徳島ヴォルティスの2019年ホーム開幕戦、徳島ヴォルティスvsFC岐阜の試合を現地ポカリスエットスタジアムにて観戦しました。
試合結果はご存知の通り、新規加入の清武功暉選手が試合終了間際の95分、ジャンピングボレーで叩きつけたシュートが見事ゴールに突き刺さり、劇的な勝利。
当記事では
- 当日試合前のヴォルティス広場
- 劇的ゴールの瞬間
- 試合後の喜びに溢れるスタンド
など、現地ポカリスエットスタジアムの様子をお伝えします。
画像中心の構成です。表示されるまで少しお時間を頂くかもしれませんが、のんびりお待ち頂ければ幸いです。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2018/07/05/165133
目次
徳島ヴォルティス2019年ホーム開幕戦vsFC岐阜、試合前のヴォルティス広場の様子
2019年のJ2開幕戦は鹿児島ユナイテッドFCに打ち合いの末4-3で敗れてしまった徳島ヴォルティス。長いシーズンの1試合とはいえ、まずは早く一つ勝ちたいところ。
ホーム開幕戦となったvsFC岐阜戦。ここで勝てば勝率は五分に戻るし、動員のかかった試合だけに勝って新たなサポーターをとりこにしたいところ。
まず試合前のスタジアム前に設置された「ヴォルティス広場」の様子。オフィシャルグッズ売り場の待機列がすごい。

ホーム開幕戦ということもあったかもしれませんが、一番は人気の青緑スカーフ(英国製レスターBARスカーフ)が再販された効果かもしれません。

カッコよくもあり、可愛くも見える、大人気のグッズです。

そして開幕戦ポスターのロドリゲス監督、岩尾選手のペイントを体験できるコーナーも。

さっそく自分、そして息子にペインティング。水性だったようで後でお風呂でこすったらすぐに取れました。いいですねコレ。

新しいユニフォームをようやくゲットして、「よしもと×ヴォルタくんステージ」へ。
ステージのMCは今年もお笑いコンビ、モンスーンのツッコミ担当、小山さんが担当されるそうです。
トークで知ったのですが、これまでの仕事のギャラで一番安かったのは400円、税金を引かれて手取りは200円だったことがあるそうです。吉本は上下の差が激しそうですね…。
飄々としたMCぶり。イイ意味で出しゃばりすぎない方です。司会がすっかり板についてきました。

ヴォルタくん、そしてFC岐阜のマスコット「ギッフィー」のPK戦が行われ、その後はフォトセッション。
いくつか角度を変えてポージングしてくれたのでバッチリ撮れました。角度変えてくれるの嬉しいです。

「BLUE SPIRIT(ブルー・スピリット)」のチアリーディングショー
今年も会場を盛り上げてくれる、徳島ヴォルティスのチアリーディング部、「BLUE SPIRIT(ブルー・スピリット)」がさっそく踊りを披露してくれました。初回を鑑賞。
私がずっと推してる、とわちゃん。徳島新聞にも最近記事が掲載されてました。
とわちゃん、なんと今年はキャプテンになったそうです。ますますの活躍に期待。



https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2017/02/26/193854
いつも息子に優しく接してくれて、すっかりお知り合いになってしまった、りょうこさん。とにかく元気な方。新体操出身だとか。






徳島ヴォルティス、スタジアムグルメ
グルメ店舗も賑わってました。
岩尾選手がプロデュースした「苦渋の選択丼」を販売した「THE NARUTO BASE」にはこの長蛇の列。
※小西選手のコラボグルメはバック席入口付近のスペースにあったようで当日は気づきませんでした…

クセになる美味さのハラルケバブ。

お酒を飲む人に愛好家が多い日和佐薫製工房。レアな魚が薫製になったりもするので要チェックです。のれんがつき、さらにイイ感じになりました。

ご覧のようにワイドなポップ展開力を見せる「スクランブルコーヒー」。

安定の焼きそば、トミヤ商店。店員さんの数がスゴイ。この人不足時代によく確保できるものです。

三太の大阪たこ焼き。

ドリンクならおまかせ、チャチャハウス。

アウェイサポーターが列をつくることも多い、徳島ラーメン一番。

もちもちポテトで行列が伸びることもあるトニーズバーガー。

焼鳥丼が推しのビッグダディ。

ふくら手延べ製麺所。

珈琲 日出蔵(ひでくら)。

骨付き鶏 家紋。

岐阜からは飛騨牛が来てくれました。ありがとうございます。

他にもまだありましたが、この日撮影したのは以上の店舗でした。
徳島ヴォルティス2019年ホーム開幕戦vsFC岐阜、試合中の様子
観客数は7,898人
スタジアムも開場。10,000人を目指した試合でしたが観客は7,898人。
ずっと雨予報だった天候の影響はあったでしょう。開幕戦で鹿児島ユナイテッドFCに負けてしまった事も痛かった。
しかし「10,000人を集める」と言っていたわりには、クラブの施策・告知は連動性がなく少々物足りなく感じました。
個人的にはヴォルティススタジアムオフ会で梶川選手に頂いたメッセージを毎日ツイートしたりもしましたが、効果のほどはどうだったのか…(梶川選手・小西選手には感謝!)。
3/3(日)、ホーム開幕戦を10,000人で後押ししよう!
梶川選手・小西選手から
「(ホーム)開幕戦、スタジアムにお友達をお誘いください、お願いします」
と、メッセージを頂きました
既存サポーターがそれぞれ一人ずつ、ふだんポカスタに来ない家族・友人・知人を誘えば10,000人に届くはず pic.twitter.com/yQjsdX2a66
— ランキン@徳島で暮らして (@MtanGM) 2019年2月18日
大塚関連グループの動員のみに期待するだけではなく、もう少し何か欲しかった…というのは率直な感想です。

新ビッグフラッグ登場
今回は、新しいビッグフラッグがお目見え。応援団の私的出費?な雰囲気。あのクラスだと数万~数十万はしそう。制作後の事後募金?のような形式にされたようです。
【お礼】新ビッグフラッグ企画、突然の発表にもかかわらず多くの方から賛同・協賛をいただきありがとうございました。
ご寄付の全額を今回のフラッグの制作費に充てさせていただきます。
なおお礼に差し上げましたステッカーは耐水耐候仕様ですので、車などに貼ってお使いください。 pic.twitter.com/BTyGp1xjI3— CHAOS CURVA (@chaoscurva) 2019年3月3日
時間がなかったのかもしれませんが、事前にクラウドファンディングをやってみても面白かったかも。

選手紹介。今年から新たにスタジアムDJに就任したのは平野智一さん。声の仕事を本職とされており、さすがのコールぶりでした。
私が難聴な事もありますが、もう少し音量をあげてくれても全然イイかな…と思いました。
ここでもBLUE SPIRIT(ブルー・スピリット)が華を添えてくれます。


ゴール裏では貸与されたフラッグで後押し。近くからだとこんな感じ。

試合開始
いよいよ試合開始。前半は徳島がペースを握る。右サイドの武本選手がいいクロスを何本もあげてゴールに迫るがあと一歩及ばず。
前半終了間際には押谷選手がペナルティーエリア付近で倒されるが笛はナシ。
徳島×岐阜の前半45分のシーン
押谷がドリブルをして岐阜の選手にPA外で倒されるもノーファールの判定。
その判定に押谷が主審に胸を突き出しながらいぎを立てて、そのあと副審にもなにかをいいにいって、その後スパイクを投げていると思う。
これでよくカード出なかったな。
主審も誤審だと思ったのか pic.twitter.com/cQQrcf8Ipw— ふうた (@soudasoudas) 2019年3月3日
スパイク踏まれた、ヒモが切れたんだぞ…と、あそこまで選手がアピールするのはファール自体はあったのでしょう。PKアピールというよりファールのアピールだったよう。
面白かったのは、このシーンで徳島ヴォルティスの一部サポーターがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のジェスチャーである、「空中に四角を描く」仕草をしていてDAZNでも抜かれていました。
今年のJリーグではVARはごく一部の試合にしか導入されないため、J2リーグ戦ではVARは絶対にないのですが、気持ちとしては分かります。
このVARアピールジェスチャー、今年のJリーグでちょっと流行りそうな予感。
前半の途中でなぜか電光掲示板が徳島1-0岐阜になるアクシデントもありました。

後半はFC岐阜が修正してきたのか、徳島は前半ほどチャンスが作れない。
単発のチャンスから清武選手が胸トラップからシュートを放つが惜しくもポスト。浮いたボールだったので弧を描くようなシュートをするのが難しかった…。
逆にFC岐阜の反撃にも遭う。
ゴールキーパー梶川選手からDF間を繋ぐボールを狙われ、二度ほど岐阜に非常に高い位置で奪われ危ないシーンがありました。
そこをどうにか梶川選手のファインセーブなどでしのぐと、試合終盤ようやく徳島が押し気味になってくる。
試合は両チーム無得点のままATへ、そして歓喜が待っていた
途中何度か長めの中断があったのでATは6分。
岐阜のファウルが多くなり、そんな中、センターライン付近から岩尾選手のフリーキック。ゴールキーパーと岐阜DFラインの間にいいボールを蹴り、岐阜GKビクトルが飛び出すもパンチングが精一杯。
ルーズボールを内田航平選手がダイクレトで浮かしながら、空いているゴールへ正確に狙う(このプレーは難易度高かった)。これもビクトルが下がりながらなんとか掻き出すが、詰めていた押谷選手が素早くカバーして途中交代出場していた藤田選手へ。
藤田選手がうまく岐阜ディフェンスをかいくぐって、ゴール前にクロス!
待っていた清武選手がジャンピングダイレクトボレーシュート!
ジャストミートこそしなかったが、叩きつけられたシュートは絶妙なバウンドとコースに飛んでいき、ビクトルの手が届かないところへ。
値千金の決勝ゴールが95分にとびだし、徳島が劇的が勝利をあげました。
Jリーグ公式動画はコチラ。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J2リーグ 第2節
🆚 徳島vs岐阜
🔢 1-0
⌚️ 90+5分
⚽️ 清武 功暉(徳島)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/sg3ECipTSc— Jリーグ (@J_League) 2019年3月3日
試合後はジャンピングルンバやタオルまわしで喜びを分かち合う
残り時間はほとんどなく、試合はその後数プレーをしてすぐに終了。ドロー濃厚のところから徳島が貴重な今シーズン初勝利をあげました。
奇しくも昨年のホーム岐阜戦、同じように試合終盤に表原選手の劇的ゴール以来のホームでの勝利。久々の勝利にゴール裏はお祭り状態。
徳島ヴォルティスがホームで勝った時は「コーヒールンバ」をラララで歌うのですが、昨年中盤以降はそれが「ジャンピングルンバ」へと進化。
しかし昨年は終盤に大失速し、久々のジャンピングルンバでサポーターは喜びを爆発させていました。
マジで最高! “@uruc1112: 最高の週末やぁぁぁぁぁぁぁ
きよたけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ pic.twitter.com/XStfdWx2kG“— maco_vortis (@maco_vortis) 2019年3月3日
その後、選手たちが並んで万歳三唱。

殊勲のゴールをあげた清武選手、お約束の石井選手がメガホンからメッセージ。

「青と緑」のチャントを歌いながらタオルを回し、選手・サポーターが共に勝利を分かち合いました。

タオル回し
ぜひ現地観戦へお越しください
早いうちに一つ、そしてホームで勝てたことはホッとしました。結果的に劇的な勝ち方にもなり、今後勢いがついてくれるといいですね。
次もホームで大宮戦。
三月にある五度の週末のうち四度はホーム、ポカリスエットスタジアムでの試合なんです。ご新規さんはぜひ一度見に来て頂けたら…と思います。
サッカーはテレビやDAZNで見るから、わざわざスタジアムまでは行かない…という方もいるかもしれません。
私自身、そのように考えていた時期もありました。しかし、やはり現地でしか分からない雰囲気、息づかい…というものは間違いなくあります。
少しでも興味を持たれた方、ぜひポカリスエットスタジアムへお越しください。お知り合いで徳島ヴォルティスサポーターの方がいたら喜んでいろいろ教えてくれると思います。
当ブログでは今シーズンの現地観戦はこのようにレポートで報告させて頂く予定です。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2018/11/04/090014