徳島ヴォルティスの2019年J2リーグ第14節。徳島ヴォルティスvsモンテディオ山形の試合を、現地ポカリスエットスタジアムにて観戦しました。
試合開始直後からここ最近になくイイ感じ。
その後も追加点こそ奪えませんが、いつもの「点取った途端に守勢に回る」といったこともなくまずまず。
ところが前半終了間際に清武功暉選手が一発レッドで退場になってしまいます。
一人少ない後半はさすがに守る一方の展開に。それでもどうにかしのいでいた徳島ヴォルティス。
しかし後半35分、低い弾道のクロスを処理しようとした鈴木大誠選手が足を滑らせたはずみでボールが手に当たってしまい、PKのジャッジ。
これをバイアーノ選手に決められて同点。
その後はゴール前で直接FKを得るなどスタジアムも奇跡を信じて声援を送りましたが得点ならず。1-1のドローに終わりました。
PKを献上してしまった鈴木大誠選手、試合後には責任感から涙を流していました。
首位相手に10人で善戦したと言えますが、先制しながらも勝ちきれず痛恨の取りこぼし。J1昇格を目指す道のりは、日程の1/3を終え既に非常に厳しくなっております。
当記事では
- 試合前のスタジアムの様子
- 試合中の様子
- 試合後のスタジアムの様子
など、現地ポカリスエットスタジアムの様子をお伝えします。
目次
徳島ヴォルティスvsモンテディオ山形、試合前のヴォルティス広場 働くクルマ大集合!
この日はダンスイベントが行われていました。

チビッコたちが楽しいダンスを披露してくれました。


「BLUE SPIRIT(ブルー・スピリット)」のチアリーディングショーの様子
シーズン序盤は雨で中止が多かった「BLUE SPIRIT(ブルー・スピリット)」のチアリーディングショーですが、最近は無事に行われることが増えてきました。
この日は初回演技に間に合わなかったため、二回目の演技を鑑賞。

BLUE SPIRITの爽やか美少女、るなちゃん。

私の推し、とわちゃん。

その他のメンバーさんたちも元気いっぱいでした。
BLUE SPIRITは二回目の演技では「YMCA」のフリつけをみんなで楽しみます。メンバーによれば当初はお客さんが恥ずかしがっていたそうですが、最近では多くの人がフリつけをしてくれてる…とのコトでした。





サイン会は永井選手とチャキット選手
恒例になっているホーム戦での選手サイン会は永井選手とチャキット選手。

永井選手は開幕スタメンでしたが、その後はベンチ入りしたりしなかったりで出番ナシ。あの試合だけで見切ってしまうのも惜しいものがありますが、梶川選手が安定してるだけに今は耐える時かもしれませんね。
チャキット選手。私がゲーフラを作成して今年の推しとさせてもらったのですが、今のところベンチ入りも出来ずに苦戦中。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2019/03/06/160242
練習やトレーニングマッチでのチャキット選手を数回見た印象は、1対1での突破・攻防にはキラリと光るものがあると思います。上背もそこそこあり、ガッシリとした体格で当たり負けはしません(個人の感想です)。
課題はチームとしての組織的なプレーや連携、守備面…のように感じます。
はるばるタイから徳島に来たからにはぜひともベンチ入り、試合出場を果たしてほしいですね。今後もしっかりと見守らせて頂きます。

ヴォルティス広場、その他の様子
母の日関連のイベントが各所で行われていました。
鈴木徳真選手、渡井選手と記念撮影
鈴木徳真選手、渡井選手と並んで記念撮影。多くの女性サポーターが若きヴォルティス選手との撮影会に酔いしれていました。

あとで画像を見返して感じたのは渡井選手のまつげの長さです。

母の日ポストカード
親子でブースを訪れると選手のポストカードが貰えるようでした。私も貰いたかったのですが息子がごねたのでスルーするはめに…。

明治安田生命ブースに長蛇の列
血圧?などを測ったりするとオリジナルクッズが貰えた?(未確認)のか、明治安田生命ブースにも長蛇の列でした。

ゆるキャラも集合
明治安田生命のゆるキャラや、ヴォルタくん、ティスちゃんとの記念撮影会も開かれていました。

選手バスが到着
そうこうしてるうちに選手を乗せたバスがポカリスエットスタジアムに到着。
熱心なサポーターの皆さんがゲーフラやチャントで出迎えました。

徳島ヴォルティスvsモンテディオ山形 スタジアムの様子
風は非常に強かったものの心配されていた雨は降りませんでした。これでホーム戦雨ばかり…の流れを断ち切れるといいですね。

モンテディオ山形サポーターの皆さん
モンテディオ山形サポーターはざっと40名といったところでしょうか。毎度述べてますが、徳島と日本海側地方はお互い行き来が大変だと思います。
遠路、ありがとうございました。

徳島ヴォルティスサポーター
前節の柏戦は特に前半圧倒されてしまったため悔しい敗戦となった。山形戦はリカルド・ロドリゲス監督になってからは圧勝したした試合が二度あるためそれほど苦手意識はありません。
首位山形の試合。上位との勝ち点差を詰めるチャンスとあってサポーターの応援にも熱が入ります。

徳島ヴォルティスvsモンテディオ山形 試合開始!
試合前に整列する両チームのイレブン。

円陣を組んでいよいよ試合開始。

徳島ヴォルティスvsモンテディオ山形、試合中の様子
GW中あたりは試合開始直後に立て続けに相手の決定機になる場面が目立ちました。前節の柏戦でも危ないシーンの連続。ヴォルティスの課題は立ち上がりです。
しかしこの日はいつになく良い立ち上がり。

7分、高い位置で岩尾選手がボール奪い、佐藤晃大選手がスルーパス。いきなり清武功暉選手に決定機!しかしループを狙ったシュートはわずかにクロスバーを超えてしまう。
そんなコトを思っていた前半9分。
左サイドから切れ込んでクロスを上げた内田裕斗選手、跳ね返ったきたボールを山形DFの背後からドンピシャのタイミングで出し抜いてカット!
そのまま利き足ではない右足を振りぬくとニアサイドに突き刺さって見事な先制ゴール!

前半終了間際、清武功暉選手がまさかの一発レッドで退場
ヴォルティスでよくあるのが、イイ流れで先制したのに、得点した直後に守勢一方になってしまうコト。
しかしこの日はそこまで守勢に回ることもなく、どちらかといえば2点目が取れそうな勢い。
43分、野村選手の決定機も決まらず、なかなか2点目が取れない…。
このまま前半終了か…と思われた矢先、清武功暉選手、ドリブルのタッチが少し長くなり、ルーズボールを山形DFとスライディングし合うカタチに。
両者が激しく交錯、ここで主審は一発レッドの判定…。

タラレバになってしまいますが、前半もほぼ終了…という時間帯。敵陣内でしたしあそこまで無理をしなくても良かったかもしれません。
完全なルーズボールではなく、自らのドリブルのタッチが長くなってからのスライディング…ということで、主審が清武功暉選手に非がある…との判断もやむを得ないところではあります。
ピッチ外に出た清武功暉選手、しばらく茫然と座り込みショックを隠し切れない様子でした。

後半、よくしのいでいたがとうとう失点…
一人少なくなった徳島ヴォルティス。

後半はさすがにモンテディオ山形の猛攻に遭います。それでもなんとか跳ね返し続けていました。
そんな希望も出てきた試合も終盤にさしかかった80分でした。
低い弾道のクロス、鈴木大誠選手が処理しようとしたところ足を滑らせてしまいます。
特に右手に当たったのが反対側のゴール裏にいた私のところからも見えてしまいました…
アンラッキーでしたがさすがにPKの判定。
このPKをジェフェルソン・バイアーノ選手にチップキックで決められて同点。
このまま試合終了、1-1の引き分け
このあとは10人でもなんとか得点しようと、何度か攻め込んだ徳島ヴォルティス。いい位置でのFKなどありましたが得点できず、1-1で試合終了。

徳島としては良い感じで試合を進めていただけに清武功暉選手の退場はやはり痛かった。
鈴木大誠選手のハンドも足が滑った…というのがそもそもの原因なので何ともやるせません。

この日は事前には雨も予想されていたくらいの天気でした。
そんな中でもハーフタイムにもじゃんじゃん水を撒いていました。もちろんコレはヴォルティスの要望で行っているハズですが、試合中にヴォルティスの選手も足を滑らせているのをよく目にします。
いかがでしょうか。

野村選手の150試合出場を称えるボードが掲げられていました。少し上の方だったので野村選手が気づいてないのかな…という感じでしたのでココであげさせて頂きます。
試合終了後、選手はファンサービスをしている
試合終了後のバス待ちファンサービスの様子です。
この日は久しぶりの出場を果たしたものの、一人少ない中でのFWということで本来の持ち味を発揮できる場面がなかった河田選手。試合に出られなくても明るく振舞い、真摯に練習に打ち込む姿が共感を呼んでいます。

シーズン開幕直後は大車輪の活躍だった岸本武流選手。ここのところは少し調子を落としているのかこの日はベンチでした。しかし彼の活躍抜きにヴォルティスの躍進は考えられません。

今季はコンスタントに出場を果たしている押谷祐樹選手。試合に出れば随所にテクニックを見せてくれてるので、後は彼らしいゴールの量産が待たれます。

自身今季初ゴールは右足でした。内田裕斗選手に右足が使えれば鬼に金棒です。多少の精度を欠いても思いきって狙ってほしい。

徳島サポに混じってずっと待っていた古巣の山形サポから声をかけられ、ビックリの石井選手。

この日もチャンスに絡んでいた佐藤晃大選手。
ココでも人気は絶大でした。

他にも岩尾選手、小西選手、ヨルディバイス選手、野村選手などが応対していました。
試合に出場した選手は疲れ切っていて、本来なら歩くだけでもやっとでしょう。悔しい引き分けという結果の直後でもこのようにファンサービスをしてくれるのはありがたいことです。
試合内容は良くなってきたのに勝てない…。辛抱のしどころ。ケチャップドバドバはもうすぐの…はず
楽しみにしていた柏戦では、特に試合序盤圧倒され、前半終了間際に失点、そのまま後半も守り切られ敗戦…とガックリの内容でした。
この日は一転してイイ入りをして序盤に先制。しかし退場者を出してしまったこともあって後半は守るのが精一杯。
本来なら引き分けでも御の字ですが、目標としている「J1昇格」が遠のく手痛い結果となってしまいました。
なんだかんだ言ってるうちにもうシーズンの1/3が終了。
せめて…せめてプレーオフ圏内に入ってほしいのですが、下から数えた方が早い順位となってしまいました。
何度も言ってますが、上位にいくには5連勝くらいの大型連勝が必要です。試合内容は良かったのであとは結果が伴ってほしい。ケチャップドバドバはもうすぐ…と信じています。
