NHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」。好調な視聴率をキープして物語も序盤から中盤に差し掛かろうかというトコロです。
当ブログでも先日、オープニングや塩づくりの舞台となった淡路島の吹上浜を訪問した記事をエントリーしました。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2018/11/16/114121
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2019/01/22/143729
その後、実は「まんぷく」で物語のキーポイントとなる「海で手榴弾を爆破させたシーン」のロケが、徳島県の阿南市蒲生田(かもだ)でも行われていた事が分かりまして、さっそく訪問してきました。
ぜひご覧ください
目次
- 1 まずは徳島県阿南市蒲生田(かもだ)の「まんぷく」聖地巡礼画像をご覧ください
- 2 せっかくなので他にも「まんぷく」聖地巡礼の画像を
- 3 同じ場所なのに潮の満ち引きで見え方が全然違ってくる
- 4 徳島県で「まんぷく」のロケが行われていたのでは?と推測出来たワケ
- 5 思いきって徳島ロケーション・サービスに「まんぷく」のロケが行われたのか聞いてみた
- 6 【地図で印アリ】「まんぷく」で手りゅう弾などを投げて魚を採ったり、現場検証をしたロケ地はココ!
- 7 蒲生田への「まんぷく」聖地巡礼はハッキリ言ってオススメしない理由
- 8 それでも「まんぷく」手りゅう弾ロケ地に行く…という方のため、詳細のルートのご説明
- 9 「まんぷく」手りゅう弾などの岩場ロケ地、阿南市蒲生田、聖地巡礼地周辺のオススメスポット
- 10 見逃した「まんぷく」がネットでいつでも見れるサービスがあります
まずは徳島県阿南市蒲生田(かもだ)の「まんぷく」聖地巡礼画像をご覧ください
ぶっちゃけこの記事はこの項目だけ見て頂ければそれで十分感謝です(あとは余談をダラダラと書いております)。
徳島県阿南市蒲生田(かもだ)で行われていたロケは、いわゆる「手りゅう弾」を海に投げ込んで、爆発の衝撃で魚を採っていた…というあの岩場のシーンです。
この場所は、その爆発によって萬平たちが進駐軍に逮捕されるキッカケともなった場所なので、ドラマの中でもけっこう重要な場所です。
また話が進展した後には、本当に魚が手りゅう弾で採れるのかどうかを検証しに進駐軍が二度もやってきたり、福子がハリー・ビンガム曹長と夫婦の絆の強さを見せるやりとりをした印象的な場所でもあります。
進駐軍が本当に魚が手りゅう弾で採れるかどうかの現場検証にきたところです。こちらはドラマ本編の映像より引用。

こちらが私が撮影した画像。色は着色してドラマに近くしてみました。上と下、ちょっと行ったり来たりして見比べてみてください。

うおお~!ドンピシャリ!
若干のズレはありますが、ほぼ一致しているのではないでしょうか。
海に浮かんでるように見える岩のカタチ、奥の岬から少し飛び出している木のカタチや角度も同じなので、同じ構図で撮れたと言って良いのではないでしょうか。
実は完璧に同じ構図で撮れた画像というのこの一枚だけでして…。もう一枚はコチラ。
バリー曹長と福子が話すシーンでは、バリー曹長の向こう側に印象的な岩があります。この岩に注目してください。

こちらが私が撮影した岩の画像。

と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、この岩なんです。

赤枠で囲ったところを見比べて頂ければ
- 藻のカタチ
- 岩の割れ目
このような一致がある事がご覧頂けるかと思います。できるだけドラマと同じような構図で撮ろうと、場所を少し移動したりしゃがんでみたり、レンズを変えてみたりしたのですが、最初の画像のようにほぼ一致…という画像は撮れませんでした(無念)。
実際にドラマで流れたシーンは多分「夕方」に近いと思うんですよ。岩が日陰になってますから。でも私が訪れたのはお昼どき。影の違いで全然違って見えますよね。
せっかくなので他にも「まんぷく」聖地巡礼の画像を
これだけだと寂しいので、手榴弾組や進駐軍が活躍?していたのはこんな場所でしたよ~という意味で、画像を置いておきます。
下の画像はすぐ脇にある「蒲生田港」の堤防から撮ったところ。

パッと見で
と少し不安になりました。それだけにあのほぼ一致した場所を見つけた時は嬉しかったです。
ただ、少しカメラを横に向けると…

ご覧のように木材やプラスチックゴミなどが散乱していました。
この場所はかなり辺鄙なトコロなのでココで捨てられた可能性もゼロではないと思いますが、多くは天気が荒れた時、波によって流れついたのでは…と想像しました。
また、こんなショッキングな場面も…

最初はそれと気づかなかったのですが、よく見たら…ウミガメの…でした。
せっかく長い旅をしてここまで来たのに…ここで力尽きてしまったのか…。初めて海で実物のウミガメを見たと思ったら…残念でした。
同じ場所なのに潮の満ち引きで見え方が全然違ってくる
このシーンのところ。実は最初の聖地巡礼画像の場所とほぼ同じ場所なんです。特に手前の岩の割れ目にご注目ください。

こちらをご覧ください。


上にある番組本編の画像、よく見ると手前に大きく見えている岩の割れ目が一致している。さらに奥の岩も上の方の横に伸びる段差が一致している。
※引用したNHKの「まんぷく」本編の画像には手を加える事が出来ないのでこのような説明になってます
番組本編ではかなり潮が引いていたので、一見すると同じ場所と分からなかったわけです。
この日は干潮に合わせていったのですが、あのあたりまでは波が思いきり来ていてとても行けませんでした。
「まんぷく」の撮影が行われていた時は、干満の差が大きい「大潮」の日だったのかもしれませんね。
徳島県で「まんぷく」のロケが行われていたのでは?と推測出来たワケ
先日、淡路島の吹上浜が「まんぷく」のロケ地になっていて、聖地巡礼してきた…という記事をエントリーしました。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2018/11/16/114121
淡路島は徳島から近くて訪問するにも便利なトコロでしたが、あくまでも兵庫県です。
と私も思っていました。
しかし、「まんぷく」をいつものように観ていると、オープニングのところで「協力 徳島県ロケーション・サービス」という明記がされていました。
吹上浜はあくまで兵庫県だよな?どうして徳島の名前が出るんだ?
と少し気になりました。
まんぷくのお話ですよね?海辺の場面は淡路島でロケをしているそうですが、OPの海岸あるくところで対岸に写っているのが徳島市だから、かもです
— ドン (@greenwizard89) 2018年12月3日
…というようなやりとりをされていました。
私はこのやりとりをツイッターで見ていて
確かにそうかもしれないけど…果たして対岸に映っているだけでわざわざ表記するだろうか?
もしかして、徳島県でもロケが行われていたのではないだろうか…)
私がこう考えたのにはワケがあります。
実際に吹上浜に行った時、広範囲を歩きましたが、吹上浜周辺には手榴弾組が手りゅう弾を投げていたような「岩場」があるようには見えなかったからです。
吹上浜を超えるとそこはもうちょっといけば鳴門海峡です。探せば岩場の一つ二つはあるかもしれませんが、鳴門海峡周辺の潮の速さは半端ではありません。万一海に落ちたとしたら命の危険に関わってきます。
また、岩場のシーンでは海側からも撮影がされていました。同じく潮が速いと小舟を浮かべて撮影…というレベルでは済みません。
これらの事から
あのシーンを徳島で撮影したのかもしれない
という考えに至りました。
思いきって徳島ロケーション・サービスに「まんぷく」のロケが行われたのか聞いてみた
こうなると、ジッとしていられなくなりました。
徳島県ロケーション・サービスのHPを見てみると、現在はHPの改装中のようで簡易な内容しか記載がありませんでした(今後、詳細データが入ったものに変更する予定はあるとの事でした)。
ただ、徳島県ロケーション・サービスは、HPが県庁のドメインと同じだったり、問い合わせ先が徳島県庁内の部署の一つのようでした。
そこで思いきってメールをしてみました。
するとご親切にも徳島県ロケーション・サービスのI様よりお返事を頂き、まんぷくの岩場シーンのロケ地が徳島県阿南市蒲生田である事を教えて頂きました。

最終的にお電話までさせてもらい、ロケ場所も詳しく教えて頂いた…というワケです。
【地図で印アリ】「まんぷく」で手りゅう弾などを投げて魚を採ったり、現場検証をしたロケ地はココ!
あとにも書きますが、この岩場シーンのロケ地の訪問はけっしてオススメはしません
手りゅう弾などを投げたり、現場検証が行われたシーンのロケ地はコチラ。
徳島県阿南市蒲生田港横にある浜や岩場(住所不明)
グーグルマップに印を打ったところは港です。ここから海岸線に沿って少し歩けば、実際のロケ地です。
ココは、このすぐ近くにある蒲生田岬灯台の方ではありませんのでご注意ください。
また、気軽な気持ちでこちらの場所への聖地巡礼はオススメしません。実際に現地に行ったものとしての率直な感想です。
グーグルマップ上で、自分の思ったところに印をつけるやり方はコチラです
蒲生田への「まんぷく」聖地巡礼はハッキリ言ってオススメしない理由
吹上浜に続いて、徳島県阿南市蒲生田でも「まんぷく」の聖地巡礼が出来て、とても嬉しく思います。
ただ、同じような聖地巡礼を他の方にもオススメするか…というと、こちらの蒲生田についてはオススメできません。なぜかというと
- 現場周辺に行くまでの道がとても狭い
- 現場付近に正式な駐車場がない。草むらのようなところに1台停められるかどうか
- 実際の聖地である岩場は危険である
- 風が非常に強く危険
以上が理由です。
実際に訪れてみた私も、まだ誰も記事にしてないかな…と思ったから訪問を思い立った…というのが最大の理由でして、どなたかが行ってて検証画像をアップされていたら、それを見て楽しむだけにしてたと思います。
それでも「まんぷく」手りゅう弾ロケ地に行く…という方のため、詳細のルートのご説明
オススメしませんが、それでも行く…という奇特な方もいらっしゃるかもしれませんので、少しでも危険やミスを減らす…という趣旨で詳細なルート案内を記しておきます。
基本的には「蒲生田岬灯台」とかをナビで設定しておけばすぐ近くまではいけます。でも灯台方面は聖地ではありませんので最後の方は当ブログをご参考ください。
住所的に一番近いのは「徳島県阿南市椿町蒲生田186」かと思います。
まず国道55号を徳島市から南進して阿南市へ
ここまでは問題ないかなと思います。阿南市に入ってさらにそのまま進むと、とうとう国道も1車線になります。うどん屋「かまたまーる」、ハンバーク屋「ウト・ウーク」といったお店を通り過ぎたらたらそろそろ曲がる準備です。

1つ目のトンネル、椿坂トンネルを越える

県道200号に進む
しばらす進むと伊座利との分岐的に出ます。伊座利ではなく蒲生田にいくのでココは道なりに進んでください。

椿泊との分岐点は右を
さらに進むと椿泊と蒲生田との分岐点にきます。事前に案内があるので大丈夫です。


あとは狭い一本道、ゆっくり慎重に
あとは基本的に一本道です。道なりに進めばOKです。先ほどの椿泊との分岐点まではけっこう交通量があります。そこからはだいぶクルマの数も減ります。
減りますが、まったく来ないわけではないのが厄介なところです。


ご覧のようにこのあたりから「かもだ岬温泉」の手書きの案内が励ましてくれる。
2本目のトンネルを過ぎたらあと少し
蒲生田トンネルを通ればあと少し。このトンネルのおかげで隣地区との所要時間が15分のところが3分にまで短縮したそう。効果絶大!

このトンネルが出来るまでの最後の道はかなり危険だったようなので、良かったです。
https://sudachikun.tokushima.jp/entry/2019/01/22/143729
トンネルを越えて少しした「あたらしや」の看板のところを左折
蒲生田トンネルを越えて少しするとこの場所に出ます。実際にはもっと存在感がある「あたらしや」という看板のところを左折。


曲がったあとはこんな景色になります。

突き当りを左
あと1分ほどです。ここからは画像たっぷりで。




聖地到着(蒲生田港)
さきほどの道を進む(下り坂)とパッと視界が開けてこの場所に。画像では広そうに見えますが、大きい車だと停めづらいかも。私はここに停めて、画像の奥の方に歩いていきました。

蒲生田港の様子
小さな可愛らしい港です。

「まんぷく」手りゅう弾などの岩場ロケ地、阿南市蒲生田、聖地巡礼地周辺のオススメスポット
ここの聖地巡礼はご覧頂いたように現地までの最後の道が狭かったり、現地自体が観光地化されてるわけではないし、実際に岩場まで行くのは危険が伴うため、あまりオススメしませんが、聖地以外の蒲生田の周辺スポットは超オススメします(笑)。
蒲生田岬灯台
「まんぷく」の岩場ロケ地だった蒲生田港からクルマで3~4分といったところでしょうか。本来、このあたりに来る方のお目当ての場所である「蒲生田岬灯台」です。
ご覧のように駐車場も整備されてますし、険しい階段がありますがきちんとした歩道もあります。頑張って灯台までいけば、素晴らしい太平洋や紀伊水道のロケーションを見る事が出来ますのでぜひ訪れてみてください。





かもだ岬温泉
温泉は蒲生田トンネル近くにあります。ここの周辺は道路も広く、設備もご覧のとおりしっかりとしていて、ここだけは別世界です。
併設の「かもだカフェ」があり、ここで「釜揚げしらす丼」をはじめ、海鮮料理を中心としたお食事が楽しめます。




イザリCafe
名前を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。
阿南から蒲生田へ向かう途中に分岐点があった地区にあるカフェです。

この日はイザリcafeまで回る時間がありませんでした。残念。検索すればレポートはたくさんあると思います。
讃岐うどん かまたまーる
これは検索すればいくらでも出てくるでしょう。国道55号沿いにある美味しいうどん屋さんです。

大菩薩峠
実はまだ中に入った事がない大菩薩峠。中は意外にお純喫茶風らしい。

見逃した「まんぷく」がネットでいつでも見れるサービスがあります
最後に動画配信サービスのオススメをさせてください。
この記事をココまでご覧になってくれた方は、熱心な「まんぷく」ファンの方だと思います。
そんな時に便利なサービスがあります。U-NEXTというネット動画配信サービスです。「まんぷく」はNHKのドラマですが、このU-NEXTならいつでもその時に放送済みの全話視聴が可能なんです。
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無料トライアル期間中に退会すれば費用は一切掛かりませんのでご安心ください。
つまり、見逃した「まんぷく」の回だけ視聴して退会…という事も可能です。ぜひお試しください。
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