ホテル、旅館

徳島には平安貴族になれる「旅殿 御所 社乃森(やしろのもり)」がある

旅殿 御所 社乃森 体験 レポート

徳島の方なら名前を聞いた事があるかもしれません。

徳島には平安時代に宮廷を再現した宿「旅殿 御所 社乃森」(以降、社乃森)があります。実は私、一度だけですが、「社乃森」に泊まった事があるんです。

旅殿 御所 社乃森 寝室御屋形様の寝所じゃあ~

「社乃森」が気になってる方もいらっしゃると思うので、当時の

  • 非日常に浸れた
  • 温泉がトロトロで最高だった
  • 平安衣装を身にまとうのも悪くなかった

などの感想をレポートします。

平安時代にタイムスリップ
「旅殿 御所 社乃森」をネットで予約するるるぶトラベルならネット予約できます

「社乃森」は土成町の奥、御所(ごしょ)にある

土成インター出口から国道318号線を引田方面に進むと「御所(ごしょ)」という場所があります。

そこに平安時代に宮廷を再現した宿「社乃森」があります。

ココからさらに進むと「たらいうどん」のお店が集まってるところです。たらいうどんが見えたら行き過ぎてますからUターンをお願いします。

そもそもどうして「社乃森」に泊まることになったのか

「社乃森」はぶっちゃけ宿泊料金がまあまあします。

公式HPによれば、特別室は一泊二人一室で79,000円。一般室でも一泊二人一室で39,500円。私達は奮発して特別室に泊まりました。

私はリッチでも何でもなくただのしがない庶民…

普段、旅行に行く際も極力安いビジネスホテルを「ここでもない、あそこでもない」と探して一人3,000~4,000円のところに泊まる事がほとんどです。

では、なぜそんな私達がまあまあする「社乃森」に泊まったのか。

これ、実は新婚旅行だったんです(笑)。

新婚旅行と言えばまず外国ですよね。

国内でも九州、北海道をリッチに周回…というプランが定番だと思うんですが、当時の私は自分のお店を経営していて、休みが取れてお店の定休日である日曜日と、信頼できるパートさんが二人揃っていた月曜日の午前まで…が精一杯だったのです。

そのため、遠方に出掛ける事が出来ず、どうしたものか…と思案しているうちに妻が

一度、社乃森に泊まってみたいな

と言い出し、何それ?と…。イロイロ調べてみると

ふむ、あの辺なら月曜日の午後には帰って来れるし、妻は一度泊まってみたかったという

新婚旅行はそこでOKとしてくれるようだし、非日常に浸れそうだし、社乃森でいいか!

ということで、「社乃森」が我々の新婚旅行となった次第です。

普通の新婚旅行なら、おそらくもっとお金が掛かっただろうし、何よりも時間が掛かってしまいます。特別室だと一泊79,000円ですが、それで新婚旅行とさせてくれたうえで、月曜日の午後にお店に戻れるならOKじゃん、という事だったのです。

妻に感謝です。


「社乃森」の内部

社乃森の内部はこんな感じでした。

右側の建物がフロントというか、玄関というか、そんなところです。

お社のような建物は「御所阿波宮」といって、きちんとした神社だそうです。旅館の中にお社があるなんてスゴイ。

旅殿 御所 社乃森 中庭「社乃森」の中庭には神宮の社のようなものも

長い廊下を気取ってしずしずと歩いた事を思い出します。

旅殿 御所 社乃森 廊下客室への渡り廊下。広い。

造りが本物そのものなので、雰囲気も本物。

旅殿 御所 社乃森 廊下反対側から見ても広い

中庭。四方を山に囲まれた中にひっそりと開けた空間となっている。

旅殿 御所 社乃森 中庭中庭。上品な日本庭園になっている

貴族に浸れる、赤い橋。

旅殿 御所 社乃森 中庭 橋中庭の橋 アーチ状になっていて雰囲気を出している

「社乃森」は温泉がとても良い

私達が泊まった日、なんと宿泊は私達一組だけだったので、「社乃森」の大浴場の温泉が貸し切りになってしまいました。ラッキー。
※普段は女性優先の交代制です(現地で時間帯などを説明されます)

広い更衣室。貧相な身体の私はいつも温泉などでは、小さな身体をさらに小さくして着替えてましたが、この日は貸し切りなのでノビノビと。

奥にはヤマダ電器なんかで展示されてるような、かなり高級なマッサージ機もあって、1時間くらい揉んでもらってました。

旅殿 御所 社乃森 更衣室この広い更衣室も独占 奥にマッサージ機もある

こちらが湯船。この一つだけですが、二人で入るなら十分です。普通は夫婦で入るなんて出来ないのですが、この日は貸し切り状態だったので特別に男性の私も一緒に入る事が出来ました。ワーイ。

旅殿 御所 社乃森 温泉 優しい泉質ここの温泉は肌が弱い私でも気持ち良く入れました、肌に膜が張る感覚の温泉です

ココの温泉は本当に良かったです。

いまだに社乃森の感想と言えば、私はまずあの何とも言えないトロトロな温泉が良かったな~という印象が最初にきます

「旅殿 御所 社乃森」の温泉は肌の弱い私でも大丈夫だった

私は肌が弱く、温泉によっては刺激が強すぎて、1分も湯船に入れないところもあるんです。入ったあとしばらく経って肌が乾燥してくるとボロボロ&カサカサ状態になってしまったり。

でも、こちらの「社乃森」の温泉はとても泉質が優しく、肌に膜が張るような感覚のトロトロッとした感じの温泉でした。上手く言えないのですが水が柔らかいというか…。

けっして温泉が薄いとかそんなんではなく、ちゃんとしっかりとした温泉なんだけど優しい…。そんな感覚でした。平泳ぎをしながら遊んだのも覚えております。

温泉の好みは人それぞれでしょうが、こちらの「社乃森」の温泉、私は自信を持ってオススメします

「旅殿 御所 社乃森」で平安貴族の遊びを楽しむ

「社乃森」の売りは、建物だけじゃなくて、宿泊人も平安衣装などを着せてもらって、実際に平安貴族になりきれてしまうところです。

「平安装束着付け体験プラン」というのがあります。ハッキリ言って「社乃森」に来たら、これをやらないと意味がありません

烏帽子はこの時初めてつけました。

旅殿 御所 社乃森 平安装束着付け体験プラン馬子にも衣裳?恥ずかしかったけど思い出にはなります

妻はハイテンションで終始ニコニコしておりました。

私はやる前は(かったる~)(恥ずかし~)なんて思ったりもしましたが、妻がこれだけ喜んでくれてるんならいいか…という気分に。

他にお客さんもいなかったので、ここまで来たらつべこべ言わず、はっちゃけた方がいいや…と開き直って平安貴族になりきりましたよ

「社乃森」の方も、こちらの事を

殿、姫

などと呼んでくれるので、ムードも盛り上がります(笑)。

衣装は自分で着れないのですが、立っていれば、係の方がお上品に至れり尽くせりで着せてくれますので心配はご無用です。

これもお殿様気分になれました




「旅殿 御所 社乃森」で平安貴族の遊びに興じる

平安装束を着るだけではなくて、実際に平安時代の貴族がたしなんでいた遊びを体験する事が出来ます。

聞香

旅殿 御所 社乃森 聞香これはお香の香りを当てる遊び「聞香」

これは「聞香」。お香の香りを当てたりして楽しむ遊びです。

旅殿 御所 社乃森 聞香どれがどれやら…

鼻が効かない私はサッパリ…。鼻がよく効く妻はかなり当てていまして、妻の圧勝。

投扇興

こちらは投扇興(とうせんきょう)。読んで字のごとく、扇を投げて遊びます。

旅殿 御所 社乃森 投扇興扇を投げて目標物を落とす。落ち方や、落ちた時の図によって得点が変わる

扇の飛び方が不規則なので難しく、最初の5回は妻が一度、私はゼロ…。ぐぬぬ。

しかし、投げ方・扇の飛び方のコツをつかみ、後半の5回はなんと4回も的中!扇の上に目標物が乗るという高得点のパターンも飛び出して、逆転で私の圧勝でした。ここは面目を保ちました。

お待ちかね「社乃森」の寝殿

「社乃森」といえば何と言っても、この寝殿が印象的ですよね。

旅殿 御所 社乃森 神殿社乃森のすごいのは似せたとかそういうレベルじゃなく、本物だというところですね

この寝殿はやはり女子の心を鷲掴みにするようで…妻も興奮。

旅殿 御所 社乃森 寝殿わ~い、と寝転ぶ妻

正直なところ、普通に寝るだけなら普通の布団の方が寝やすいと思います(ォィオィ)。

でも、こういうのは雰囲気ですよね。雰囲気が第一!

妻が喜んでたので良かったです。

「社乃森」はテレビがない

ちなみに「社乃森」の客室にはテレビという、俗世を想像させるものはございません。平安時代にテレビなんてありませんから。

見たいテレビがある人は、きちんと自宅で予約セットを忘れないようにしてください。

私は寝るまでの時間を持て余すのが分かっていたので、事前に麓のコンビニで漫画雑誌を数冊買って持ち込んでおりました(笑)




「社乃森」は他にもイベントが

私達のときは、係の方が雅楽や神楽舞を踊ってくれたりもしました。

シャン!シャン!という鈴の音が静かな館内に響きます。

けっこう長くて20分くらい踊ってくれてたような記憶があります。二人だけのために踊ってくれるので申し訳ないくらいですが、非日常的な気分に浸れました。

旅殿 御所 社乃森 舞厳かに舞が

ご飯もおいしゅうございました。夕食の画像が探してもありませんでした。二人とも「うおおお」と食べるのに夢中で撮ってなかったんだと思います。

旅殿 御所 社乃森 朝食これは多分朝食だと思います

HPで確認すると、季節ごとに催しがあるので、事前に調べてその日に予約を入れるのも手ですね。

「社乃森」の部屋は2タイプある

「社乃森」のお部屋には二つの種類があります。一般室と特別室です。

「旅殿 御所 社乃森」の一般室と特別室の違い

一般室…全部屋50畳以上。和室居間+広縁+着替の間、シャワー、お風呂、トイレ(ウォシュレット)、洗面台2か所

特別室…最高級木頭杉使用内装特別室特注内風呂特別室専用庭付きです。
設備等は、一般室に準じます。

一言でいうと、特別室には高級な内風呂とお庭がついてきます。ただ、私達は内風呂も専用庭にも行かなかったな(汗)

私達は結果的に見ると、肝心の内風呂も専用庭も全然使ってなかったから、一般室でも良かったかな~とも思わないでもありません。

ただ、内風呂で心ゆくまでのんびりと個室温泉の気分を味わっても良かったと思います(たまたま、大浴場が貸し切りだったから内風呂に入る必然性が消えてしまったんですよね)。

旅殿 御所 社乃森 部屋着ずっと平安衣装ではありませんが、部屋着もこんな感じでイイ感じでした(チクチクしなかった)

「社乃森」は、ネット予約も可能

私は当時はまったく知らずに、普通に電話をしてこの「社乃森」に宿泊しました。

当時あったのか、その後に変わったのか分かりませんが、今では手軽に「るるぶトラベル」でネット予約も可能です。電話で予約するのと違ってポイントがたまるのでオススメですよ。

よく分からないのが、るるぶだと「特別室」の設定がない?ような事。なんでないんだろう。

一般室で構わない…という事であれば、るるぶトラベルからサクッと予約しても大丈夫です。特別室が気になる方はお電話で確認した方が良いでしょうね。一般室でも十分に贅沢な気分は味わえますよ。

平安時代にタイムスリップ
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「社乃森」まとめ

以上、平安貴族になれる「旅殿 御所 社乃森(やしろのもり)」のご紹介でした。

この記事を書くために思い出しながら書いたのですが、ついニヤニヤとしてしまいました。

旅殿 御所 社乃森 記念すっかり仲良くなった仲居さんと

泊まった時からもう5年ほど経っても、いまだにこうやってニンマリしながら思い出せるのですから、それだけのお金を出して泊まったかいがあったのかな…と思います。

たまの贅沢、自分へのご褒美、大切な方へのおもてなしorサプライズ、色々あると思いますが、きっと非日常に浸れて良い思い出が作れる場所だと思います。

「旅殿 御所 社乃森」、自信をもってオススメします。

店舗名 旅殿 御所 社乃森
住所 〒771-1508 徳島県阿波市宮川内字落久保71-2
電話番号 088-695-5846(衣装や催しなど電話で確認する事をおすすめします)
駐車場 たくさんありました
補足 平安衣装には絶対になりましょう

ABOUT ME
ランキン@徳島で暮らして
ランキン@徳島で暮らして
レポート・インタビュー記事を含めた徳島地域密着ブログ「徳島で暮らして」管理人。徳島で頑張ってる&面白い人や企業を取り上げます。アラフォー/妻・息子と3人暮らし/元零細企業ダメ社長/会社は解散・清算/現零細不動産賃貸業/徳島ヴォルティスサポ。2011年名古屋から移住。徳島市新町橋付近で暮らしてます。 皐月賞馬イスラボニータの一口馬主でした。