきたり、打ち合わせに来た際、聞き込みをしていてその事を知る事ができました。
そして記者の中で
という、謎の使命感が芽生えたのです。
徳島市元町の象徴?だったゴリラ君の撤去。その一部始終をレポート
そして迎えた2015年4月23日深夜、ついにゴリラ君の撤去工事が決行。
事前に情報を入手していた記者は、間近からその一部始終を目撃。
高所作業者が近づいてゴリラ君の確認をする業者さんまず高所作業車に乗った業者さんが近づき、ゴリラ君の最終点検。
大きなクレーン車が2台用意され、ゴリラ君の首と股間にロープがくくりつけられます。
ハーネス(落下しないようにつける安全帯のこと)のようにゴリラ君をくくりつけるそして慎重に少しずつ、ゴリラ君とビルをくくりつけていた器具を緩めていきます。そしてついにその時が…!
ゴリラ君がビルから離れました!
外れた瞬間はけっこう揺れたなんとも印象的なこの画像。
そごう徳島店をバックにゴリラ君が宙を舞う!巧みなクレーン操作でゴリラを君を水平にして…。
ゆっくりゆっくり慎重に降ろされて…しばしの間、この状態で待機していました。
クレーン2台の巧みな操作によってここまで降ろされた今度はトレーラーが到着!国道は完全封鎖状態!
慎重に、かつなるべく急いでゴリラ君をトレーラーに移動させます一点ものの貴重な荷物。さすがの業者さんも少しテンションがあがっている。
見事な連携によってトレーラーの荷台の狭いスペースに収める
無事にトレーラーに乗りましたここからゴリラ君を固定しないといけませんが、国道を通せんぼしてるので、少しだけ進んで新町橋で停車。
国道を封鎖しているので、まずは少し移動新町橋にあのゴリラ君が数分留まってました。このあと童話「ガリバー」のように全身をグルグル巻きに固定されて連れ去られていきました。
新町橋にチャーリービルのゴリラがいた貴重な瞬間当時の噂では、なんとかこのゴリラ君の再利用を…という計画もなくはなかったよう。が、結局どうにもならなかったようで、その後彼の姿を見たものはいません…。
当時のゴリラ君撤去ツイートはわりと話題になった
記者はTwitterもやってます。これまで2番目に多くリツイートされたのが、このゴリラ君撤去の様子を伝えたツイート。
徳島市元町の元ドラックストア「チャーリー」ビル解体中。目印になっていたゴリラ君は昨夜未明に取り外し作業が行われ、旅立っていきました…。 pic.twitter.com/FsivwUqI0b
— ランキン (@MtanGM) 2015, 4月 23
いかに元チャーリービルのゴリラ君が、徳島市民に親しまれていたかがよくわかります。
ゴリラ君がいなくなった元チャーリービル。その後ビルそのものが解体されたその後、ビルそのものも半年ほどかけて解体され、跡地は駐車場(ミニッツパーク)になり現在に至ります。
ビルがなくなってみると、けっこう狭いところに高いビルが建っていたんだな~という印象。
余談だが一番手前の停めづらいスペースは24時間600円で停められる徳島新聞にも、徳島の平成建築物を偲ぶ記事が出ていました。
[blogcard url=”https://www.topics.or.jp/articles/-/141584”]
以上、以前徳島のちょっとしたシンボルだった元チャールービルのゴリラ君の話題でした。



















